オンラインセミナー7月5日(日)開催【体と心の健康からWell-beingへ】

アドラー心理学とあいうべ体操が融合!

心も体も元気になるセミナーを企画しました。今回のブログはこのオンラインセミナーのご紹介です。

ブログを読んでいただくだけでも勇気づけられると思いますので、ぜひご覧下さい!

 

講師はアドラー心理学の大家・岩井俊憲先生と私の二人で、ナビゲーターは息育指導士(あいうべ協会)で看護師の松田望みさんです。

オンラインセミナーですから、どこでも気軽に参加していただけます。

体の健康はもちろん、心の健康まで含めて”はwell-being”、より良いあり方を考えてみませんか。

■ 私たちの提言:私たちは、健康を単に体と心を治療する、癒すというような概念で捉えません。
むしろ身体的、精神的、社会的に良好な状態にある「ウェルビーイング」(well-being)とみなし、そのための条件を「鼻呼吸」と「アドラー心理学」の立場から肉薄し、より広い幸福感を提唱します。

■ 日  時:7月5日(日)10:00~12:00

■ 形  式:オンライン(Zoom)による

■ スケジュース
挨拶、進め方、オンライン上の留意点など  10分
今井先生による「呼吸から探る体の健康~鼻呼吸の超健康法~」 25分
岩井俊憲による「アドラー心理学から探る心の健康」 25分
ブレイクアウトセッション「2人の講演から気づいたことなど」(ミニ休憩を含む)15分
質疑応答と対談(「体と心の健康からWell-beingへ」) 45分

■ 受講料:@3,000円(税込み、カード決済のみ)

より良い心身を作っていくために

さて、ここからはあいうべ体操、ゆびのば体操などセルフケアを中心とした体操をお伝えしてきた私が、どの様なことを考えながら治療を行っているのか、当日お伝えする内容を交えながら解説しますね。

 

ちょっとした視点の違い元気、健康生活って作っていけるものですね。

各治療法は互いにつじつまが合わない

この図を見て下さい。風邪症候群に対する西洋医学的、東洋医学的アプローチです。

西洋医学的にはPL顆粒などの総合感冒薬が処方され、熱が高いときはボルタレン(ジクロフェナク)やカロナール(アセトアミノフェン)といった解熱鎮痛薬が処方されます。また冷たいシャワーを浴びるなんてことをする場合もあるようです。

一方東洋医学的アプローチ(今回は漢方治療を示します)では、桂枝湯という風邪症候群に対しての黄金薬ともいえる処方を服用した後は、温かくしておかゆをすするという養生を勧められます。

 

同じ病気に対して、まったく違った方法で治療していますね。こうみると。かたや熱を下げる、かたや熱を上げていく。

 

治療をしているようだけど、治療をしなくても結果が変わらなかったなんてことになるんですね。

 

 

ここから得られる教訓は、治療法の優劣、つまりどちらが良いとか悪いとかでは無くて、「どちらも結局は治っていく」ということが大事です。

 

そうなんです、その人の免疫力でもって日にちが経てば良くなっていく病気に関しては治療法は”何でもいい”のです。

インフルエンザにしても抗インフルエンザ薬を服用すれば発熱の時間は短縮するかも知れませんが、ほとんどの場合服薬しようがしまいが、家で寝ているだけでも「結局は治ってしまう」ことには変わりありません。

 

このことは十分知っておく必要があります。

自己完結型の病気治療に当たって治療法の選択をことさらに比較することにはすごく大きな意味があるわけではありません。

さて、次に人の一生を自律神経と言った観点から見てみましょう。

老化とは副交感神経から交感神経への移り変わり

 

さて、ここからは人の一生を自律神経の変化でみてみましょう(かなり簡略化しています)。

 

大まかに言うと

交感神経はため込む

副交感神経は出す

とイメージして下さい(あくまでイメージですよ)。交感神経は緊急事態の時に優位になりますから、心臓の動きが高まり、唾液は減る(口喉カラカラ)、手に汗握る、腸の動きは止まる、臨戦態勢です。副交感神経は、リラ~~~クスの神経ですね。急速、休養、消化活動に充てられます。

