肩こり改善には座ったまんまで肩回し

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肩まわりのストレッチを紹介します。

肩こりで悩む人は意外と多いですね。孫に肩を揉んでもらって「あ~~良い気持ち」と思わず声が出るような年代の方だけじゃなく、オフィスでパソコン作業が多く、必然的に運動不足になってしまって慢性的な肩こり、首こりに悩む仕事人も少なくありません。

今回は、そんな肩こりがつらい・・・首こりでさらに姿勢が悪くなると言う方にでも取り組んでもらえる簡単なエクササイズを紹介しますよ。

2017年12月14日みらいクリニックにて「肩こり撲滅ライブ配信」を行ったところ、

Aさん
肩が軽くなった(^^♪
Bさん
首が回るようになった(^^♪

と嬉しい反応を頂いたので、ブログにて紹介したいと思います。

ご覧いただいた方、ありがとうございます。

これで肩こりに悩む方が一人でも減ると幸いです。

こんな配信をこれからもやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

ということで、まずは準備運動。

動画内でも説明していますが、肺経はいけい(ツボの通り道の一つですね)のストレッチから。

親指のつけ根に、反対の手の親指をつけます。

マニアックな言葉を使っていいのであれば、解剖学的嗅ぎタバコ入れに親指を当てます(笑)

詳しい位置は下の写真にて。

親指を軽くつかんで、腕を伸ばします。

痛くない程度の力で行ってください。

伸ばしている腕が、遠ーーーーくまで伸びていくようなイメージで行ってください。

これを左右行ったら、深呼吸を5回ほど行ってください。

 

これをやるだけでも、肩まわりの血流が良くなります。

参加者の方からは、

ヘビー肩こりですが、一回で足元まで温かくなったような気がします(^^)

と仰っていただきました。

これを毎日やっていただくだけでも効果的ですが、さらに効果を上げるために運動を♪

肩こりを筋肉で考える

一般的に肩こりとは、肩まわりの筋肉の動きが悪くなり、血液、リンパ液の流れが悪くなることで起こると言われています。

その筋肉とは以下のものです。

首から肩にかけてついている「僧帽筋」

同じく、首から肩にかけてついている「肩甲挙筋」

胸から腕にかけてついている「大胸筋」

胸から肩甲骨にかけてついている「小胸筋」

この筋肉がギューッと縮むことで肩こりになりやすくなります。

また肩こりだけでなく、猫背や巻肩なども考えられます

これらの筋肉をしっかりと動かしていれば、肩こりにはなりにくくなります。

そのためにも、動画で紹介している肩回しをやってみてください。

 

ですが!

いつも言っていますが、肩こりという結果にだけアプローチをしても解決にはなりません

なぜ、肩こりが起こるのか?

原因を探して、解決することの方が大事ですよね。

肩こりの原因

私の経験では、肩こりにはいくつかの原因が考えられます。

いくつか例を挙げながら説明してみます。

運動不足

便利な時代になったからこそ・・・という感じですね。

近くのコンビニでも車で行くという方が意外と多いようです^^;

これは大人だけでなく、子どもさんにも同じことが言えます。

外で遊ぶ子どもが減っているようですね。

お仕事などで定期的に運動をする時間をとることが難しいと言われることもあります。

 

パソコンやスマートフォンの普及

これは以前にも書きましたが「ストレートネック」などの姿勢不良もひきおこします。

スマホやパソコンの作業中は視線や頭が落ちます。

それを支えるために首から肩にかけての筋肉(胸鎖乳突筋)が硬くなります

いわゆる猫背やストレートネックになってしまいがちなのです。

 冷え性

女性に多いと思われがちですが、冷房の効いている室内で仕事をするサラリーマンの男性にも冷え性は多いと感じます。

冷えは症は2種類あります。

手足、いわゆるカラダの末端が冷えるタイプ。

末端よりカラダの深部、内蔵から冷えるタイプ。

カラダが冷えると筋温が低下してしまうので、血流が悪くなります。

その状態が続くと、肩回りの血流も当然悪くなります。

それにより、肩こりが引き起こされます。

ストレス

精神的、肉体的なストレスがあると、自分のカラダを守ろうとセンサーが働き、自然と体全体に力が入ってしまうのです。

いわゆる防御反応というものです。

カラダを守るために、筋肉がギューッと固くなります。

その結果、肩こりを引き起こすことがあります。

食事

肩こりは生活環境だけではなく、食べ物による内的要因も関係します。

温かいものを摂り、カラダを冷やさないように意識してみましょう。

カリウムやミネラルが豊富な食べ物を選択し、水分代謝を促すことも必要です。

また、内臓に負担をかけてしまうので、食べ過ぎないことが一番大事ですよ!

 

顔のむくみも改善

動画内でもお伝えしていますが、肩関節を動かすことで顔のむくみ改善にもなります。

彼女
ほっぺたが落ちてきたなぁ

と気になっているあなた!

肩回しやってみませんか(^^)?

あいうべ体操も、表情筋や、鎖骨上部の筋肉を使うので、むくみ改善になると思います。

どれが一番いい!ということではないので、やれることからやってみましょう♪

 

 

 

肩こりは本当に簡単なことで、驚くほど改善していきます。

原因のところにも書きましたが、姿勢などの問題は、足が原因であることが多いです。

足指を伸ばして、しっかりとした土台作りが大事です。

もちろん、ゆびのばソックスを併用して頂いた方が良い効果的です。

まずは、やれることから始めてみてください(^^♪

あなたも是非、肩こり撲滅!してみてください。

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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