【サンダル】「もうダメかと思った…」歩けないほど辛かった腰痛の原因は?【要注意】

5月になると腰痛が増えます。

その原因としては、「サンダル」「スリッパ」のような履き物にあると考えています。

毎年この時期から腰痛や膝痛が増えますので、注意喚起の意味も込めてブログを書いてみます。

 

去年の末から腰の痛みが改善してきたYさん。

最近ではとてもアクティブに活動なさっていらっしゃいます。

でも、庭仕事を頑張った後から歩けないほどの腰痛に悩まされることになります。

それはカラダの問題?

それとも道具の問題?

多くの場合、道具によって傷んでしまっています。

あなたとあなたの周りの大切な人のカラダを守るため、ぜひ最後までお付き合いください。

あなたの靴、大丈夫ですか?

これからの季節は要注意!

福岡は少しずつ暖かい日が増えてきております。

残念ながら…暖かい季節になると、膝痛や腰痛での受診が増える傾向があります。

理由は「サンダル」などを履く機会が増えるから。

過去にもブログを書いておりますので、そちらにも目を通していただけますと幸いです。

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「もうダメかと思った…」Yさんの腰痛

去年の8月に腰痛で受診されていらっしゃるYさん。

昨年末から10000歩以上歩いても腰痛が出なくなり、動くことに自信が出てきたと仰っていらっしゃいました。

そんなYさん、今回はチョット暗い表情でご来院されました。

石田
Yさん、チョット元気がないように見えますけど…どうなさいましたか?
Yさん
いえ…やっぱり、もう歳だし。ちょっと庭仕事をすると酷い腰痛が出ちゃうのよね。もうダメね…。
石田
これまで出来ていたことが急にできなくなると、確かに不安になりますよね。
Yさん
庭仕事以外はいつもと変わらない生活をしていたし、無理はしていないんだけど…

とのことでした。

会話の中でもお伝えしたのですが、今まで出来ていたことが急にできなくなると怖いし、不安だし、ガッカリしてしまいますよね。

とくにYさんの場合、少しずつ自信を取り戻してきた矢先の出来事だったので、余計にそう感じてしまったのだと思います。

確かにダメな部分はありました。

でも、それはYさんのカラダの問題ではなくて、道具の問題だったんです。

石田
Yさん、庭仕事の時はどんな靴履いていらっしゃるんですか?
Yさん
歩き回らないし、汚れるからツッカケ履いてます。

 

石田

あー…原因はたぶんツッカケだと思いますよ!

中腰になったり、荷物抱えたりするときも足指って使っているんですよ。

ツッカケやサンダルって、足を固定ができないので足指をギューッと曲がって脱げないように踏んばってしまうんです。

その状態で庭作業を頑張ったので、負担がかかりすぎたんだと思います。

つまり、Yさんのカラダはダメじゃないってことです。

 

上記のように、考えられる理由を説明させて頂きました。

じつは以前も同じようなことがあったYさん。

 

Yさん

あ、スリッパと同じなんですね!

ちゃんと理由があって良かった~。

もう歳だし、もうダメだと思って落ち込んでました…。

安心できました~。

 

カウンセリング後は、痛みを忘れたような軽い足どりで帰って行かれました^^

カラダが元気であっても、道具によって傷つけられてしまう時もあります。

皆さんの靴は大丈夫ですか?

足元にはご用心

5月以降、腰痛の方が増えるという千葉大学病院が出したデータをご存じでしょうか?

その原因としてあげられるものが下記です。

  • 気圧の変化
  • 冬の運動不足
  • 寒暖差
  • 五月病
  • 花粉症などのくしゃみ

なんというか…

チョットこじつけのような気がしてならないんですよね…^^;

 

花粉症で腰を痛めた方ももちろんいらっしゃると思います。

でも、腰痛の方みんなが花粉症なわけじゃないですよね?

上記の5つに当てはまらないのに、腰痛になる人って多いんです。

みらいクリニックでは、これまでの積み重ねがあって、上記5つの原因で表に出てきただけではないかと考えています。

多くの場合、その原因は足元にあります。

 

少しずつ暖かくなってくると、サンダルやツッカケを履く機会が増える方もいらっしゃるでしょう。

また、6月になると梅雨がやってきます。

レインブーツを好んで履く女性も多いですよね…。

夏になれば、さらにサンダルなどの機会が増えるでしょう。

あなた
そんなことで腰痛になるの?

と疑いたくなる方もいらっしゃると思いますが、サンダルやレインブーツなどは足指が使えなくなる靴なんです。

足指が使えないとカラダのバランスそのものが崩れてしまいます。

カラダのバランスが崩れてしまうと、一般的に膝や腰で庇おうとしてしまいます。

結果として、腰痛や膝痛に繋がってしまいます。

 

上記5つの原因って、意識していても防ぎようがないですよね?

気合で気圧をコントロールするぜ~!なんてできないですよね^^;

冬の間の運動不足を、春に取り戻すなんてできません。

自分でコントロールできないことに気をもむより、履き物に意識を向けていただきたいです。

何を履くかは自分でコントロールできますから。

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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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