2020年7月18日（土曜）　無料youtubeセミナーを開催します。

時間：17：30～18：15（45分間）

当日はこちらから視聴できます！

後日でも見られますが、ライブで見て下さった方には特典があります。

なぜ内科医が足指を見るのか

私は10代の最後に両膝の靱帯損傷をして内視鏡手術をしました。医学部2年生の時でした。

部活動でバレーボールをしていましたが、その影響です。では、なぜ膝を痛めたのかというと･･･

靴のサイズを間違っていたのです。でも、当時誰もそんなことをおしえてくれる人はいませんでした。

悪くなったところには注目するが、「なぜ悪くなったのか」にはそれほど興味が無い、そんな診療に疑問を抱いても不思議ではありません。

口呼吸問題に行き着いたのも、「そもそもなぜ病気になるのだろう」という素朴な疑問を持ったからでした。

靴のサイズを間違えると体を痛めることになる、靴のサイズが間違っていると何が起るのか？

そう、足指が変形するのです。

私は、自分の体を良くするために靴や足のことについて勉強をしました。誰のためでもなく自分のためです。

ですから、内科医が足指を診ているのではなく、自分の病気が先にあり、それを病気で困っている方々に還元しているのです。

靴や靴下によって足指が変形していく

靴は分かるけど、靴下で変形していくって本当かな？？そう思いますよね。

実は、特にまだ骨がしっかりと出来上がっていないお子さんなどは容易に変形してしまうんです。

足指は、ゆっくりと壊れていくのでその変化に気がつきにくいんです。

足指の変形というとどんなものを知っていますか？外反母趾や屈み指、寝指、内反小趾など挙げられるでしょう（知っていなくてもまったく問題ありませんから）。

それを私は3つのタイプに分けました。

• 末広がり型（理想的、足指がパッと開いている）
• 三角型（内反小趾、一番小さく弱い小指が変形する）
• 棺桶型（さらに外反母趾が加わり足先が細くなる）

です。あなたの足はいかがでしょうか。みらいくりにっくの痛みと姿勢の外来を受診した人たちで見てみると（2018年のある1月を集計）実に86％の方に「内反小趾」が認められました。内反小趾は一番多い足指の変形と言っても良いでしょう。

でもなぜこの変形を知らないのか、それは「痛みを感じない」からです。内反小趾で痛むという人はごく少数で、外反母趾や膝や腰の痛みを訴えて受診する方がほとんどです。でも、その痛みの原因として内反小趾を改善することが欠かせないのです。

できれば理想的な末広がり型になりたいですよね。でも、、、サイズの合っていない靴やきゅっとつま先を締め付けてしまうストッキングや筒状ソックスを履き続けるとしたら、、、そうですまず小指が力に負けて内側に倒れて行ってしまうのです。

靴のサイズを長年間違えていた私の小指もヒドイものです。もっと早く知っていれば怪我を予防したり、手術を回避できたりしたかも知れないのに、そう悔しい思いもします。

できれば私のような経験をする方が一人でも減っていけばいいなといつも思っています。

足を地面から見てみよう・浮き指

浮き指という言葉を聞いたことがあると思います。

地面に足指が付いておらず踵の方に重心が偏ってしまっているのです。姿勢が悪くなり、腰痛の原因になったりします。

この方の足を見て下さい。本人はまっすぐ立っているつもりでも、足指はかなり地面から離れていますね。これも足指の変形の一つのタイプです。

ゆびのば体操をし、矯正用の五本指ソックスであるゆびのばソックスをはき、靴のサイズを適切にするとこの様にしっかりと地面に付くようになります。

足指を付けよう付けようと意識してもなかなか浮き指は改善しないのですが、足指が靴の中でもきちんと動かせるようになれば（動かせるほどに余裕のある靴を履くことがとても大切です）、足指は改善していきます。

73歳の女性が私を持ち上げることができた！

写真を見てびっくりしないで下さい。撮影のために集まっていただきその日に初めてお目にかかった73歳の女性です。

その場でゆびのば体操をして、ゆびのばソックスをはいていただくと軽々と私を持ち上げることができるようになります。

この時の私の体重は72kgでした。身長は180cmですから、男性としても小柄な方ではありませんよ。それをどうどうと支えることができるのですから、人の体ってすごいですね！

セミナーでは「ゆびのば体操」のやり方も紹介しますよ、フワッと優しい力で体が変わっていきます。もし誰かと一緒に見ていたらその体の違いを感じて下さい。

笑っちゃうほどに変わると思いますから。

筋肉を鍛えることはもちろん大切ですが、今ある筋肉をどのように使うのか、活用するのかという観点も大事だと思います。

筋力アップは一朝一夕には行きませんが、うまく使えるようにするためにはそんなに時間がかかるわけではありません。

ゆびのば体操のやり方ぜひ当日ライブ配信で確認してください！！

アドバイザーは全国にいます

私が開発し特許を取った矯正用の五本指ソックス「ゆびのばソックス」は全国にはき方や最適な靴下のタイプをオススメすることができるアドバイザーがいます。

ゆびのばソックスアドバイザー一覧。

わざわざみらいクリニックまでお越しいただかなくても大丈夫ですし、みらいクリニック認定フットコーディネーターであれば靴の相談もできます。

私が若いときにした思いをしなくてもいいように、足も予防が大切です。口呼吸を鼻呼吸にして病気を予防するように、足指の変形が整うことによって怪我や転倒が減らすことができる、予防できると思っています。

スポーツをしている人はケガ予防に、高齢者であれば転倒予防にまず足指を見直してみませんか？

膝や腰の痛み、姿勢の悪さなどもその悪いところだけを見ていては解決できないこともあります。もしかしたら原因は思いがけないところに転がっているかも知れません。

7月18日の無料youtubeセミナーをぜひ視聴してください。

執筆・監修　内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年　山口大学医学部卒業　救急医学講座入局
2006年　みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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