正しい姿勢と言われている姿勢が痛む姿勢??

正しい姿勢と言われている姿勢が痛む姿勢

姿勢を正して壁に立つ。このときの姿勢はどうでしょうか。

12月になりましたね。今年もあとわずかですが、みなさま体調を崩されていないでしょうか。少しづつ気温も下がってきて、ようやく冬だな。と感じられるようになりました。街中では、寒いからでしょうか、、少し肩が丸くなった「姿勢」になっている方を多く見かけます。

今回は触れていく内容は「姿勢」について。あなたも「姿勢」を気にしたこと、一度はあるはず。

私自身も、自分の姿勢がどうなっているのか、気になることが多いです(今、パソコンで打ち込んでいる姿勢とか、、、笑)運動指導の場においても患者様に「姿勢」を気にかけていただくようよくお伝えしています。

上2つの写真はフレイル外来(加圧トレーニング)にて患者様に、アンケートにご協力いただいていまして、その中から、ピックアップしたものです。運動に対しての素直なご意見をいただきたく、設置しているのですが、

アンケートの結果を通じて、改めて「姿勢」のことを気にされている方は多いんだと感じました。

アンケートをお願いをしても、嫌な顔せず書いてくださったみなさま、本当にありがとうございます。嬉しく思いますm(._.)m

フレイルから抜け出し、主人と旅行に行きたい

Y様
主人と旅行に行きたい、そのために体を元気にしたい

こういった目標を聞かせてくださったY様。

11月20日(月)に開催された、フレイル教室に参加してくださり、目標を達成するべく、この度フレイル外来を受診してくださいました。

立ち上がりや、歩行時に、膝の痛みを感じ、整形外科にかかった所、「変形性膝関節症」と診断され、それから痛みとの戦いがずっと続いていたそうで、今回お越しになった際も、まだ痛みがある状態でした。

正しい姿勢と言われている姿勢が痛む姿勢

初回には、今井院長による問診と

私がカウンセリングをさせていただきました。カウンセリング後に、動作の確認。

Y様
普段は杖をついて歩いています。
スケトモ
そうですか、杖を使うと楽ですか?
Y様
はい、歩きやすいです。痛みが軽減されます。
スケトモ
今杖を使わずに歩くことはできますか??

杖なしで、歩くと体がゆらゆらと不安定な歩き方に。その後

  • 座位の姿勢
  • 立位の姿勢
  • 歩行動作

と確認させていただいたのですが、その時の姿勢がとても気になりました。ほとんどの姿勢が猫背

Y様、背中が丸くなっていますよ!!と声をかけ、一度Y様の背筋を伸ばした姿勢を見たかったので、壁に背を向けて、そのまま、

後頭部、背中、お尻、かかとを壁について立っていただきました。

すると、、、痛い!姿勢を保つのが辛い!!

とY様、苦悶の表情、、眉間に皺がぐっとより、かなりつらいとのことでした。

なんと、よく言われる正しい姿勢が、Y様には困難な姿勢でした。

原因は腰・骨盤周りの筋肉の硬さから??

まっすぐ立つのが困難でしたので、仰向けで同じような姿勢が取れるか確認してみたところ。仰向けでも、膝は伸ばせず、痛みが出てしまいました。

Y様
実は、仰向けで寝ると腰に負担がかかって寝られない。

だんだんとY様の体がわかってきました。

痛みのあるほうの太ももや腸腰筋とよばれる筋肉がかなり硬く、骨盤周りの筋肉の左右差がかなりありました。

スケトモ
この状態だともしかしたら、、踏ん張れない、、だとすると、、

足指をみせていただいたところ、痛みのある方の足指、親指が浮き指が見つかりました。

足指の変形のひとつ、「浮き指」が左の親指に

こういった指の変形は足の機能低下がある可能性が高いです。その後、

  • 太もも、骨盤周りのストレッチ
  • 足指の体操(ゆびのば体操)

この二点を一緒に行いました。そうすると、次第に膝が緩み、仰向けの「姿勢」で寝られるようになってきました。

そして、壁に背面をつけた状態での立位姿勢でも

Y様
あれ??楽に立てる!!

膝の痛みもでませんでした。

膝の痛み、それは、ふとももの筋肉や腸腰筋に原因がありそうでしたが、それは

膝の痛みをかばうような代償的なものであり、原因ではありませんでした。

原因は足下(浮き指・寝指・内反小趾)にあったなんて。Y様もかなり驚かれていました。

ゆびのば体操を確認しておわり

次回、またお会いするまでに、原因として考えられた足指の機能を高めるために、

この3つを続けることを宿題にしていただき、今回は終わりました。最後にY様より

彼女
体っていつのまにかその時々に合わせて楽な姿勢をとるんですね

その通りなのかもしれません。私もトレーニング中、ついつい回数を重ねる毎に、楽な姿勢をとりそうになりますし、、。

Y様、ご主人と旅行にいけるよう、頑張っていきましょうね(^^♪

 

みらいクリニックでは、なるべくお薬を使わずに元気になる医療を目指しています。

フレイル外来でも、体本来の動きができれば、体は元気になれる!と私たちは信じています。

体本来の機能を高める、または弱くなっていたところがあれば、強くするメニューを今井医師の指導のもと考えています。

膝や腰の痛みで悩まれている方、致し方がなく手術を考えている方は、そのまえに、

足指の体操・ゆびのば体操を行ってみてはいかがでしょう??

それでも、まだ、、という方はフレイル外来もぜひ(^^♪

以上で終わります。本日もありがとうございました。

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執筆・監修 医師 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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