なるほど「呼吸学」 発刊!

小学生の学習に最適 なるほど呼吸学

少年写真新聞社から「あいうべ体操で息育 なるほど呼吸学」が発売になりました。

子ども達に呼吸の大切さを知ってもらうために、というコンセプトのもと発行が決定してから二年。

こうやって形になりました。

本文は私が子ども達に講演を行うスタイルを踏襲しています。

呼吸に関する教材というと、これがほとんどないんです。

口、歯以外のこの様な本は、耳や目といった口以外の臓器を含めてほとんどありません。

不思議ですね、同じ身体のことなのに。これからはこの「なるほど呼吸学」で呼吸について学んでもらえると嬉しいです。

紙面はイラストを多用し、余白が多く読みやすくなっています。

私が先生役になり、子ども達の疑問を解決していくスタイルで話が進んでいきます。

身近な体験を通して、口呼吸や鼻呼吸についても学べるようになっています。

例えば、寒い日に口から息を吐き出すのと、鼻から息を吐き出すのとどちらが息が白くなるだろう、という問題。

答えは、口からの方。では、どうして口からのほうが息が白くなるんだろう??

そんな身近な疑問から口呼吸、鼻呼吸を学べます。

Q&A方式でお話しが進んでいきます

あいうべ体操ももちろん収録

出版元の少年写真新聞社というと中学保健ニュースにあいうべ体操、口呼吸が載った時に紹介しましたね。

今回もしっかりとあいうべ体操が載っていますよ。そして、あいうべ体操をした後の体温変化も、口の体操として有名な「パタカラ体操」との違いをビジュアルでわかりやすく表現しています。

あいうべ体操ももちろん載っています

とにかく、いまの子ども達は筋力不足、運動不足。

体全身の筋力が低下していますね。しっかりと立つことも難しかったり、口を閉じることさえもきつがったり。

まずちょっとした体操、運動から体を動かしていった方が続けやすい。取り組みやすい。

その最初の一歩として、あいうべ体操は最適だと思っています。

子ども達が、向かい合ってあいうべ~とやる姿は本当に微笑ましいものです。

みんな笑顔になって行きます。

ときどきヨダレがだらっと・・・そしてさらに笑顔に(^^)

口を閉じるためのいろんな方法も掲載

あいうべ体操だけが口を閉じるために必要なんじゃ無くて、口を閉じる筋肉は日常生活のいろいろな動作、遊びからでも鍛えられるんですね。

誰もがちいさい時にしていたことかも知れませんが、現代っ子はする機会がありません。

風船を膨らましたり、風車を回したり、鼻をひくひくさせたりなんて遊び。

口笛吹けない子ども達もた~~~くさんいますよ。女子は口笛吹けなくても、男子は吹ける方が良いかもしれませんね。

いろいろな遊びが「口呼吸予防」になります。

タイトルを「なるほど呼吸学」にしたのは?

ところでこの書籍は「なるほど呼吸学」というタイトルです。

皆さん、呼吸というと体のどこを思い浮かべるでしょうか。

咳が止まらない、息苦しさを感じたらどこの科を受診するでしょうか。

「呼吸器科」と答える人が多いでしょうね。

でもこの呼吸器科で扱っているのは、主に「肺」です。

人体の呼吸器というのは、鼻から肺胞までのことです。

呼吸器学会はrespiratory societyといいますが、respiratoryとは呼吸のことです。

ところが呼吸器の入り口は耳鼻咽喉科、その奥の方は呼吸器科の範囲です。

それらを両方診る診療科が無いのです。

これは正に、消化器でも同じことが言えます。

消化器の入り口は、口で歯科医師の範囲。それから先は、食道とか胃、これは消化器科の範囲。

消化器に至っては、取り扱いの免許も違っています。

今回の本で扱っているのは、呼吸器全般です。鼻も肺のことにも言及しています。

そして、呼吸という生きるためには絶対に必要な、欠かすことの出来ない作業に注目してもらいたかったので「呼吸学」というタイトルにしました。

呼吸器学となると、肺や気管支について学ぶイメージが強くなってしまいますから。

この様な場面で活用して下さい

この書籍は、以下のような場面で活用していただけるとありがたいです。

自主学習教材にぴったり

子ども達への息育説明

 

先日神奈川に住む小学校五年生の女の子からこんな素敵なプレゼントをもらいましたよ。

自分で「口呼吸」のことについて勉強してまとめた、夏休みの自由研究。

その名も「命に関わる口呼吸」

命に関わる口呼吸 表紙

口呼吸になる理由などが、イラストで詳しく書いてあります。

カラーのイラスト、上手いですね!

自分が病気になりそうになったのを切っ掛けに、どうやったら元気を取り戻せるのか、口呼吸を治すためにはどのようなことに取り組めば良いのかを、実に細かく書いてあります。

このまま本にしてもいいくらい(^^)

これまでは口呼吸、鼻呼吸に関する子ども向けの書籍は私が記した「呼吸にまつわるふか~~い話」(不知火書房)くらいしかありませんでしたから、今回の本を通して、全国の小学生が、より身近に呼吸について考えてくれるようになったと自負しています。

あいうべ体操で息育 なるほど呼吸学」ぜひ書店でお求め下さい。

 

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投稿者プロフィール

今井 一彰
今井 一彰みらいクリニック院長

内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長

1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局

2006年 みらいクリニック(JR博多駅すぐ)開業

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