インフルワクチンの供給が少なくても大丈夫!小学校での息育授業

やっぱり小学校の授業は楽しい 今回は5年生

昨年度(28年度)あいうべ体操を導入してインフル感染を減少させた広田小へ行ってきました。

私が講演をさせていただく小学校は、独断と偏見で決めております。

広田小へ押しかける理由は、尊敬する福田泰三先生が赴任しているからです。

診療を終えてから向かいましたので、授業の始まりの14時には間に合わず福田泰三先生にその時間を埋めていただきました。

先に福田泰三先生が話して下さっていました。

インフル予防はワクチンだけじゃない

ところで今年2017は、インフルワクチンの供給が大変少ないためインフルエンザの蔓延が心配されるという話題が何回も報道されています。

これはインフルエンザ予防には、インフルエンザワクチンが必須だという大前提のものの話なのですが、インフルエンザ予防には「ワクチンしかない」というわけではもちろんありません

ワクチンがなければ、みんなインフルに感染して重篤な状態になってしまうと言うわけでもありません。

この恐れを抱かせるような報道の仕方は、インフルワクチンを持っているところへパニックのように人々を殺到させてしまう可能性があります。

新型インフルエンザの時も、散々怖がらせて脅したあげくに、ほとんど何も起こらなかったというまさに「大山鳴動して鼠一匹」という状態だったことを思いだして下さい。

インフル予防は、

  • 鼻呼吸
  • オーラルケア
  • 加湿
  • 手洗い

が基本ですよ。ワクチンを打たなかったからといってすぐさま感染するわけじゃありません。

また厚労省のサイトでは、ワクチンの有効率を表すときにわざわざ括弧を付けて

「相対的に」60%減少させた

と書いてあります。これも統計を知らない人からすると、ワクチンを打った60%の人には効果があるんだと間違って解釈してしまうことになります。

相対リスクより、絶対リスクを考えなきゃならないのを、相対リスクの方が数値が大きく表現できるので、わざわざ相対リスクで示しているのです。

絶対リスクで書いてしまうと、厚労省のサイトで挙げられた例だと18%の効果しか認められないと言うことになるので、注意喚起できないわけです。

「絶対的に」18%減少させた

と書いても「ふ~~~ん」となってしまう可能性が大きいですよね。だから相対リスクの減少で数字を大きく見せているのです。

これはよく統計調査の時に使われる方法です。ご注意下さい。

相対的に60%減少させたと言っても、100人の人がワクチンを打ったら60人の人に効果があるというわけではけっしてありませんぞ。実際の効果は20%を切りますよ。

60%だと5人のうち3人、20%(18%)だと5人のうち1人が感染を防げることになります。

もちろんインフルワクチンの場合は5人のうち1人です(あくまでも厚労省のサイト提示のケースの場合)。

広田小での息育授業

さて、話を広田小に戻します。広田小では、インフルワクチンを徹底的に接種したわけでもなく、あいうべ体操を取り入れることでインフルが減りました。

子ども達はみな一所懸命あいうべ体操をやっています。

福田泰三先生に代わってすぐに30分の授業を始めました。まずはその前々週に訪問した一戸町の奥中山小学校のお話しにしました。

一面の雪景色を見て子ども達もビックリ。

奥中山小学校での授業の様子を映しました。

五年生は、昨年度4年生の時に「あいうべ体操」の話を聞いており、教室でも実践しています。

なんと広田小、今年は昨年よりもずっとインフル感染が少なくて、感染者が出ても広がらずに収束すると先生方も仰っていました。

私が訪問した時点で7名の児童がかかったそうですが、近隣の学校では学級閉鎖もあったとのことで、かなり少ない数で推移しています。

まだまだ寒さはこれからですから、しっかり鼻呼吸、顔の保温ですね。だからあいうべ体操。

五年生に向けて。

授業は、あいうべ体操と言うより口呼吸チェック法を皆でやり合いました。

後ろには保護者も座っていましたから、子ども達と保護者でも口呼吸チェックしましたよ。

案外自分では「鼻呼吸」と思っていても、思いがけず口が開いてしまうものです。

その他日清の「カレーメシ」を題材に噛むこと、飲み込むことを話したのですが、あまりの盛り上がりに内容を忘れてしまいました・・・(^^ゞ

授業の最後は、みんなであいうべ体操を三回しよう!と提案したら

キラキラあいうべがいい

とみんなからのリクエストがあったので、キラキラあいうべを歌って終わりました。

しかし、体育館寒い・・・北国の奥中山小学校の方が暖房設備があり暖かい(^^)

子ども達の後は、保護者へ向けて。近隣の養教の先生も参加して下さいました。

保護者向けに30分

内容は、早い内からの鼻呼吸獲得の大切さについて。

上あごの形と鼻呼吸の関係。この○型の上あごをどのように作って行くのか。

そしてそれが鼻呼吸を獲得して、元気な体を作っていく源というお話し。

○△Vについて

そして子ども達の口から「富士山」を無くしていくこと。

富士山型の上唇は、口の機能がしっかりと育っていない証拠。

小学生で「富士山」持ちの児童は、口呼吸要注意!

てなことで、約1時間のお話しでしたが、福田泰三先生にも久しぶりに会うことが出来ました。

一昨年までは、南島原市(口之津小学校)へ行っていましたので、それから比べると本当に行くのが楽になりました(^^ゞ

佐世保の広田小も、南島原の口之津小のみんなもあいうべ体操で元気に登校!

子どもが元気なのは、家庭の幸せ、社会の幸せ。

※小学校、幼稚園・保育園の授業、講演は私の独断と偏見により決めております。ご依頼は受け付けておりません。ご了承下さい

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投稿者プロフィール

今井 一彰
今井 一彰みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長 1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局 2006年 みらいクリニック開業 内科・アレルギー科・リウマチ科 加圧トレーニングスペシャルインストラクター 息育、足育に精通 812-0013 福岡市博多区博多駅東1-13-31-6F プロフィールページへ amazon著者ページ

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