マラソン・メンタルブロックを外して目標達成!!

自己記録を一気に13分更新!メンタルブロックを外して目標達成

目標達成ができない、と嘆いているあなた。

その原因はメンタル(精神的)にあるかも知れませんよ。

今回は、そのメンタルの問題をどうやって外していくのか、解決していくのかというテーマで送ります。

体力は充分なのに、どうしても記録更新が出来ないという方ぜひ読んでいただきたいです。

よろしくお願いします♪

ランニングナースこと松田さん。2017年初め、この頃はまだ絞り切れていませんね(笑)

11月5日に山口県は下関にて、下関海響マラソンが行われました。

私は走ることが大の苦手なので、出場していません(笑)

みらクリの看護師長で「ランニングナース」松田ナースがやばい記録を打ち立てました。

なんと自己ベストを13分も縮めて、3時間13分08秒でゴール!

今年の目標である3時間15分を軽々と今期初回のマラソントライでクリア!

達成出来なかった半年間の禁酒が待っていたので

松田ナース
忘年会で美味しいお酒が飲めるー(^^♪
と喜んでました。

ただ、目標を立てた時は松田ナース本人は達成できるとは思っていませんでした。

僕は専属のトレーナーとして客観的に、行ける!と感じてたんですけどね。

専属トレーナーとして、昼休みや大会前にはトレーニング、コンディショニングをしてきました。

特に、松田さんは家に帰ってからは家事もしなきゃならないので、練習の時間をとることが出来ません。

月間走行距離が問題ではなくて、問題はトレーニングの質にあると考えて、距離をいたずらに伸ばすことをせず、効率よいトレーニングを提供するように心がけました。

今井院長からも「月間走行距離ゼロ」で記録更新を目指せ!と言われていました。

が、そんなこと出来るわけないじゃないですか笑

ただしできる限り「走らずに記録更新」というスタンスは変えていません。

そんなバカなと思われるでしょう、でも出来ちゃうんですよ。

肝心のランナーがノってこない

ところがトレーニングをしていても、当の松田ナースは

「練習あまりできていないし…」

「5分縮めるだけでも苦労するのに…」

できない理由を並べてました。

正直、そんな状態では何をやっても上手くいくはずがないんです。

目標に向かっているように見えても、達成できなかった時の言い訳を探しているだけ。

確かに女子マラソンで3時間15分を切るというのはかなりスゴいことです。

しかも、それまでの最高記録が3時間26分(別府大分マラソン2015)だったのですから。

普通は「無理」「ダメに決まっている」と思われても仕方がありません。

でも私たちは、3時間15分を切ろう!という目標を立てました。

なのに・・・松田ナースときたら・・・言い訳ばかり。

でも気持ちもわかるんです、患者さんやクライアントさんでも

  • バランスが悪いから
  • 外反母趾だから
  • 右のお尻だけいつも痛くなるから
  • 肩こりが…
  • 胃が…

なんて理由を上げてきます。

松田ナースも同じでした、今年の1月までは。

さっきも書いた通り、出来ない理由を並べて保険をかけているんですよ。

達成できると思っていないから。

達成出来なかったときに言い訳が常にあるんです。

トレーニングはキッチリと熟しているのに、その目標達成のところを壊すことが出来ないんですね。

ほんとうに難しいですよね。

ここを越さえすれば松田ナースは絶対に更新できると信じていました。

だからこそ難しい。

ついに天井が抜けた!

カラダも絞れて、自信が出てきました。

それが2017夏ごろから

  • 走ってもお尻の痛みが出ない
  • 肩こりも食べ過ぎたりしなければでない
  • トレーニング中のフラフラしなくなってきた

と、できるようになったことを感じれらるようになってきました!

この時点で、もう僕の仕事はほぼ終わったと言っても過言ではないです。

カラダ、ココロ、技術が正しい方向にむかってましたから。

結果が出ないはずがないですよね。

 

 

これは松田ナースだけではなくて、僕自身も、多くの方も同じです。

良くなる、やる理由を探すよりも、良くならない、やらない理由を探す方が簡単ですから。

目標を達成するために必要なのは、まず、そのメンタルブロックを取り除くことです。

「やれるだけの自信を持つこと」とも言えます。

これは、ダイエット、パフォーマンスアップ、勉強・・・etc. 全てにいえます。

メンタルブロックを取り除くというのは、精神論や根性論という意味ではありません。

意識を正しい方向に向けるという意味です。

パフォーマンスアップに必要なもの

パフォーマンスアップに必要なものとは何でしょうか?

僕は「心・技・体」のバランスを重要視しています。

 

松田さんの場合、「体」の部分には心配がありませんでした。

逆に、「何でもっと良いタイムがでないんだろう?」と不思議になるくらい。

「心」の部分に関しては上記のとおり。

少しづつ時間をかけて、コンディショニングしていきました。

あとは「技」の部分ですね。

体力レベルは高いのに、技術レベルが追い付いていない状態^^;

カラダを動かす時、みんなそれぞれにクセがありますよね。

松田さんの場合は、

  • お腹が使えなかったり、
  • モモの前を使いすぎたり、
  • 背中を丸めたり…etc.

