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痩せたいならお腹を使え!
あなたが痩せない理由は、姿勢に問題があるかも知れません。
お腹の筋肉を意識するだけで、劇的に引き締めることができます!さらに姿勢にも関係してきます。
痩せたい人だけじゃ無く、姿勢を良くしたい人もぜひ読んでください。
ところで、お腹の筋肉と聞くと、ボコボコっと割れた「腹直筋」をイメージしてしまいませんか?
「腹直筋」ももちろん大切な筋肉なのですが、私が言っている筋肉ではありません^^;
インナーユニットと呼ばれる筋肉群です。
日本人の姿勢をもっと良くしていきたい石田が、それらについて説明していきますね。
インナーユニットは、腹横筋、横隔膜、骨盤底筋群、多裂筋の4つあります。
ちょっと難しいですが、覚えなくて良いです。
それぞれを簡単に説明しますね。
腹横筋
まずは腹横筋です。
腹横筋とはどんなものかというと、前から見ると、肋骨の下に筋状に伸びている部分。
骨盤の辺りにも拡がっているのがわかると思います。
斜め後ろから見ると正にコルセットのような形というのがわかりますね。
背骨からぐるっとお腹の方に拡がっています。
横隔膜
次は横隔膜です。
これは胸郭(肺の入っているところ)と腹腔(内臓の入っているところ)を分ける筋肉です。
主呼吸筋といわれ呼吸に大きく関わっていますね。
骨盤底筋群
骨盤底筋群は、その名の通り骨盤のそこを支えてくれている筋肉達。
ここが緩むと「チョイ漏れ」が起こります。
多裂筋
最後は多裂筋です。
焼き肉なんかするときに、薬味が無くなったりして困ったこと無いですか?
そんな時に役立つのが多裂筋です
タレ尽きん・・・。
首の根元からお尻の先を支えてくれている筋肉です。
長いですね。
4つの図で紹介したようにインナーユニットは4つの筋肉群のことを指しています。
腹横筋、横隔膜、骨盤底筋群、多裂筋でした(覚えなくて良いです)。
インナーユニットという言葉だけは覚えておいてくださいね。
このインナーユニットはダイエットだけでなく、「姿勢の維持」「内臓機能をあげる」「腰痛などの予防」…etc.
シッカリ使えると良い効果を得ることができます。
ダイエット目的の方だけでなく下記の項目に当てはまる方は、ぜひ最後までお付き合いください。
- 下腹部のポッコリが気になる
- 冷え性
- 猫背などの、姿勢の問題
- 肩こり、膝痛、腰痛など
- PMSなど、婦人科疾患
複数個、該当してしまったあなた!
悲観する必要はありません。
むしろ、それだけ伸びしろがあると考えてください(^^♪
インナーユニットが使えるようになると、人生が変わるかもしれませんよ!!
インナーユニットを知ろう
さて、ここまでしつこく書いていると「インナーユニット」もう覚えていただけましたよね。
筋肉が付いている部分を考えるとお腹周りだけじゃ無くて、背骨など姿勢にも大きく関係しているような感じがしませんか?
そうなんです。
ウエストラインやヒップラインと言った姿勢にも大切な筋肉なんです。
インナーユニットは私たちが生きていくうえで、非常に重要な役割を持っています。
それらの役割は大きく分けて3つあります。
- 内臓を安定させる
- 背骨をまっすぐに支える
- 四肢の動きをコントロールする
逆にインナーユニットがうまく使えていないと、
- 内蔵が安定しない
- 背骨がマックスにさせられない
- 四肢の動きをコントロールできない
ことになり、これが腰痛や肩こり、冷え症、代謝障害など様々な症状に繋がってしまいます。
長くなるので、今回はダイエットに話を絞りますね。
ダイエッターは内臓の位置を気にして
ダイエットを目指すのであれば、内臓の位置に意識を向けてください。
とは言っても、内臓って外からは見えませんし、イメージしにくいですよね?
わかりやすい写真を撮ってみましたので、ご覧ください。
某企業様のCM みたいな写真ですね(笑)
インナーユニットを使って立つと、ぽっこりと出た下腹部のふくらみが変わります!
そして、お腹だけでなくお尻のラインにも違いが出ていますよね?
ヒップラインがキュッと上がっています。
上の写真でもわかるように
インナーユニットが使えるようになると、姿勢、見た目が劇的に変わります。
次項では、使えるようになるには何が必要かを説明いたします。
無意識で働く筋肉を意識して
筋肉には「意識てして動かせる筋肉」と「無意識で動く筋肉」があります。
おもしろいことに、このインナーユニットは両方の性質を持っています。
なぜかというと、インナーユニットは呼吸をする時に大きく動くからです。
呼吸は自分の意思で深くも浅くもできますよね?
その反面、無意識でも続けることができます。
無意識でできなければ、睡眠とれないですよね(笑)
つまり、インナーユニットが使えるようになると…
無意識でお腹が細くなるということです!
とはいうものの、残念ながら最初からできるわけではありません。
使えるようになるには、練習が不可欠です。
お箸握りや歯みがきを考えてみてください。
最初から上手に使えていましたか?
ご飯食べたら歯みがきしないと気持ちが悪い、って最初から思えていましたか?
使えるようになるまで、習慣化するまでは、練習、意識が必要です。
使える感覚が身に付いたら一生モノの宝になりますよ(^^♪
まずは意識して、使うことから始めてみましょう。
腹式呼吸で効果的なトレーニング
それではインナーユニットを使う練習をしてみましょう!
行うトレーニングは「腹式呼吸」
記事を読み進める前に、何回か行ってみてください。
大きく吸って~、吐いて~
はい、OKです!
私の経験では、皆さんの腹式呼吸は60点くらい(笑)
なぜかというと、息を吐くときに胸郭(肋骨)が閉じていないからです!
開けたら閉める!
来た時よりも美しく!
私のパーソナルトレーニングの基本ルールです(笑)
写真を使ってやり方を説明してみます。
問題はここからです!
胸郭(肋骨)を開くことは皆さん得意だと思います。
でも、開きっぱなしになると、だらしないお腹になってしまいます。
しっかりと閉めていきますよ?
とは言っても、なかなか閉じることができない方も多いと思います。
そういう方は息を吐くときに、手のひらで胸郭(肋骨)をギューッと締めてあげましょう。
どうですか?
意外と難しくないですか?
これが難しいと感じた方はインナーユニットがうまく使えていない証拠です^^;
伸びしろがあると思って、練習あるのみです!
息を吐ききるときに猫背にならないように意識してください!
インナーユニットは背筋を伸ばす働きもありますので、丸まったり反ったりはNGですよ!
まずは腹式呼吸を一日20回頑張ってみてください。
しっかりと行うことができれば、1ヵ月ほどでウエストに変化が表れるはずです。
継続はチカラなり。
インナーユニットを使うことが、習慣化できるまでの辛抱です!
知識を得たら、後は行動あるのみ(^^)
あなたも姿勢を変えて、人生を変えましょう!
もっと詳しく知りたい、個別運動指導に興味がある方は下記のリンクへ♪
石田が責任を持って、人生が変わる姿勢づくりをお伝えいたします。
腹式呼吸、インナーユニットについて以前にも少し書いているので、
気になる方は下記のリンクよりどーぞ♪
キレイな姿勢づくり、骨盤のバランスをと調えるために、
「ゆびのば体操」&「ゆびのばソックス」もオススメです。
https://mirai-iryou.com/yubinoba/
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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