日光歯科医師会で息育・足育

あいうべ(息育) ゆびのば(足育) セミナー・研修会 講演活動

二つのソクイクで元気生活

会場の鬼怒川パークホテル

2017年4月16日(日)鬼怒川パークホテルにて「ふたつのソクイクで元気生活」というタイトルで5時間のセミナーをさせていただきました。

普通講演会というと、2時間程度なのですが、5時間ともなると時間もたっぷりあり十分にお伝えすることが出来るのがありがたいです。

日光歯科医師会の鈴木郁男先生のご尽力のお陰です。

当日は70名を超える参加者に集まっていただき、「この会始まって以来の集まりです」と喜んでいただけました。

そう言っていただけるとホッとします(^^)

以前講演に呼んでいただいた「栃木県女性歯科医師の会」の先生方にもお運びいただきましたし、歯科医師会の集まりなのに養護教諭の先生方がたくさん集まっていただけたことが驚きでした。

あいうべ体操と口呼吸について

鬼怒川周辺はちょうど桜が満開でした。

あいうべ体操は、舌位置をただして体に有害な口呼吸を鼻呼吸へと改善していく口の体操です。

しっかりと舌筋、咀嚼筋、表情筋を動かし、それらの筋肉を鍛えることにより元気になっていこうというもの。

とくに学校関係者の方々へは、インフルエンザ予防としての認知が広まってきました。

最近の話題なども交えながらたっぷりと二時間お話しをさせていただきました。

息育とは、

口腔筋を鍛え舌を正常な位置に保持し正しい鼻呼吸で生活することにより健康な日常を過ごせるようにする

ことです。大人も子どもも口呼吸状態が増えています。

軟らか食など色々な理由が考えられますが、あいうべ体操で舌を鍛えてきちんと閉じることの出来る口を作ることは健康生活のために必須だと考えます。

ゆびのば体操と姿勢について

お互いにゆびのば体操後の体の変化を実感

午後からは足育です。

特に「ゆびのば体操」についてです。

口は開いている、姿勢も悪いなんて子ども達がたくさんいます。

転倒して鼻や歯をケガする子どもの年齢も上昇しています(つまり小学校高学年にもふえてきているということ)。

それを正していこうというのがゆびのば体操です。

なんと今回は「ゆびのばソックス」を参加者お一人ずつにお配りして、ゆびのば体操とゆびのばソックスの合わせ技を実感していただきました。

最前列で参加なさっていた男性歯科医師にゆびのば体操をすると

えっ、これでいいんですか

と言うくらいの力でもきちんと体のバランスがとれるようになります。

そしてさらにゆびのばソックスをはくと、、、、

楽々私を持ち上げることが出来るほどになります。

筋肉を鍛えることも大切ですが、筋肉をどのように使うのかも同じように大切なのですね。

会場の風景

休み時間には、息育、足育についてたくさんの質問が出ました。

歯科医師会主催のセミナーにもかかわらず養護教諭の先生方も参加され、熱心に聞いて下さいました。

外反母趾の形が戻った!

外に大きく向いていた母趾がまっすぐに

ゆびのば体操をして、ゆびのばソックスをはいて、「どれどれ皆さん足に変化があるかなあ」と会場をうろうろしているとある男性歯科医師が

先生
外反母趾が良くなりましたよ

と驚いて嬉しそうに仰いました。

確かに、裸足の状態であれば外反母趾だったのですが、ゆびのば体操・ソックスでそれもわからないほどに改善しています。

写真を取らせていただきました(写真は懇親会場でのもの)。

いつもは口の中をじっくり見ている歯医者さん達も、自分の体を支えてくれている足指の変形に気がつき、体の土台を変えていくことの大切さを実感していただけたようでした。

どのような講演・セミナーの形でもご要望にお応えします

毎週のように各地で講演、セミナーをさせていただいております。

本当にありがとうございます。

今回の日光歯科医師会様の様に、時間を長くとって色々な話題で講演をすることも出来ます。

せっかく訪問させていただくのですから、色々な話題を提供させていただけると本当にありがたいです。

お気軽にご用命下さい。

日光歯科医師会の会員の先生方、お運び下さった皆様本当に有り難うございました。

長丁場の聴講お疲れ様でした!

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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