それが上記の「出来ない理由」に繋がっていました。

その都度調整したりしてきたのですが、この「癖」はなかなか取れません。

ところがお昼休みに15~30分のトレーニングとコンディショニング

うまくカラダを使える状態になってきましたんですね(^^♪

もちろん、その他にもイロイロな努力をしてくれた結果です!

食事、練習、ケア…ちゃんと頑張ってくれていました。

そういうイロイロな要素も大事ですが、まずは自分次第。

「心・技・体」のどれか一つでも欠けていたら、今回の結果は出ていなかったと思います。

一番は、達成出来なかったら半年間の禁酒!がもしかしたら効いたかもしれません。

ストレスはカラダに良い?!

パーソナルトレーニング(個別運動指導)の方に必ずお伝えすること。

それは「ストレスはカラダに良い」ということです。

この分野ついては、健康心理学者のケリー・マクゴニガルさんが有名ですね。

気になる方は下記の動画をどうぞ♪

「ストレスは健康に悪い」という思い込みが、病気をまねくと言われています。

「ストレスはカラダに良いんだ」と思うことができれば、ストレスは成長の種になります。

ストレスを感じた時、カラダにはどんな反応が出ますか?

心拍数が上がったり、呼吸が速くなりますよね?

心拍数が上がるのは、車で言うとアイドリングをしている状態です。

カラダを素早く動かすための準備といってもいいかもしれません。

呼吸が速くなるのは、アタマの回転を速めるために酸素を送っているんです。

つまり、自分の殻を破る準備をしているんです。

原因不明のじんま疹に悩まされる

実は松田ナース、9月に原因不明の蕁麻疹がでました。

体も順調に出来上がっていた夏過ぎ、これなら記録達成は問題ないだろうと誰もが思っていた頃

松田ナース
最近ジンマシンが出るっちゃんねえ

と相談がありました。

本人は無理をしすぎたからじゃないか…?

と不安がっていましたが、僕と今井院長の意見は全く別でした。

いまかず
殻を破る準備だよ!
石田
あと少しでステージが上がりそうだね!

と全く心配せず、むしろ、二人で喜んでました^^;

そして、僕はこの頃から全く心配をしなくなりました(笑)

結果は上記のとおり。13分縮めるという大記録。

「心・技・体」のバランスを調え、ストレスを味方につけての激走。

ほんとうに感動しました!

自分の殻を破る瞬間にたちあえることが、一番の幸せです。

40代女性で3時間30分を切ること自体もすごいことですが、今回その自己記録を13分更新なんて、正に事故記録ですよ。

そしていよいよ自分の殻を破った

予想以上の結果を出してくれました!

大会当日、私もはらはらしながら松田ナースの記録を追っていました。

序盤は、大丈夫、いつものペース。

いつも最初を飛ばしすぎて後からペースダウンするのですが、今回はキッチリとペースを守ることが出来ています。

そして・・・30kmを過ぎてもペースが落ちない!?あれっこれイケるんじゃない??

あ~~~~15分切った!!(T_T)

まさに驚きの瞬間でした。感動しました。

私としては、2017年中のマラソン大会では3時間15分を切れるだろうと踏んでいましたが…

まさか初っぱなの下関海響マラソンで切ってくるとは思っても見ませんでした。

それくらい松田ナースの体と心は出来上がっていたんですね。

松田ナース
まだまだいけそう、3時間10分も切れそう

と朝のミーティングでは言っていましたからこれからの伸びが楽しみです。

一緒に目標を達成しませんか?

目標達成を記念して、3人でパシャリ♪

もしあなたが努力しているのに、なかなか目標とした結果が出ないことに悩んでいるのなら、パーソナルトレーニングという選択肢はいかがでしょう?

あなたに合わせた、あなただけのメニューで運動をしてみませんか?

持病があったり服薬をしている方でも大丈夫!

クリニックには、今井院長がいらっしゃいます。

安心してトレーニング、コンディショニングが行えますよ(^^♪

もちろんマラソンでもっと早く走りたいというご要望でも構いません。

月間走行距離100km以下でも、練習時間が充分に取れなくてもタイムアップをいたします。

 

 

次のブログで、マラソンタイムを上げるための靴や靴ひもの扱い方、そしてゆびのばソックスがナゼ良いのかをお伝えします。

ほとんどの人がシューズ性能だけを気にして、その性能をどうやって引き出すのかには気を払いません。

どれだけ能力のある選手でも、それを周囲が引き出すことが出来なければ平凡なままで終わるでしょう。

道具も使い方によって能力を遺憾なく発揮できるか、そうでないのかが変わってきます。

もちろん松田ナースには私がキッチリと能力を発揮できるアイテムを提供しています。

個別運動指導(自費診療)のお知らせ

 

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2018年は青森県八戸市からスタートです。

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2017年12月23日 福岡でスポーツ歯科、足指・足育セミナーを開催します。

詳しくはこちらをご覧下さい。無料セミナーの申し込みはこちらです。

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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