【KAATSU CYCLE2.0】加圧サイクル2.0一般購入セミナー開催中
アメリカのペンタゴンが認めたトレーニングデバイス「KAATSU CYCLE2.0(加圧サイクル2.0)」
加圧トレーニングを安心・安全に、これまでよりも手軽におこなえる画期的なデバイスです!有資格者から講習を受けることで、一般の方でもこの画期的デバイスを購入することができます。加圧トレーニング指導歴15年以上の実績があるみらいクリニックでも、一般購入セミナーを受け付けております(事前のお申し込みが必要です)。
こんにちは、みらいクリニックの今井です。
足指のびてますか?!
今回は、副腎疲労と慢性上咽頭炎。1回目にやりましたけど、今回は副腎疲労についてですね、もう一つ詳しくというか別の観点から見ていきたいというふうに思います。
ちょっとおさらい。HPA系。何度も出てきてるんでもうおわかりの方いらっしゃると思いますけど、HPA系。視床下部から下垂体そして副腎に至る、ストレスの時に働く経路ですね。
副腎から何が出てくるかって言うとコルチゾル(コルチゾール)。コルチゾルは血圧が上がったりとか、血糖が上がったりとか、免疫を下げたりとかっていう風な副作用があるんですけれども、それは分泌される期間が長くなっちゃった場合。
コルチゾルは一過性にはとっても有益。元気にしたりとか。なので患者さん方がステロイド(コルチゾル)が切れると元気がなくなるとかって言うんですけどまぁ当然ですよね。コルチゾルがなくなるわけですから。ステロイドがなくなるっていう事はですね、ストレスに対する耐性がなくなってしまったりとか、やる気が起きなくなってしまうわけですから、これはある意味その感覚というのは正解。出続けること自体が問題なんです。何か危機があった時にぴょーんと上がって下がっていくのがこれが正常です。ぴょーんと上がった時にだらだらだらだらとなっていくのが問題なわけです。
このHPA系と、前回は慢性上咽頭炎の話でした。慢性の上咽頭炎、上咽頭に炎症があるとそれがストレスとなって体を悪くしちゃうと。 これも上咽頭の炎症からHPA系が働いて、コルチゾルがダラダラ出ちゃう。
ですから、 コルチゾルが出続けてしまって副腎疲労になったとしても、副腎疲労はあくまでも結果。それを治療するのは別の手段ということになります。話としては副腎疲労ですよというのはわかりやすいですけれども、その原因を探すことが問題なんですね。
上咽頭炎の場合はこういう風に様々な問題が引き起こってくるわけですけれども、被るところもあるわけですね。被るというのは、副腎疲労と被るところがあるわけです。
ですから副腎疲労という風に呼ばれてなかなか治んないんですとか、ちょっと良くなったんだけど最後の一歩が、なんていう方が上咽頭の擦過治療・EATを受けると改善することがあるわけです。
今回はそれと別の視点から、これでございます。 これKAATSUと書いてありますね。これ昔の加圧ベルトなんですよ。今はウェルエイジングベルトっていいますけど、これは「筋力アップクン」って書いてありますね。これ昔のやつ。これ高かったんですよ。5万円ぐらいしました。上下で10万円ちょっとぐらいしたのかな。今はウェルエイジングベルトが上下で3万円ぐらいですから本当に安くなりました。
何でこれと副腎疲労が関係してるのかってことについてちょっとご説明しましょう。
この副腎疲労ですけど、コルチゾルが出続けること自体が問題だという風に言いましたね。コルチゾルが朝からこういう風に下がっていくのが、だらだらと出続けること自体で免疫抑制が起こったりとか血糖が上がっちゃったりとか、最終的には枯渇してしまって 、だるいとかきついとか鬱っぽいとかっていう症状になってしまう。
こういうこと聞いたことないですか。鬱には運動がいいということなんです。抗うつ薬よりも運動の方がうつ病にはずっといいんです。抗うつ薬は効く時もあるんですけど、やめちゃうと悪くなっちゃいます。ところが運動の場合はその効果が持続します。ですから抗うつ薬を飲むよりは鬱に対しては運動の方がいい。でも運動ができないからこそ鬱なわけです。その時にどうするか。
これですよ。加圧ですよ。加圧してぎゅっとする。これ上肢ですね。そうすると私の腕今加圧されてるわけですけど、これで運動する。運動ってどういうことかと言うとですね、動くというのも当然 HPA系が働くわけですよ。普通の状態から変わるわけですから、HPA系が働くわけです。そうするとコルチゾルがどんと出るわけです。血圧が上がります。血糖も上げようとしていきます。この後で私も運動していないようですけど、この辺はパンパンになってきて、運動してる感じになってくるわけです。これが加圧トレーニングの面白いところで、脳がMisunderstanding、誤解しちゃうわけですよ。
運動してる状態、何もしないんだけど運動してる状態。血圧も上がっていきますし、脈拍数も増えていきます。こうするとコルチゾルがどんと増えます。
