夏の冷えに負けるな!乾姜紅茶
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カンキョウ 乾姜 ツムラ
夏だから「暑い~~」と言う人もいれば、「冷えるから夏は嫌い」という人もいます。
特に冷え性の女性は、薄着にクーラー風に当たると、一気に冷えてしまって体調を崩しがちという人もいますね。
だから「夏の方が冬よりも冷える」という不思議なことが起こってしまいます。
この夏冷えに対する対策を紹介します。
生姜を低体温、冷えの対策に使っている人は多いと思います。
チューブ入りのひね生姜なら保存も楽ですし、すり下ろす手間も省けます。
この生姜紅茶、みらクリではより効果の高い「乾姜紅茶」をお勧めしています。
乾姜とは、むして熱を加えた生姜を干したもの
ただ単に干したものは「生姜(ショウキョウ)」と呼び、その薬効は区別されます。
乾燥生姜は、ショウキョウのことですから、乾姜(カンキョウ)とは違いますので要注意。
乾姜:生姜の皮を除き、蒸してから干したもの、熱・辛
生姜:生姜を陰干ししたもの、消化機能を整える働き 温・辛
乾姜は、より温める作用が強く、水の滞りを正す作用があります。
蒸すという行程が加わっていますから、乾姜の方が熱を与える効果は多いんです。
みらいクリニックでは煎じ薬用の生薬を「乾姜紅茶」用の生姜として販売しています。
これは薬なので医療機関か漢方薬局でしか手に入れることが出来ませんが、安いですし、保存も楽、そして効果も高いときてます。
さぁ乾姜紅茶の作り方です
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茶こしを用意します
患者さん方にも好評です。
このみらクリ流乾姜紅茶を紹介します。
作り方は至って簡単です。
乾姜少々+ティーバッグ
これだけです。
今回は写真をずらずら並べます。
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笑顔で用意すると効果倍増です
フレイル外来の助供が被写体です。
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真剣に乾姜を投入します
乾姜はタッパーに入れて冷蔵庫に保管しておけば大丈夫。
投入する量はお好みで。
私は、暑がりで生姜苦手なので、乾姜の量が多いと舌がピリピリとなります。
冷えが強い人は、乾姜の量を多めにしてもいいでしょう。
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お湯を注ぎます。
適量です。火傷注意。
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上から見た写真
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ティーバッグを投入します。
ここでティーバッグを投入。ティーバッグは何でもいいです。
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しばし待つ
蓋をしてエキスが出るのを待つ。
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こんな色になったら出来上がり
これで出来上がりです。
乾姜を煎じてからの方が効果が高いのですが、時間と手間を考えればこれで充分です。
これで数回使えますし、残った乾姜は料理に使ってもOkです。
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見た目にも温かそうです
職場が冷える、交通機関の長時間の移動で冷えたなんて時も活躍します。
サーモスに入れて持ち歩くのも良いですね。
ぜひ試してみて下さい。
乾姜は、生薬を扱っている薬局でも購入できますよ。
夏冷え、エアコン冷え対策に乾姜紅茶いいですよ!
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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