医師が勧める健康五本指靴下とは。

ゆびのばソックスが全国各地で活躍中!五本指靴下の秘密に潜入します!

外反母趾、扁平足、足の疲労感やふくらはぎの浮腫など、足のトラブルを抱えている方は多くいらっしゃるかと思います。

お勤めの方ですと、窮屈な革靴やヒール、パンプスなどを履いた状態で1日立ちっぱなし、座りっぱなしなど仕事で足がもうパンパン。

ふぅっとため息がでるほどむくみや疲れが溜まっている、悩まれている方が多いのでは(T_T)

私も、クリニックで足のフットケア無料相談の際や、フレイル外来でのパーソナルストレッチやマッサージを行っている際、お話を聞く限り、ほとんどの方が足に何らかの不調やトラブルをお持ちです。

そこで、機能性五本指靴下をオススメするのですが、よく聞かれるのが、

普通の五本指靴下とどう違うの?

という質問です。ごもっとも!と思います。

先日、フレイル外来に毎週運動に来られる、80代女性の方からも

患者さん
このゆびのばソックスを履き始めて、足の踏ん張りがしっかりするようになったけど、五本指靴下とどう違うの??

とご質問がありました。私も、過去を振り返ってみると、たしかに、なぜこんなにはっきりと違うのか、、と疑問が残りました。というのも、私は五本指靴下を履いても、悩みが解決されなかった経験があります

陸上自衛隊に5年ほど入隊していたのですが、入隊当初から、五本指靴下が健康に良いのではないかと、毎日履いていました。

きっかけは、半長靴(はんちょうか)と呼ばれるブーツを履くようになってから、なぜか足指が痛くなり、何か予防できないかと考えていたところ、駐屯地内の売店に5本指靴下が置いてあり、店員さんに、

店員さん
足にすごく良いですよ~
と声かけられたことから、履くようになりました。

それから、なんと!!痛かった足指が、、、、、、、、良くならない(T-T)

スケトモ
全然良くならんやんけ!!

と心の声が漏れそうなのをなんとか抑えつつ、でも葛藤が、

スケトモ
体は鍛えているし筋肉はあるのに、なぜだ!!

当時は、毎日トレーニング、筋トレに体幹トレーニングに10キロ以上の長距離走。なのに、なんでこんな体のちっぽけな所が痛むのか、結局原因が何かわからないまま、5年して除隊しました。

しかし、ゆびのばソックスを履き始めて、痛みがほとんどなくなりました。疲れにくくなった感じもあります。

今回のブログでは、足の疲労や、何かしらのトラブルをかかえているあなたに、ゆびのばソックス(機能性五本指靴下)が、従来の五本指靴下とどういった違いがあるのか、書いてみたいと思います。

今回のブログでゆびのばソックスのことがしっかりと理解できるようになってくださればうれしいです。

ゆびのばソックス誕生の経緯

10代の時に両膝の手術をしたという今井院長ですが、靴やインソールの重要性の重要性は自分の体験を通して理解していたそうです。

ところが、それらよりも長い時間身につけている靴下によって屈み指になってしまうという事実を知り、屈み指を治すことが出来ないかといろいろと試したそうです。

例えば、輪ゴム。輪ゴムを足のアーチの部分にはめるととたんに歩くのが楽になります。

足のアーチ構造がしっかりとするためだそうです。それを応用したのがアーチサポーターというもの。

 

内反小趾をひどくしてしまうグッズ

さらに、アーチをしっかりとさせて間接的に足指を伸ばすのではなく、足指そのものを伸ばすことは出来ないだろうかと考えて開発したのがゆびのばソックスの「至適圧構造」です。

これによりしっかりとしたアーチの構造とあわせてより足指を広げて伸ばすことが出来るようになりました。

こうやって今のゆびのばソックスが生まれたんですね。

健康靴下の定番・ゆびのばソックスの構造

それでは、このゆびのばソックスがどうして健康に役立つのか説明をしていきます。

私も詳しく知るまでは、こんなところにまで気を配って作られているとは知りませんでした!

