足指と生活習慣病、なんだか結びつきませんよね。
生活習慣病といえば、メタボ、高血圧、糖尿病、肥満、高脂血症などですね。
(もちろん生活習慣だけではなく、遺伝的な問題もありますがここではおいておきます)
ちょっとした生活習慣ですが、長年にわたることによって体に悪影響をおよぼしてしまいます。
ちょっとした体重の増加が肥満を引き起こす、肥満が睡眠時無呼吸症候群を引き起こす、睡眠時無呼吸症候群によって高血圧、仕事の集中力低下を引き起こす。
まさにドミノ状態に体が悪くなっていきます。
一つの問題がバタバタと他にまで悪影響をおよぼすんです。
靴が足指を変形させていく
靴を購入したときに「足になじんできますよ」といわれたことがありませんか?
実はこれ、「足が靴の形に変形していきます」ということなんです。
歯科矯正の時の時に歯にかかる力ってどのくらいかご存知でしょうか。
なんと数gから大きくても十数gなんです。数gといえば、十円玉の重さが4.5gですから、せいぜい十円玉2、3枚の重さで歯並びが変わっていくんですね。
あんな硬い歯でもジワジワと動いていくんですから、しかもとても小さな力で。
ところで、硬いものを噛むときには数十kGの力が加わっているということも聞いたことがないでしょうか。なのにそれで歯並びが急に変わったなんて話は聞いたことがありませんね。
体は強い急激な力にはある程度耐えることができますが、弱くても持続的な力には耐えることができずに変化を受けてしまいます。
アルコールで置き換えて考えてみましょう。
二日酔いになるほどたくさんアルコールを飲んでも数日もすれば元通りになります。これが二日酔いにならないまでも、毎日毎日少量のアルコールを飲み続けるとアルコール性肝炎やアルコール依存症になりかねません。
急激な変化と緩やかな変化
緩やかな変化に体は弱いんです。足指も同じです。
立ったり座ったり、跳んだりはねたりしても変形することはありませんが、弱くてもじっくりしっかりとした力が加わると、”知らず知らずのうちに”変形していっています。
これが「足が靴になじむ」という状態です。そう捉えると怖いですね。
もちろん、靴による”巨大な力”だけでなく、靴下やストッキングといった弱くて持続的な力によっても足指が変形していきます。
ほとんど人が抱えている「内反小趾」、これは子どもでも数多く見られます。小さい内から靴下をはく習慣、タイツなどで足指をくるんで使わせない習慣がこれを生んでいると言えます。
内反小趾から外反母趾、浮き指、かがみ指が発生し、それが膝痛、腰痛、猫背、巻肩、肩こり、頭痛に広がっていく。まさに生活習慣病のドミノ倒しの状態と同じです。
まずは体の土台である足指をきちんと伸ばせる環境作りを目指します。
そして生活習慣を見直して、一生歩ける体作りをしていきたいものです。
その秘訣が書いてあるのが…
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