そこからやめます。加圧やめます。運動やめた状態になります。そうすると血圧も脈拍もすとんと下がっていくわけです。同じように今まではストレスになってたものがすとんと下がっていくわけです。HPA系が下がっていくわけです。そうするとコルチゾルが下がっていくわけです。
これを繰り返していくとですね、 コルチゾルがたとえば高止まりしている、あるいは何かの拍子にびょーんと高くなってしまって、それから不安がつのってしまっているなんていうときに、この反応は運動と同じなんです。ですから運動した、そしてその後ストンと下がる。精神としては安定していくわけですね。血圧・脈拍が安定すると同時にコルチゾルも下がっていきます。
面白いのがもう一度そういうストレスがあった時に、ボーンと画面を振り切れるほど上がるんではなくって、それほど上がらずにまた下がっていいくわけです。コルチゾルのベースラインが下がっていくことが分かっています。
運動すると一時的にコルチゾルが上がる、そして下がる。同じような反応がストレスでも起こります。ストレスが起こるとコルチゾルが上がる、それからストレスが終わると下がっていくんですけれども、なかなか不安とかあると下がり切らずにだらだらだらだらとなってしまう。これを運動と同じで考えるとギュッと上げて下がっていく。ストレス、ギューッと振り切って下がっていく。運動で上がっていく。同じ動きです。運動で上がって下がっていく。上がっていって下がっていく。
コルチゾルのベースラインが下がっていく。 ちょっとしたことでは上がりにくくなる。これがストレス耐性になっていくわけです。
ですから心を鍛えるというのはですね、身体を鍛えるというのと全く同義語、というよりも心を鍛えるためには、身体を鍛えるしかないわけです。
ですから、副腎疲労の場合も、加圧トレーニングなんかものすごく有効なわけです。それはなぜかというと、このコルチゾルに対する耐性を高めていったり、あるいはベースのコルチゾルのラインを低めていくことができるからなんですね。
ぜひとも鬱だとかですね、やる気が出ないという方は、むしろそれだからこそ運動する。運動することができない方はこういう加圧トレーニングを取り入れてみる。動く必要ないわけですから。ただ単に加圧ベルト巻いて、ちょっとでも運動したら、これだけで運動になっていくわけですから。
加圧トレーニングを取り入れてみる。あるいはそれさえもできない人は、あいうべの体操。これも運動なわけです。顔があったまっていく。このこともHPA系を動かす。だって普通の状態とは違う状態になっていくわけですから、血流があったまっていく。動かすということは脳の中でもベロとかですね指先というのは、運動野・感覚野と言いますけれど、ちいちゃな小人見たことありますかね。
ホムンクルスといいますけど。指先だけがでかくて、ベロと唇があーんとなっている人がいますけど、ああいうのを見ても、指先を動かしていく、あるいはベロを動かしていくというのは、脳にとっても大きな刺激になっていくわけですね。
ですから、副腎疲労と言われて、お食事してなかなか良くならないという方、まず一つは上咽頭の治療するということで、もう一つはやっぱり運動です。運動によってストレス耐性を高めていく。コルチゾルの分泌を減らしていくっていうことはすごく大切ですね。
健康のとどのつまりは面白くないけれども動くこと。そして適切な睡眠しかございません。それをいかに楽にするのかということ。運動するの私も大嫌いなんですけど、加圧であれば数分間で運動したことになってしまいますから、ご飯を食べた後の脂肪帳消しなんて宣伝が時々あります。そんなことはできないんですけれども、加圧の場合は運動不足を加圧で帳消しにすることができます。
あるいは最近話題のHIIT(ヒット)ですね。高強度インターバルトレーニングでも良いです。 加圧とHIITを組み合わせることができるとさらに効率よく運動することができます.
そしてそのこと自体が心を強くして副腎疲労をなくしていきます。副腎疲労はあくまでも結果。原因ではありません。その治療していくのがお食事・睡眠だけではなくてたくさんの治療法があります。ですから副腎疲労って言われたとかという方ももちろんそうですけれども、鬱、やる気が出ない、パニック、なんていう方も、運動してみることはとても大切だというふうに思っています。
2回シリーズで今回はお届けしてみました。いかがだったでしょうか。HPA系覚えましたか。 HPA系、ぜひとも覚えてもらって、ご自分の中のコルチゾルをどうやってコントロールしていこうかということをちょっと考えてもらうと、もっともっとあなたの生活が元気になっていくんじゃないかというふうに思います。
視聴ありがとうございました。チャンネル登録の方もよろしくお願いいたします。足指のびてますか?! 今日の話とは関係ありませんが、足指を伸ばすことも大切ですよ。 それではまた。
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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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