スクワットの膝の位置、迷ったこと無いですか
今回のテーマはスクワット。
誰もが悩む(かもしれない)膝の位置について考えてみたいと思います。
スクワット指導で一番意見が分かれそうな問題ですね^^;
つま先より膝を前に出すか、ださないか。
私は、これには明確な答えはないと考えています。
トレーニングの目的、鍛えたい場所によって変わるからです。
ということで、今日は一般の方向けにスタンダードなスクワットを解説していきたいと思います。
スクワットにネガティブなイメージを持っている方は、
ぜひ最後までお付き合いください。
なぜスクワットをするのか?
僕はトレーニング、体を動かすことをお伝えするときに「なぜその運動をするのか」を必ずお伝えします。
いわゆる、動機づけですね。
スクワットの良いところは、○○にイロイロな言葉を入れれることです!
- ダイエット
- 腰痛改善
- カラダを大きくしたい
- 健康維持
- スタイルアップ…etc.
スクワットは下半身だけでなく、全身運動です。
なので、イロイロなニーズに応えることができます。
あなたも○○に何か入れてみてください。
どうですか?
スクワットやってみたくなりましたか?笑
スクワット上達の為には「足裏を意識」すること
どうせ運動をやるなら、効率よくやりたいですよね。
その為には、フォーム作りが大切です。
フォームについては、下記の動画を参考にされてください。
この動画だけで理解できるのは、トレーニーな方だけかもしれませんね。
ただ、基本は足裏全体に体重を乗せることです!
これは普段の立ち姿勢にも言えることです。
是非意識してみてください。
スネと上半身は常に○○
上記の動画だけでは、「スクワット=全身運動」という感覚が伝わりにくいですよね。
ということで、補足をしていきます。
とくに、上半身の意識がわかりにくいですよね。
上記の動画にプラスしたい、2つのポイントをあげておきます。
基本的に上半身は動きがありません。
と、バッシングが聞こえてきそうですね(笑)あなたえー、全身運動じゃないの?安心してください。
”動かさない”と言うトレーニングなんです。
スタビライゼーション(Stabilization)といって、カラダを安定させることが目的になります。
動作の途中で、猫背、反り腰、側弯にならないようにしましょう。
僕の中では、肩甲骨を寄せて胸を張るのはNGです。
その姿勢って反り腰になりやすいですよね^^;
なので僕は、肩関節と股関節でボックスをイメージしています。
そのボックスを潰さないように動くことを意識します。
スネと上半身は常に平行を保ってください。
これがスクワットで一番難しいところかもしれません。
下図のように、スネと上半身は平行に保ちます。
こうすることで、体幹部の筋肉にもシッカリと刺激が入ります!
お腹を締める筋肉が弱いと、この姿勢を維持することができません。
まずは、平行を維持できる角度でやってみましょう。
今井院長に、助供トレーナーと一緒にこのスクワットを指導したところ
ウエストが三日で1.5cm縮まった
と大喜びされましたよ。
膝は出てもOK
長々と書いてきましたが、結論です。
膝は出てもOK (^^♪
というか、上記のポイントを守りながらやると絶対に出るんじゃないかな?
これは人それぞれ、カラダが違うので何とも言えませんが…。
もし答えがあるなら、僕も知りたいです(笑)
というか、答えは人の数だけある物だと思います。
だからこそ、僕はパーソナルトレーニング(個別運動指導)が必要だと考えています。
イロイロな情報が、簡単に手に入る世の中だからこそ、選択能力が必要です。
ぜひ、「痛みと姿勢の外来」の個別運動指導にお任せください!
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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