みらいクリニックの今井です。動画をご覧いただきありがとうございます!
今日はマスクをしながらの登場です。
足指とベロのびてますか?
これだけだとベロが伸びてることがちょっとわからないですよね。マスク生活慣れてきた方いらっしゃると思いますけれども、マスクをするとですね、どうしても息苦しくなってしまって口呼吸が多くなってしまう。口で息をしてします。これおそらくですね皆様多くの方が実感しておられるんじゃないかなと思います。
子どもさんなんか見ているとですね、このまま口呼吸の癖がついていっちゃうんじゃないかな、なんていう危惧を私もしております。
今日はマスクをしながらできるベロトレをやっていきたいと思います。患者さん方にお話する時も結構やりにくいんですけれども、マスクしててもやはり口のオーラルケアをきちんと保っていくことは大切ですのでそれをお伝えしていきたいと思います 。
これは「ベロトレ」という2019年にかんき出版から出した書籍になりますけれども、この中にも書いてある内容についてお伝えすると同時に、このブートキャンプについてもお伝えしてきますよ。
マスク必須の時代だからこそベロを鍛えなければいけないということをお伝えしましょう。
目次
マスク装着時の皆が忘れがちな注意点
先程も言いましたが、マスクをすると口呼吸のリスクが高まってしまうんですね。一つは喋らなくなっちゃうというのもありますし、息苦しくなってしまうので口で息をした方が楽ですから、そのまま口呼吸、口が開いてしまうということになってしまいます。
そうすると、喋らなかったり、口を使わなかったりすると舌(ぜつ)ベロが衰えてしまうわけです。これが口呼吸のリスクになってしまうわけですね。
あいうべ体操の弱点は?だからマスクをしながらベロトレ
あいうべ体操をやってくださってる方多いと思うんですけれども、ありがとうございます。口呼吸を鼻呼吸になおしていく体操ですが、マスクをしてると出来ないですね。
「あ」・「い」・「う」 ぐらいはできますけれども、「べ」が難しい。この「べ」をどうするかということを今日は皆様と一緒に解決していきたいと思います。
マスクをしながらベロトレです。どうやるのかっていうことですね。お話しましょうね。
これがベロのブートキャンプ!だ。
今日は2種類のベロトレを紹介しますよ。1種類は「ベロ回し」2つ目は「ベロワイパー」ですね。これ結構きついんですよ。ベロ回しはご存知の方いらっしゃると思いますが、実際にどうやっていくのかちょっとやっていきましょうね。
ベロ回しは、こういうふうに ベロをぐるぐると回すだけですから。お口の中で歯と唇の間にベロを入れてぐるぐると回すだけ。右回し、左回し。
ベロワイパーは口を閉じて、ベロを上あごに沿ってそらして柔らかいところ、軟口蓋といいますけど、のどちんこの近くぐらいまで来た時に横にワイパーを動かすようにベロを左右に振るわけです。
分かりますかね、ここ(のど)が膨れてるのが分かると思いますが、こういうふうにベロの根元まで鍛えることができます。ベロ、舌(ぜつ)はいろいろな動きをすることができますので、あいうべ体操の「べ」という動きももちろん大切なんですが、いろんな方向に動かしたらもっとベロを鍛えることが出来るわけですね。
ということでマスクをしたままやってみましょう。
いきますよ。左右に20回ずつやっていきます。
【実演】
これで20回。10回目あたりから結構辛くなってきた方いらっしゃるんじゃないかなと思いすけれども、そのまま間髪を入れず反対側にいきます。
【実演】
これで左右で20回ずつやりましたね。私は朝起きた時に必ず20回20回やるんですけども、結構最初はきついです。ベロ回しを何回かやれっていうふうな書籍もたくさんあるんですよね。例えば 坂本 紗有見先生の「殺菌ベロ回し」こういう本あもりますね。
もちろん「舌トレ」なんかもあるわけですけれど、連続してやるのがとても大切です。ちょっときついかなというぐらいまでやった方がいいですね。
そして次、ワイパーです。左右に往復10回いきましょうグーッとそらしていきますよ。そらしていって往復10回です。これも慣れるまでが結構大変です。慣れたら10回を20回・30回という風に増やしていただいても全く構いません。もちろんマスクをしてない状態でやっていただいても構いません。これだと口がまったく開かずに鼻呼吸のままでできますから、ベロ回しはちょっと難しいんですけどベロワイパーの方は、人に隠れてやることができます。
マスク必須時代のオーラルトレーニング
こういうマスク必須の時代だからこそ、衰えがちな口をさらに強化していきたいと思います。これでベロブートキャンプが完了です。マスクをした時も口を閉じて鼻呼吸でコロナ対策をお願いいたします。
鼻呼吸だったら何でも病気が治るわけではないんですけれども、もちろん少しでもリスクを少なくするために鼻で呼吸すること、人類をこれまで風邪から守ってきた最初の砦は鼻ですから、鼻を十分に活用することが大切です。
皆様がずっとずっとお元気でありますように。そして皆様の周りの方々も元気でありますように、唾液を出してベロを回して鼻呼吸で元気生活やっていきましょう。ご視聴ありがとうございました。よろしければチャンネル登録お願いいたします 。
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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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