夏になると増えるサンダル。サンダルでカラダを壊していませんか?

毎年、夏になると痛みが強くなってしまう患者さんが増えてしまいます。痛みだけではなくて胼胝(たこ)やむくみも増えます。

その一番の原因はサンダルです。暑くなると足元の露出も増えてしまいがちですよね・・・。

気持ちはわかるんですが、靴がカラダに与える影響を軽く考えすぎです!

もちろん、履くなと言っているわけではありません。履くのであれば、ちゃんとケアをしてください。

痛みは急に起こるわけではありません。日々の小さな積み重ねの結果なんです。

痛みなくオシャレを楽しむためにも、日々のケアで足指を伸ばしておきましょう。

サンダルが足を壊す夏

夏になると腰や膝の痛みを訴える方が増える傾向にあります。痛みだけでなく、胼胝(たこ)やむくみも酷くなる方も。

その一番の原因はサンダルです。暑くなってくると使用頻度が増えますよね。

短時間の使用であれば良いのですが、長時間になるとカラダの土台である足にダメージが蓄積していきます。

なぜサンダルだとダメーが蓄積するの?

いくつか理由はありますが、一つは足を固定できないからです。

サンダルはスニーカーとは違い、靴ひもで固定することができません。サンダルやスリッパを履いて歩くとき、脱げないように足指をギュッと曲げていることに気がつくと思います。

足指を使えない状態で長時間歩くと、カラダのバランス崩れ、痛みに繋がってしまいます。

じゃぁ、足首を固定できるサンダルなら良いんですね!

これもNOです。

多くの場合、上記の写真のように足指が圧迫されるタイプが多いんです。親指と小指がベルトに押されていますし、バランスを補うために足指も屈んでいますよね。

固定はできていても足の機能が落ちている状態です。これではカラダを支えることはできません。

じゃぁ、サンダルは履くなってこと?

カラダのためだけを考えるなら使用しないに越したことはありません。

もちろん、禁止はしませんよ!?

サンダルなどを履くのなら足のケアが必須です。スニーカーでも、ケアをしないと足は痛んでしまいます。

オシャレを楽しむためにも、いつまでも自分の足で歩くためにも、足指のケアをしてください。

わらじ・雪駄・下駄はどうなの?

日本古来のものだから、日本人のカラダに合っている。だから、カラダに良い!

確かに無理やり生活スタイルを欧米化させるよりは、日本古来の生活様式のほうがカラダには良いかもしれません。

和装であれば大股歩きはできないので、足指を使う歩きかたが身につきます。

ですが今と昔では、道路の素材や建物の素材なども違います。昔より足元の素材は硬くなっているはずなんです。

そんな固い素材の上を歩くのに、わらじ・雪駄・下駄で良いのでしょうか?地面からの反力が高くカラダを壊してしまう可能性があります。

人間もそうですが、道具も時代とともに変化していきます。

 

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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