足の形に合うように縫いあげられている

まずその形です。

ぴったりと足型に合うように即して作ってあります。特にかかと部分が重要です。

ゴアラインと呼ばれる、かかとの真ん中の線が設けてあり、かかとが安定するように作られています。

かかとが不安定ですと、足首を捻挫(ねんざ)してしまったり、足を捻って転倒しやすくなってしまいます。

よくスポーツ選手が、怪我の予防や、再発防止等に、サポーターやテーピングをしていますが、この靴下もそれと同じようなものです。足指が変形しているかたも、していないが機能が低下している方も、靴下が協力にサポートし、安定感を与えてくれます。

写真ですと、黄色の円にかこまれ、やじるしが向いている中央付近の縫い目が確認できますでしょうか。ここがゴアラインであり、かかとをしっかりホールドしてくれます。

そしてここが支点となって、あしゆびをよりしっかり伸ばすように働きます。

安価なソックスはこのゴアラインがありません。

だからすぐにずれてしまって屈み指の原因になってしまいます。

気持ち良いフィット感を実現

着圧(ちゃくあつ)という言葉を聞いたことがあるかと思います。着圧タイツや着圧ストッキングという商品もありますよね。

ゆびのばソックスはこの着圧構造によりつくられています。だから、ズレ落ちにくく、またはいていて気持ちよいフィット感を実現してあります。

ゆびのばプレミアムという最高級の商品があるのですが、とくにこの商品は、足の形に合うように、趾の先からふくらはぎにかけてほとんどの工程に段階的な着圧構造があります。レギュラーのゆびのばソックスが4カ所ほどの着圧構造なのですが、ゆびのばプレミアムはその全体が着圧式になっています。

ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれるくらい、体の末端まで流れた血流を体の中心までしっかり戻す役割を兼ねています。

ふくらはぎ、足のむくみもそうですが、エコノミークラス症候群や、下肢静脈瘤などの問題を考えても、ふくらはぎはとても大切な筋肉です。その筋肉をしっかり着圧構造でサポートします。

写真をご覧下さい。70代の女性で、浮き指と足の浮腫でいらっしゃいました。左足の人差し指の先は爪が黒く変色して見るからに痛々しいです。

そして足首の所にも浮腫があります。全体的に血流が悪く、血液が鬱滞した印象を受けます。皮膚が紫色になっています。

そこでゆびのばソックスをはいていただきました。

もちろん足指を伸ばすためにゆびのば体操もお薬の代わりにしていただきました。

初めは足指が言うことを聞かなくて大変だったみたいです。

それが3ヶ月もすると・・・

こんなに変わります。一目見て足がスッキリ!

そして爪の色も皮膚の色も良くなりました。もちろんご本人の痛みやしびれといった悩みも改善しました。

これも浮腫をとっていく着圧構造だからなんですね。

この着圧構造がない靴下はどうなるかというと足首のところでシワが寄ってしまって、かえって浮腫を作ってしまう原因になることがあります。

これが着圧構造の無い五本指ソックスです。足首のところがしわしわになっているのが分かります。

着圧構造の無い五本指ソックス

一方のゆびのばソックスは足なりにピタットフィットしています。だからむくみが取れていくんですね。

足の形にしなやかに沿っていく

 

足裏の3つのアーチを矯正

足裏には3つのアーチがあります。

画質が悪くて見にくいかと思いますが、長崎県長崎市内にある、眼鏡橋です。先日友人の結婚式に行った際に撮りました。

この橋の特徴でもあるのですが、丸みを帯びている場所が確認できますか??

