【KAATSU CYCLE2 0】加圧サイクル2.0を紹介します【簡単に筋肉を増やす】

加圧トレーニング・HIIT

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アメリカのペンタゴンが認めたトレーニングデバイス「KAATSU CYCLE2.0(加圧サイクル2.0)」
加圧トレーニングを安心・安全に、これまでよりも手軽におこなえる画期的なデバイスです!有資格者から講習を受けることで、一般の方でもこの画期的デバイスを購入することができます。加圧トレーニング指導歴15年以上の実績があるみらいクリニックでも、一般購入セミナーを受け付けております(事前のお申し込みが必要です)。

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動画をご覧いただきありがとうございます。今日は加圧サイクル2.0を紹介したいと思います。

私は加圧トレーニングを2006年か2005年ごろからやってるんです。もう15年ぐらいやってる事になるんですね。統括指導者,
スペシャルインストラクターということで活動しております。

もちろん治療などにも使っているんですけど、加圧サイクル2.0というのは2019(修正)年に発売されまして非常に優れたデバイスです。これを今日はご紹介したいと思います。

加圧トレーニングって言うとなんだかムキムキのボディビルダーの人がするんじゃないのとか、アスリートがするんでしょう?とかって、ちょっと怖いみたいな思いを抱く方もいらっしゃるんですけれども、実はリハビリだとかフレイルの状態、ロコモの方にこそ加圧トレーニングだという風に私は考えています。

だからこそスライドにも書きました。

全米の退役軍人病院に導入ですよ。アメリカの膨れ上がる医療費をどうにか抑えたいということで、この加圧トレーニングに国防総省が目を付けまして、退役軍人病院にこの加圧サイクル2.0が取り入れられたというわけですね。

それからちょっと時間がかかって日本に入ってきて、今日私がご紹介させて頂きます。

ということでどんなものか早速行きましょう。

これですね(画像参照)。
ちっちゃいでしょう。
かなり小さいですよ。私の手ですけど、手のひらにすっぽり入るくらいです。タバコの箱のサイズぐらいかな。充電式なんですよ。 USB のType Cなのでこれ嬉しいですよね。マイクロとかではなくって Type C の 充電の端子なのでこれが嬉しいですね。

昔、加圧マスターミニっていうのがありまして、ちょっとでかい弁当箱ぐらいなんですけど、大きな声では言えませんがそれほど使える機械ではなかったです。それでも高かった。50万円か60万円ぐらいしたかな。みらいクリニックにもあるんですけど壊れちゃってもう今は使えません。これ(加圧サイクル2.0)もどうなのかなと思って、私もそれほど期待してなかったんですけれどもびっくりしますね。

ということで今から加圧を実際にやっていきましょう。ベルトも変わっております。

これが腕用です。

これが脚用です。

これまでの空圧式のベルトよりも随分と薄くなっています。今日は腕にしたいと思います。

まず装着します。これほんとうに簡単なんですよ。

そして巻いてこれで終わりです。

スイッチを押すと、KAATSU CYCLEという文字が出ます。

このプログラムモード。Gというのはグループです。プログラムモードにします。こうすると自然に加除圧、加圧されたり除圧さたりします。Pにしますね。今からHというボタンを押します。そうすると中のコンプレッサーが働いてきて、指定の圧まで自動的に上がっていくわけですね。

加圧をちょっとご紹介しましょう。左上が普通の状態、それから加圧する(右上)。加圧した時は動脈はちょっとだけ抵抗がある、静脈はぎゅっと抵抗をかけて、いわゆる溜めていく、プーリング(貯留)していくわけです。

左下が加圧が終わった後、除圧した後ですね。こういう風にかなり溜まっています。見えなかった血管が見えてくる。
右下は不適切な圧。動脈を縛りすぎて血流制限をしてしまっている状態ですね。

これ平常時、動脈も静脈ももちろん閉鎖されてませんね。

加圧すると、 静脈はぎゅっと縮む。動脈はそれほど圧をかけない。そうするとこちら側(動脈)でどんどんどんどん流れていく、溜まっていく。こちら(静脈)がストップしますから、ダムがせき止められてるようなものですから溜まっていくわけですね。この状態を体が運動してるという風に勘違いしちゃうわけです。

さあやっていきましょう。

L,M,H  LOWとMEDIUMとHIGHですけれども、このHIGHを押していきます。そうするとすぐに加圧が始まります。上がっていきます。上がっていってますね。私の腕も見ておいてくださいよ。

今330という圧までかかっています。普通にターニケットとかで締めると、当然血液は止まっちゃうわけですけれども、加圧の場合は血流は止まりません

この状態で少し運動すると、静脈がちょっと浮き上がっているのがお分かりになりますかね。こういう風に浮き上がってますよね。浮き上がってきます。

加圧していない左腕と比べると随分色が違うのもお分かりだと思います。左腕は普通の状態、右腕は加圧してる状態。

少し動かすと、こんどは0になりました。除圧された状態。今からまた加圧してきます。1回加圧して、除圧して、加圧して、除圧してという状態。結構きついですよ。ちっちゃいけどね。今330ですね。結構きついですよ。この状態で運動する。

 

静脈がかなり盛り上がってるのがわかりますね。左腕と比べると。すごい激しい運動してるのと同じなんですね。二頭筋もどんどん盛り上がっていきます。決して私はボディビルが好きだとか 筋トレ大好きってわけではありません。筋トレはむしろ嫌いなので加圧をします。何故か、筋肉絶対大事だから

