歩くはやさで寿命がわかる?歩行者信号に勝てれば長生きできる!
歩くはやさで、おおよその寿命がわかる。
2011年に発表された研究では、歩くスピードがはやいほど長寿であることが分かったそうです。
はやく歩けるということは、カラダをシッカリと支えることができていて、全身の筋力が維持できているということです。
近年では「筋肉を鍛えることが最高のアンチエイジングだ!」とも言われています。
ここ数年、外出の機会がへってしまい歩くスピードが遅くなった…という相談を多く受けています。
今日はいつまでも元気に歩くためのセルフケアをお伝えします。
ぜひ、最後までお付き合いください。
歩きが早いほど寿命が長い
歩きがはやいほど、寿命が長いと言われています。
2011年、JAMAに掲載された研究結果を皆さんとみていきたいと思います。。
この研究では、1秒間に何mのはやさで歩けるかを調べています。
ちなみに…
横断歩道の信号は、1秒間に1mの速さで歩ける時間で設定されています。
ご自身が横断歩道をらくらく渡れているか、思い出しながら読み進めてみてください。
まずは女性のグラフがこちら。
横断歩道の信号の長さが秒速1.0mで設定されていることを考えると、やはり秒速1.0mは維持しておきたいですよね。
外来でも「横断歩道を渡るのが怖くなってきた…」とおっしゃる患者さまもいらっしゃいます。
元気に自分の足で歩くためにも、秒速1mで歩けることを元気の基準にしてみてください。
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歩行スピードがはやくなるということは、余命が伸びるということです。
さらに、安定感が向上することで転倒リスクを低下させることができます。
高齢者の転倒は骨折などのリスクが高くなりますし、一度の転倒で寝たきりになってしまうことも珍しくありません。
いつまでも元気に自分の足で歩いて、転倒のリスクを低下させるためにも…
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人生100年時代だからこそ、足元からのセルフケアをオススメいたします。
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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