この少し弓なりのような構造が、足にもあり、足が地面についた時の衝撃を受け止めてくれたり、前へ進む推進力を高めてくれます。

三つのアーチがシッカリと体を支える

ゆびのばソックスは内側縦アーチ(土踏まず)、外側縦アーチ、前方横アーチが機能するようになっています。

だから楽に立てる、楽に歩ける、フラフラしないんです。

どうしてこの作りが出来るかというと使用している素材にこだわりがあるからです。

素材についてのこだわりはゆびのばひろばのブログを参考になさって下さい。

https://yubinoba.com/hiroba/?p=19374

 

指袋による矯正

指袋というのは、足指が入る部分のことです。この指袋の部分に特別な「指摘圧構造」が組まれています。※特許取得済

この特殊な指袋により、指一本一本の働きを高めます。ゆびのばソックスの最大の特徴でもあります。

人間の骨は約206本あります。その中でも、52本ある足にある細かな骨がバランス良く動かなければ、体は安定しません。

一般のチューブソックスと呼ばれる袋状の靴下や、ストッキングでは足のゆびを窮屈に締め付けてしまい、足の働きを低下させてしまいます。

これが外反母趾や内反小趾、浮き指、屈み指といった足の変形の一因になることがあるのです。

写真を一目見ておわかりの通り、筒状の靴下(チューブソックス)は外反母趾、内反小趾を引き起こしてしまいます。

高いヒールの靴はもちろん、パンプスなどもはかないのになぜ外反母趾になったんだろうと言う方の足下を見ていると、チューブソックスやストッキングですでに「靴を履く前に逆矯正」していたんですね。

だから履き物の前に、靴下を考える必要があるんですね。

同じ人に、ゆびのばソックスをはいてもらうと、足指がぴーんと伸びることがわかりますね。

筒状の靴下では、足指の矯正が出来ないことはこれでおわかりだと思いますが、ではゆびのばソックスと他の五本指ソックスではどうなのでしょうか。

足指袋の圧を測定した結果があります。

緑の棒が足指を伸ばすのに必要な足指袋の圧です。

赤いのがゆびのばソックスレギュラーです。

その他の機能性五本指ソックスと呼ばれているものを測定してみましたのが青い棒です。

必要な足指袋圧の1/3程度しかないことが分かります。

なので、五本指ソックスならどれでも同じかというと答えは「ぜんぜん違う」ということになるんですね。

私が半長靴をはいて足指を痛めたときに、五本指ソックスをはいても治らなかったのはこの理由だったんですね。

きちんと足指を伸ばせない五本指ソックスだったんだと思います。

でもそれでもチューブソックス(筒状の靴下)よりは「気持ちいい」という人もいましたから、健康のためには五本指ソックスの方が良いと思われます。

まとめ

従来の五本指靴下やチューブソックスとの違いが、少しでもご理解いただけたでしょうか(*^_^*)

私たちの「足」は、体の土台の部分であります。

足は、体重を支えているだけでなく、歩く、走るなどの歩行時や移動時に、衝撃を受け止めるクッションの役割や、前方へすすむ推進力の役割もあります。それが、生活習慣や、運動不足、筋力不足によって、私たちが思っている以上に、機能が低下しています。

この足の機能低下が、外反母趾や扁平足などの指の変形や足の疲労感、ふくらはぎのむくみなどの不調を引き起こしているのです。

ですので、ゆびのばソックスを履いたことによって、改善されることが多々あるのです。ゆびのばソックスは

ただ、指が五本に分かれているのではなく、足本来の機能を高める構造になっているからです。

1番はしっかり、足の機能が低下しないよう、自分にあった靴を履くことや、体を鍛えて、外部環境に負けない体づくりをするのが大切だとは思うのですが、お仕事をされている方ですと、昼間は仕事、帰って家事、育児、、と体も足も休める時間がなかったり、反対に運動する、鍛える時間を確保することが難しいと思いますので、そういった方には、生活の中で、靴下を変えるだけで、負担はかなり減ると思います。

ゆびのばソックスは今井医師推奨の機能性靴下です。ぜひ、機能性五本指靴下を履いてみてはいかがでしょうか♪

また全国各地で活躍中であります。各地の医療機関や店舗で取り扱っていただいております。あなたのお近くでも販売しているかもしれませんので、気になる方はこちらをご覧下さい。

フレイル外来でもこの様な知識、考え方を取り入れた上でトレーニングを行っています。

足下にお悩みのある方、お気軽にスケトモにご相談下さい

ソックスアドバイザー(ゆびのば®ソックス取扱施設)

以上で終わります。ありがとうございました。

https://mirai-iryou.com/yubinoba/gohonyubisocks/

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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