足指を伸ばすと浮腫、姿勢の改善に
福岡の放送局KBC「アサデス」でゆびのば体操を披露しました。
体の不調改善は足指から!というコーナーです。
実際に患者さんとゆびのば体操をやっている風景から。
撮影は土曜日だったのですが、受診してくださっていたSさんにお願いしました。
引き受けてくださりありがとうございます。この後でどんなことが待っているかこの時Sさんは知るよしもありませんでした。
ところで担当ディレクターさんは足指の大切さについて結構勉強してくれていて、話もよくまとまっていました。
私の紹介もしていただきましたよ(^^)
ちょうどハワイ講演の前だったから大げさな表現に笑
これは札幌の医療面接セミナーの時の写真ですね。
なぜ足指を伸ばすと体に良いのか
どうして足指を伸ばす、広げると身体に良いのか。ちょっと不思議ですよね。
足の冷えや浮腫なら分かりますが、全身にはそれほど影響もないような、、、
土台を安定させる働きがある
一つは地面に対して接地面積が広がることが上げられます。
土台が広がっていた方が建物は安定しますよね。
体も同じです。足は体の土台。しっかりと指が広がって、三つのアーチを作ることが出来ていればきちんと立つことが出来ます。
左右二対のアーチで支えられている私たちの体は、どちらか一方の足だけでも立つことが出来ます。足のアーチのないお猿さんには片足立ちは難しい芸当です。
足の三つのアーチはカメラの三脚と同じです。三脚の幅が狭ければ不安定になりますね。それが広がると安定するわけです。
三脚が悪いとカメラもぶれてしまって焦点が定まりません。体も同じで、焦点がぶれると言うことは、目の疲れ・眼精疲労を引き起こしてしまう可能性もあるわけですね。
足指を伸ばして広げることは体全体に影響を与えます。
足指を伸ばすと力持ちになる?
さて、足指伸ばすとどんな効果が、、、、
先ほどのSさんに登場していただきます。
まだこの時点ではSさんは自分にどういうことが起こるか分かっていません。
とりあえず前を向いて踏ん張ってくださいと伝えられただけです。
Sさんは長年腰痛で苦しんで、お孫さんのお守りでさらに悪化させてしまいました。
孫の世話が出来ないと言うもつらい悩みです。
いろんな病院を受診しましたが、この腰痛だけは改善しませんでした。
そのSさんに70kgの男性を抱えることが出来るのか。
見守る三好レポーターも心配そうです。
はっ!!
乗ることが出来ました。しかもかなり安定しています。
この状態に三好レポーターも口をあんぐり。
Sさん、自分の身に何が起こっているかまだこのときにも分かっていません。
信じられませんよね。自分が自分より思い男性を抱えているなんて。
足指を伸ばすだけで(ゆびのば体操)こんなに体が変わるんですね。
ゆびのば体操で握力も増える
ディレクターさんから、何か数値でわかるものないですかね、と聞かれたので
といったら
「え~~~~っ」と驚かれました。
私たちは、ゆびのばソックスでデータを出していましたから、足指を伸ばすと握力が増えることは当たり前の事として知っています。
でもディレクターさんが驚かれるのも仕方ありませんね。何も繋がりが無いですもの、足指と握力。
頭文字が「あ」で同じというくらいですね。
ということで三好レポーターの握力を測定しました。
するとやはりゆびのば体操をすると握力が増えます。
生徒諸君これから体力測定の前には必ずゆびのば体操ですぞ!
(でもみんなには内緒に)
後日談
さてSさんが受診してくださった時に取材のお礼と反響を聞いてみました。
放映後には、携帯と家の電話が鳴り止まなかったとのこと。
それくらい反響があったらしいです。
そしてそれまでのSさんのひどい状態を知っていた人たちが
あんなに元気になっているなんて信じられない
とか
腰痛で苦しんでいたのが嘘みたいに力持ちになっていた
と驚かれていたようです。
Sさんからも「歩けるようになってとても嬉しい、しかも薬もなくこんなに元気になれるなんて」と喜びの言葉をいただきました。
私たちからすると普通の診療なのですが、やっぱり人が元気になるって嬉しいですね。
Sさんが受診されて約半年。その間にとてもお元気になられました。
足下には「ゆびのばソックス」を履いておられます。
Sさんのようにもっと元気になっていきたいという方は、ぜひ「フレイル外来」を受診してみてください。
スタッフ一同一所懸命あなたの元気のために取り組みます。
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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