スクワットのフォームを安定させるための「ソクイク」【ベロとゆびを鍛えるべし!】

足元からあなたの健康を支えるトレーナー、石田です。

みらいクリニックでは、2つのソクイクを推奨しております。

息の教育の「ソクイク」と足の教育の「ソクイク」です。

 

「呼吸」と「足」って関係なさそうですよね?

まして、スクワットなんて全く関係ないように感じると思います。

 

 

ですが…

 

 

2つの「ソクイク」とスクワットには、大きなつながりがあるんです!

今日はそのつながりを、説明してみたいと思います。

いつまでも元気でいるためだけでなく、運動パフォーマンスの向上にもつながるお話です。

ぜひ、最後までお付き合いください^^♪

そして、読み終わったらスクワットを生活の一部として取り入れてみてはいかがでしょうか?

スクワットから考える「息育」

スクワット前のウォーミングアップとして「あいうべ体操30回」

私が担当させていただいているクライアントさんには、そうお伝えしています。

 

クライアントさん

え、ゆびのば体操じゃなくて?

あいうべ体操ですか?

 

私がそう伝えると、だいたい皆さん驚かれます(笑)

もちろん、ゆびのば体操もやっていただくんですが^^;

これにはちゃんした科学的根拠があるんです!

ベロが上あごにくっついていると、膝の伸展力(伸ばす力)が高くなる。

という論文があるのをご存じですか?

The acute effect of the tongue position in the mouth on knee isokinetic test performance: a highly surprising pilot study

 

口と脚

 

全く関係なさそうに感じるかもしれませんが、私たちのカラダは独立して動いているわけではありません。

全てが繋がっていて、助け合いながら身体を維持しています。

ベロの位置がしっかりと上あごにくっついているだけで、スクワットのフォームが安定します。

とくに、バーベルを担いでスクワットをされる方には必須のスキルです!

トレーナーの世界でも❝感覚的に❞「スクワットの時はベロで上あごを押し付けろ」と言われることがあります。

ちゃんと科学的にも、その効果が証明されているのでやらない理由がありません。

 

いまかず
そもそもベロは上あごにくっついているのが当たり前なんだよ。

低位舌という、ベロが弱った状態を改善するのが「あいうべ体操」

スクワットの時だけじゃなく、普段からベロをあげておくこと!

 

この話を聞いた時は衝撃を受けました^^;

ベロの位置なんて気にしたことなかったので。

普段からしっかりとベロをあげるためにも、スクワット前の「あいうべ体操」を!

スクワットから考える「足育」

スクワットの前の「ゆびのば体操」

ほんらい、運動は身体のバランスと調える効果があります。

正しい運動のフォームで行うことが前提にはなるのですが、足元のバランスが崩れてしまっていてはフォームが崩れてしまいます。

身体を安定させるには体幹トレーニング!

と言われることもありますが、残念ながら体幹トレーニングのみでは効果的ではありません。

ビルをイメージしてみてください。

耐震・免振構造のビルを、砂の上に建てたとして…安定するでしょうか?

せっかくの良い素材で建てたビルでも、その土台や地面が不安定だと本来の力を発揮できません。

シッカリと安定したビルを建てるには、まず土台や地面を固めますよね?

これは人間のカラダも同じことが言えます。

耐震・免震構造=体幹トレーニング

安定して地面=広がって伸びた足指

足指が広がって伸びていることが、体幹トレーニングの効果をさらに引き出してくれます。

もちろん、スクワットの効果もグッと引き出してくれます!

そのためにも、まずは「ゆびのば体操」です。

さらに、矯正用5本指ソックス「ゆびのばソックス」を使用することで足指を使う感覚を養えます。

https://mirai-iryou.com/yubinoba/gohonyubisocks/

スクワットの細かいフォームについてはこちらの記事を参考にされてください。

いつまでも元気でいるためにできること

いつまでも元気でいるために筋肉が絶対に必要です。

その筋肉を増やすために運動は必須。

これまでも言い続けてきた言葉ですが、その思いを強くすることが起こりました。

96歳の祖母が体調をくずして2週間の入院。

無事に退院できたのですが、筋力が衰えてしまい玄関の上がり框(あがりかまち)を上ることができなくなっていました。

動かない時間が続くことで、動けなくなっていたんですね。

同じような言葉ですが、意味は全く違います。

筋肉が衰えて動けなくなる前に、運動して筋肉を蓄えておきましょう。

その運動の効果を高め、安全に行うためにも2つの「ソクイク」が必要なんです!

筋肉に年齢は関係ありません!

やれば必ず結果となって返ってきます。

祖母も自分の足で歩くためにトレーニングを始めました^^

次回は「椅子を使ったスクワット」の指導を行う予定です!

最後に、どんな運動をしたらいいのかを書いてみます。

運動を生活習慣へ

9月8日発売予定

「1日4分でやせる!ゆるHIIT(ヒット)」

 

 

運動効果を確実に手にする方法が1つだけあります。

それは「継続すること」です。

あなた
なんだ、当たり前じゃないか。

と思いますよね?

 

石田

そうです、当たり前のことなんです。

が、一番難しいことでもあります!

 

みらいクリニックでも指導している「ゆるHIIT」ですが、運動効果の高さだけでなく、継続率の高さもオススメする理由です。

詳しくは、新著「1日4分でやせる!ゆるHIIT(ヒット)」を参考にされてください。

HIIT・ゆるHIITについては、こちらのリンクをご覧ください。

https://mirai-iryou.com/shinryo/flail/yuruhiit/

いつまでも健康的で元気でいるために、2つの「ソクイク」とスクワットを始めてみませんか?

あなたのためだけでなく、家族、友人のためにも健康的で元気でいられるように。

運動があなたの生活習慣になることを願っております。

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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