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医者に払うお金があるなら、靴に使え?!【運動は薬である~exercise is medicine~】

こんにちは!
足指から健康と運動を考えるトレーナー、石田力です。
皆さんは、一日に何歩くらい歩いていますか?

今回のタイトルは、2015年に発売された長尾和宏先生の書籍病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらずの帯に書かれている一節です。
痛みと姿勢の外来で、膝痛・腰痛だけでなく、さまざまな症状でお悩みの方を毎日見てきました。
その経験から私も「靴にはお金をかけた方が良い」「歩くことで健康になれる」と考えています。

毎日元気に歩くためには、歩きたくなるような靴が必要不可欠。
足に痛みが出るような靴では、歩きたくなくなってしまいますよね?
今日は痛みなく元気に歩くために必要なものとは?について書いていきます。
ぜひ最後までお付き合いください。

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現代病の大半は、歩かないことが原因だった

皆さんは、一日に何歩歩いていますか?
私のスマホによると、私は一日平均5600歩歩いているそうです。
スマホを持って歩かない時間もありますから、実際はもう少し歩いていると思います。
いろいろな研究論文から考えられる「健康的な歩数」が、おおむね8000-12000歩といわれます。
そこから考えると、私も運動不足なのかもしれません^^;

長尾先生が仰るには、糖尿病・高脂血症・高血圧・認知症…etc.
それらの原因の大半は、私たち人間が歩かなくなったからではないか?と書かれておられます。
公共交通機関の発達、バイク、自転車、自動車など、便利な乗り物が普及しているなかで、

Aさん
よし、歩こう!

と思い行動に移せる人がどれほどいるでしょうか?
偉そうに言っておりますが、私も通勤は自転車ですしお買い物も車で行くことがほとんどです。
歩かないぶんをトレーニングで補うことはできると思います…
でも、トレーニングの方がハードルが高いですよね?

ちなみに…
江戸時代の庶民は、30,000歩くらい歩いていたそうです。
現代人は平均5,000-10,000歩と言われていますので、3-6倍くらい歩いていたということですね。
車も自転車もない時代ですからね。
お買い物などの移動も、すべて徒歩と考えれば納得できる数字ではないでしょうか?
毎日30,000歩も歩いていて、食事の栄養状態も現代より悪いでしょうから…
冒頭に書いた、糖尿病・高脂血症・高血圧にはなれないと思います。
逆にいうと、現代は食事が飽和状態で、さらに運動量が減っているわけです。
健康で人生を謳歌するためには、まずは歩くことが最適解と言えます。

なぜ靴が大事なの?

上記のとおり、健康を維持するためには歩くことを推奨します。
そこで問題になるのが、どんな靴を履くのかということです!
あくまで、歩くための靴として。
一日に30,000歩歩くと仮定した時に、パンプスやヒールで歩こうと思えますか?
ほとんどの方が「ムリ」と仰るでしょう。
足指がギューッと圧迫されて痛むでしょうし、靴ズレになるかもしれません。
そんな靴では、歩きたい!と思えませんよね。
いつも申しておりますが、パンプスやヒールを履くなとは言いません。
「オシャレを楽しむとき」と「健康のために歩くとき」
それぞれ目的が違いますから、それぞれ道具も変えるべきです。
歩くための靴の選び方として、痛みと姿勢の外来では下記の5つをお伝えしております。

  1. 靴底(アウトソール)がシッカリとしている
  2. かかと(ヒールカウンター)がシッカリとしている
  3. 鳩目(シューレースホール)の数が5つ以上ある
  4. 足指の幅(ワイズ)があっている
  5. ラストの振りが小さい

ながく歩くためには、足にしっかりフィットしていて、長時間履いても痛みが出ないことが大切です。
そもそも靴って、足を守るための道具ですよね?
履いて歩くと痛む…というような靴は、本末転倒です。
靴選びについて、くわしくは下記の記事をご参考になさってください。

一生歩ける靴選びしたくないですか?

足指を守る・失敗しない靴選び!「ラストの振り」にも要注目

ご自身のカラダに合った靴が選べたら、使い方も大事ですよ!
踵を踏み潰して履いたりしていませんか?
靴ひもはシッカリと締めてフィットしていますか?
靴ひもの結び方は、下記の動画をご参考になさってください。

歩くと未来が変わる

歩くだけ未来が変わるはずがない…
そう思われる方も多いのではないでしょうか?
しかし、私はホンキで未来が変わると考えています。
痛みと姿勢の外来では、歩くことによってカラダや人生が変わった方を多く経験しています。
だからこそ、私たちは「1-2分でも良いから歩く時間を増やしてください」とお伝えしています。

Bさん
でも、歩くと膝や腰が痛くて…

という方もいらっしゃるでしょう。
痛みなく元気に歩くためには、前記の靴の問題だけでなく、足指の変形を改善させる必要があります。
そのためには、ゆびのばソックスを履いていただくことをオススメしています。
ご自身のカラダに合った靴を選べたとしても、その中に履いている靴下で足指を痛めている方がほとんどです。
いくら高機能な靴を買ったとしても、履いていなければその効果は得ることができません。
欧米のように自宅の中でも靴を履いている…という方は、ごくごく一部でしょう。
であれば、靴より長時間履ける靴下の機能を高めることが、日本での生活には合っていると言えます。
痛みなく元気に歩くために、靴と靴下にはお金をかけてみてください。

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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