医師解説:加圧トレーニングはリハビリに最適

こんにちは、みらいクリニックの今井です。
足指のびてますか!?
今日もご覧いただきありがとうございます。

みらいクリニックでは様々な治療を提供しています。 その柱の一つにこれがあります。

加圧トレーニング。加圧トレーニングがあります。 ご存じの方もいらっしゃると思いますけれども、私も加圧トレーニングのインストラクターとなって15年ぐらいになりますね。

よく初めてお会いする方からですね、「体格いいですね」とか「運動よくなさってるんですか?」っていう風に聞かれるんですけれども、私は運動が大嫌いです。公言しております。運動は大嫌い、汗をかくこと大嫌い、なので効率よく筋肉をつける方法ってのを模索してるわけです。
(これは私の医師人生をかけた使命と思っています)

だって筋肉って絶対に必要ですから、好きとか嫌いとかという話ではなくって、筋肉は必要、だけど運動は嫌い、 筋肉は必要で運動が好きという方は当然筋肉を保つことが出来るわけですけれども、私みたいにズボラで運動嫌い、汗かくこと大嫌い、体を動かすこと嫌という人たちはどうやって筋肉をつければいいのかという話になってくるわけですよ。
嫌いだけど付き合わないといけない。そこで一番役に立つのがまず加圧トレーニングですね。

まず私が加圧トレーニングに出会ったのはですね、大腿骨頭壊死症というちょっと聞きなれない病気なんですね。

大腿骨はここ。太もも。高齢者が大腿骨を折る、この辺りの大腿骨頚部骨折というのをするときがあるんですけども、大腿骨の骨頭壊死。

骨頭とは、このはまっているところですね。
この表面が壊死をしてしまうわけです。そして崩れてきてしまって、そして手術、骨切り術とか、あるいは最終的には人工骨頭・人工関節になるわけですけれども、そういうふうな手術をすることがあるわけですね。

若い方がなってしまうと、何回か生きてる間に手術しないといけないので、できるだけ人工関節など入れないようにするという風にも言われています。

こうなった時に(手術などをせずに)加圧トレーニングで改善した人がいるっていうわけですよ。ちょっと信じられないですよね。筋肉っていうのは普通動かしたり負荷をかけないと太くなったり強くならないものが、加圧によって負荷をかけない。強い負荷はかけなくても良くなるというのは本当に衝撃でした。

もう一つは、例えば膝が痛いとか足が悪いとかっていう時に、病院に行ったとしても、運動して筋肉つけてくださいという風に言われる時があるんです。でも筋肉をつけることができるんであれば、病院のアドバイスは何も役に立たないわけです。痛いけれども筋肉をつけたい。動いた時に痛んでしまうから動けないわけですよね。

じゃあ動かなくても筋肉をつけるためにはどうすればいいか。例えば関節リウマチの方。関節が変形して動かすことさえも痛い。こういう方々が筋肉をつけるためにはどうすればいいのか。

あるいは多発性の筋炎の方。筋肉に対して自己抗体・自己免疫が発動して、筋肉が壊れていくという病気なんですけど、こういう方々も当然筋肉は必要なわけです。ひどい方になると階段が登れないとか。関節には全く問題ないんですよ。階段が登れないとか、フライパンを使って料理ができないとか、という風な状態になっていくわけです。

でもそういう方々でも 筋肉は絶対に必要です、絶対に。

例えば ALS 筋萎縮性側索硬化症。昔アイスバケツチャレンジというので有名になった病気がありますよね。筋肉だけがだめになっていく病気。意識とかははっきりとしてるのに、筋肉だけが悪くなっていく病気。何もすることができない。最終的には呼吸もすることができなくなってしまって、そして人工呼吸になってしまうという方がいらっしゃるわけですよね。本当にかわいそうな状態だと思います。

筋肉がなくなるということは、私たちが外界に対して、自分の外に対して何か意思を表したりとか、あるいはコミュニケーションを取ったりということができなくなるという状態なわけですから、これは非常に怖いわけですね。ですから筋肉を保ち続けるというのは、これ以上に大切なことはありません。

みらいクリニックの前の病院でも行ってましたので15年ぐらいになりますけれども、様々な病気の患者さん方を治療してきました。たとえば脳卒中の方。

普通のトレーニングジムでやる加圧トレーニングと何が違うのかというと、ヘルシーな方にする時にはそれなりのやり方があるわけですけれども、病気の方に対してやる時には、それなりにやっぱりやり方があるわけです。

そのノウハウを活用して、私は自分自身ももちろんトレーニングをやっています。 週にそうですね、やってトータルで30分ぐらいですかね。それでも今脂肪率が14%ぐらいでしょうか。特に食事をなにか制限しているわけではなくて、週に30分間それぐらい加圧するだけでもそれが保たれるんであればですね、こんなにお得なことはないかと思います。思いませんか?いかがですか?

毎日やっぱり30分ぐらい走らないといけないなとか、週末はまとめてジョグが好きだとか、毎日ベンチ上げるのが好きだ、という方いらっしゃいますけど、とてもじゃないけど私はそういうことができません。時間的な問題もありますけれども、走りに外に行って、足をくじいちゃったなんてことも嫌ですしね、交通事故にあって怪我しちゃったなんてことがあっても嫌なので、今すぐその場であっという間に最高の状態を手に入れることができるとなったら、やはり加圧以外にはないのではないでしょうか。そう思いながら患者さんにも提供しています。

これまで診てきた数もかなりになりますし、いろいろな加圧の本も書いてきたりしました。加圧トレーニングがこれからどんどんどんどん広まっていくと思います。加圧と言うとですね、何かこうムキムキの人がやるイメージがあるわけですけれども、そんなことは決してありません。

高齢の方、例えば80歳90歳の方でも安全にすることができます。そしてそういう方々は負荷をかけない、負荷をかけることが難しいわけですね。重いダンベルを持ったりすることができない。その辺をうろうろ歩くぐらいの筋力・運動で筋力アップができるのが加圧トレーニングのまさに醍醐味と言えると思います。

これからの高齢社会、絶対に加圧トレーニングが有用だというふうに思います。そして加圧の時には足指をしっかり伸ばして、良い筋肉の状態でトレーニングすることも大事だと思います。

だからこそいつもの「足指のびてますか!?」
みらいクリニックの今井でした。
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医師が解説する加圧トレーニング

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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