この状態何かって言うとこれですよ。ゴースト血管なんですね。今まで使われてなかった血管がどんどんどんどん出るようになる。これがゴースト血管です。私の加圧ベルトを巻いたこの先はゴースト血管がどんどんギュギュギュっと開いてきている。そうすると例えば血管の内皮細胞が強くなったりとか、血管を新生するような VEGFと言われるようなホルモンが出ていく、あるいは筋肉からIGF 1(インスリン様の成長因子)と言われる筋肉を成長させるような因子がいっぱい出てくるわけです。

これをマイオカインと言いますけれども、このマイオカインがいっぱい出るという状態ですね。パルスのように加圧して除圧して加圧して除圧して、また音が鳴ってますけれども、加圧している。

結構きます。これで動かすごとに音ブーブーと言いますよね。これ何かといいますと、少し緩んだ状態だとさらに圧を加えるんですよ。なのでずっとこのコンプレッサーが効いてますから、従来のように一旦外すのではなくて、圧がかかり続けてるのでかなりきついんです。ちょっと緩まる、ちょっとでも隙間が出ると言うか、ちょっとでも圧が下がるとどんどん入れ込もうとするわけです。

また上がってきました。今が PHの5、プログラム・HIGH の5
番目ですね。370まで上がりました。370、普通だと私の血圧は120とか130ぐらいですから、完全に阻血するような状態なんですけど、加圧してるのでこれぐらいでも阻血はしません。

きついです。かなりきつい。この色の違い見てください。全然違いますね。結構きついんです。
この状態で運動する。今圧が抜けました。 除圧。


これがだめな状態です。これが血流制限、不適切な圧をかけた状態です。動脈も完全に止まってる状態。これは不適切圧の状態。

加圧の後はこういう風になる。 これがさっき言ったゴースト血管が開いたままになるわけですね。これを8回繰り返します。私も結構加圧やってたんです。今394の近くまで来ました、ちいちゃいのにどんどん圧が上がるんですよ。びっくりしますね。前の弁当箱みたいな加圧マスターミニの時は、腕さえ上がるのにすごく時間かかってましたけど、加圧サイクルの場合は脚でもすぐに上がってきます。今が400近い。結構きつい。これで運動する。重いものを持っていないのに重いものを持っているかのように、体が勘違いしちゃうわけですね。

ですから、関節をまず痛めませんね。リウマチのある方とか筋力の弱い方、ダンベルなんか持てないわけですから、筋肉がない方にこそ加圧がいいというのがお分かりだと思います。

この盛り上がり見てくださいよ。どこぞのなんかハリウッドのアクション俳優かってくらいの盛り上がりですよね。そんなふうにはなりたくないんですけど。この違い、これが加圧なんです。それで終わった後にこういう風にゴースト血管まで残って、そして血流も良くなる。

今ブザーが鳴りました。これで終わりですね。これが加圧サイクルの状態でした。本当に簡単。あとは外せばいいわけですね。もちろん今は右しかしませんでしたけど、左でも同じですね、脚でも同じです。

今度は左腕、巻いてスタートするとすぐに始まります。
結構充電池も持ちます。朝から何回かやったんですけど全然充電池減らないですね。全く減りません。さっきは左腕の血管が浮き出てこなかったですけど、今はかなり浮き出てきます。右腕の血管の盛り上がりはなくなりました。

加圧トレーニング、こうやるので通常のトレーニングですと高強度ですね、自分が持てる重さの最大の8割を使う。下が二の腕 三頭筋、上が二頭筋です。5% 15%、このアームカールのトレーニングすると。

通常のトレーニング、自分が持てる最大の50%でやるとほとんど増えないわけです。カールだけですから反対側の筋肉なんか増えるわけがない。

ところが加圧トレーニング見てください。低強度 自分が持てる重さの最大の50%でやったとしても、高強度よりも筋肉が増える。しかも反対側の何も関係ない筋肉まで増えていくわけです。これがすごいところですよね。ですから今この私の腕の色の違い。こちらが赤くなってきたのがお分かりだと思いますけれども、こうやって運動するだけで体がものすごく負荷がかかってると思ってる。だけど関節を痛めない。いつもいつもギュッとやると関節を痛めちゃうし、筋肉痛なども起こります。かなり激しい運動に感じてるんですけど、筋肉痛を起こさないというのが加圧トレーニングの1番良いところ

しかも今私ただ喋ってるだけでトレーニングになるわけですよ。こんなことありますか、普通ないですよ。生活全てが筋トレになるわけです。私もそこそこ忙しいですから、トレーニングに1日30分とか1時間とかかけてられません。またかけたくもありません。ということはこれで何か作業をしながら、それがトレーニングになる。これが今からの近未来のトレーニングだと思います。まさにアメリカの人が目をつけた。日本は遅い。でもこの加圧サイクルが買えるんじゃないかなと私は思っております。

みらいクリニックでも導入したこの加圧サイクル2.0。一般の方でもご購入いただけるようになりましたので、本当にこれから加圧トレーニングの普及に弾みがつくんじゃないかなと思います。是非この終わった後の爽快感、やってる最中のきつさ、味わっていただけると良いと思います。ちょっとうるさいので止めます。これも、例えばリウマチの診療の一つなんです。みらいクリニックはこのようにしてなるべく薬を使わない治療、そして日常生活 ADL を上げていく治療を行っております。ご覧いただきありがとうございました。よろしければチャンネル登録もお願いいたします。みらいクリニックの今井でした。加圧トレーニングの時も足指伸ばして、ゆびのばソックス履いていきましょう。

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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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