御所野縄文博物館へ

世界遺産登録を目指す、北東北縄文文化

御所野縄文博物館へ行ってきました。

各地の講演を回ったときに遺跡があると寄ってみます。楽しいですよ。

これは2017/11/5に群馬の月夜野に訪問した際のもの。みなかみ町にある矢瀬遺跡(縄文晩期)です。

中澤先生(利根歯科診療所所長)と一緒にあいうべ~!巨木の柱が並んでいますね。

一帯の地面はどんぐり、しいのみ、くりで埋め尽くされていましたよ(°0°)

北東北の縄文文化というと、まず真っ先に思い浮かべるのが三内丸山遺跡ですね。

あまり良い写真がありませんでした・・・

この御所野遺跡も北海道の縄文遺跡と合わせて世界遺産登録を目指しているとのことでした。頑張って~~~~。

今回は、御所野縄文博物館へ連れて行っていただきました。

なんと名前でお出迎えしていただきました。ぽっぽ歯科の東山先生が手配して下さいました。ありがとうございます。

なんと高田館長自ら館内を説明していただけるという栄誉に。

発掘された当時の遺跡がそのまま残っています。せっかく作った家をわざわざ燃やすという祭事のようなものが行われていたとのことでした。

その家の人が亡くなったりすると家を燃やしたんだそうです。

プロジェクションマッピングで縄文当時の御所野の風景を再現します。

外にある実際の遺跡を見ながら高田館長に説明を受けます。

外は雪、高田館長の熱心な授業です。ありがたいです。

この御所野遺跡のお陰で、竪穴式住居の屋根は土を被せてあったと言うことが分かったとこのとでした。

これはまったく知りませんでした。普通竪穴式住居というと、藁葺きや茅葺きの屋根というイメージを持っていましたし、これまで見てきた遺跡もそのように作っていました(再現)。

ところが、いくら調べても「草」が遺跡から出てこない。

住居をわざわざ燃やすという不思議な風習を再現するべく高田館長を初めスタッフの皆さんで竪穴式住居作りを行ったそうです。

建築材もすべて手造り。磨製石器など当時使っていたと思われる道具だけで作ったらしい。

なんと1週間程度で出来たとか。

それをさらに燃やして当時の状況を再現するという徹底ぶり。

そうしたところ正に遺跡に残っていたとおりの壊れ方をしたとのことでした。スゴイ執念!

竪穴式住居土の屋根説は、当初「そんなことをしたらジメジメして大変だ」とか「住むには不適だ」などと言われていたようなのですが、これに対しても二年間住居の温度、湿度を測定して、むしろ「快適だ」との結論に至ったと仰っていました。

私が学生時代に習った縄文竪穴式住居のイメージはウソだったんですね・・・常識はこうやって変わっていきますね。

ということで、その竪穴式住居を再現した場所へ移動します。もちろん屋外。

貸し出し用の長靴をはいていきます。こちらへどうぞ、と高田館長が案内してくださる。

家の中はがっしりとした骨組みと、漆黒の梁が渡してあります。

スゴイ古民家という感じ。この状態を維持するために、週に2,3回家の中で火をおこしているんですって。

スタッフの皆さんも本当に大変な作業だと思います。でもだからこそ建物の寿命が延びるんですね。

外はみぞれが降っていて寒いので、そろそろ屋内へ。この時は、縄文時代とアスファルトの特別展をやっていました。

日本海側は昔から油田がありアスファルトの生産が行われていて、縄文時代もこのアスファルトを活用していました。

幅広い交易が行われていた証拠ですね。

こちらは御所野縄文博物館にあった合掌土偶。土偶は、手や足をわざと折ったりしてバラバラにした状態で見つかるのです。

この合掌土偶も、手足がバラバラの状態で見つかりそれをアスファルトでわざわざ接着し治しています。

残念ながら御所野縄文博物館の合掌土偶はレプリカ。

こちらが是川縄文館にある本物の国宝・合掌土偶。違いはよく分かりませんが、是川縄文館の方は後ろ姿も回り込むと見ることが出来ます。

北東北・北海道の縄文遺跡群、世界遺産登録されるといいですね!

皆さまもぜひ一度行ってみてください。夏の季節はとてもいいと思うなあ。

蛍も見られるようですよ。

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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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