どちらが良いとかではなくて、ヤジロベエのようにバランスをとって私たちの生命を維持しています。

 

赤ちゃん だらだら、くねくね、気持ちもオープン

高齢者 かちこち、カラカラ、頑なに

こう思っていただけるとイメージしやすくなると思います。

幼少児は副交感神経優位のアレルギー性疾患などにかかりやすく、年をとってくると交感神経優位の病気になりやすい。

これは、白血球の中のリンパ球有意の状態から顆粒球優位への変化と言ってもイイでしょう。

 

安保徹先生、福田稔先生(どちらも故人、、涙)がたが研究しておられた福田・安保理論にこのことは詳しいですね。本当に先進的なことを伝えておられました。

これらの事を図表に記してみるとこうなります。

交感神経 自律神経 副交感神経
顆粒球

細菌感染

高気圧

四季、時間、天気などによって影響を受ける リンパ球

ウイルス感染

低気圧

こんな風に表せます。ずっと同じってことはなくて、その都度交感神経・副交感神経が協働して私たちの心身の恒常性を保っています。

病気の治療にどうやって活かす?関節リウマチの場合

さて、この様な観点から心身を見ていくと病気の治療が変わってきますね。

今回は、関節リウマチのケースを紹介します。

43歳女性 関節リウマチ

朝の手のこわばり、肩こり、手指の痛みで受診し、近医で初期のリウマチと診断されて服薬を勧められたが、内服するのが怖い

抗リウマチ薬を処方されたが怖くて飲んでいない 炎症反応陽性(CRP)、リウマチ因子高値

ということで来院しました。まずはあいうべ体操のセルフケアを指導しました。

実際に鼻呼吸へ転換したり、食事などを気を付けると6週後にはこわばりは多少残るものの痛みは軽減し、抗リウマチ薬はもちろん漢方薬の処方も不要となりました。

この後数ヶ月毎に経過を見ていますが、痛みの再発はありません。血液の炎症反応も認めなくなりました。

自律神経の変化は?

この方の血液検査の変化を見ていきましょう。

関節リウマチの時は白血球数は上昇していることが多いのですが、この方の場合はむしろ低下していました。

注目すべきはリンパ球の割合です。最初は顆粒球優位(交感神経優位)だったものが、4ヶ月後には顆粒球もリンパ球も同じ数値になっています。

そしてCRP(血液炎症反応)が0.7mg/dlが、翌月には0.0mg/dlへと低下し、ずっとそれが継続しています。

セルフケア、日常生活習慣の改善だけで十分この様な改善が起るのです。

抗リウマチ薬を内服しなければならないときも当然あります。ただし、全ての場合に当てはまると言えないことに注意を払うべきです。

 

病名イコール西洋医学的治療法

 

ではないのです。関節リウマチにはなりやすい性格なども判明しています。口呼吸にしても、睡眠時間にしても、そして本人の性格的問題にしても病気を取り巻く、発症の原因となる要素がたくさんあります。

 

それらを注意深く観察しながら治療をしていくことが望まれます。

 

アドラー心理学は、勇気づけの実践的な心理学です。

あいうべ体操を中心とするセルフケアも、時に病気の不安と戦いながらの長年にわたる治療となることがあります。

そんな時に大切なことも伴走する際の「勇気づけ」「元気づけ」です。

 

私がペップトークやアドラー心理学をとても大切にするのは、病気の根本原因が生活習慣に潜んでいることが多く、それらを改善するために必要だからなのです。

今回、岩井俊憲先生と行うセミナーでは心と体から両面のアプローチで、コロナ時代をより良く生きていく方法をお示ししたいと思います。

ぜひご参加下さい。私も岩井先生とのセミナーでどんな化学反応が生まれるか楽しみですし、画面を通じてたくさんの方々にお目にかかれることを心待ちにしています。

こちらからお申し込み下さい!きっと素晴らしい2時間になりますよ。

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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