こんにちは!
「足指」から健康と運動をかんがえるトレーナー、石田です。
今日は4歳の息子を持つ、一人の親として、また一人のトレーナーとして、お伝えしたいことを書いていきます。
先日、ポカン口と転倒が足指から起こる可能性があると書きました。
僕はこの2つを改善することが、子どもの成長を守るリスクマネジメントであると考えています。
近年のマスク生活の影響で、大人でもポカンと口が空いている方が増えています。
また運動不足で、足指を含む全身の筋力が低下していることに気がついていない方も多くいらっしゃいます。
子ども達がこのまま成長するとどうなるのだろう…と不安になります。
リスクマネジメントとしての足育。
小さな子どもを持つ親と保育園・幼稚園の先生方に、知っていただきたい内容です。
ぜひ、最後までお付き合いください。
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今回のブログの内容にある、転倒癖、
ポカン口などの姿勢の改善…
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なんと声をかけますか?
忙しい朝、あなたは子どもを保育園に登園させようと準備をしています。
上図のように、靴を履く子どもになんと声をかけますか?
- ほら、時間ないから急ぐよ!
- ○○君、もうお靴履けたかな?
- 靴のテープ、ギュッと締めてね!
- …(無言で見守る)
どれが正解ということは無いのですが、僕はこの声掛けもリスクマネジメントの1つだと考えています。
靴を履くときに、いつも急かされていたとしたら、子どもはどういう風に感じるでしょうか?
きっと「靴はパッと急いで履かないといけないんだ!」と感じると思います。
というか、私はそう思っていました^^;
親に言われた一言って、本人も気がつかないうちに、行動の基盤となっていることがありますよね。
急いで靴を履いたとき、靴のテープ(紐)はどうなっているでしょうか?
ちゃんとギュッと締まっていますかね?
保育園に登園させた後、駅まで急いで走りたい…。
そんな時に、一番走りやすい靴はどれだと思いますか?
- スニーカー
- サンダル
- スリッパ
- パンプス
これは間違いなくスニーカーを選ぶ方がほとんどでしょう。
では、そのスニーカー。
下記の内、どれが一番走りやすいでしょうか?
- 紐をしっかりと締めたスニーカー
- 紐がゆるゆるのスニーカー
- スリッポンタイプ
試して頂いたらすぐにわかるんですが、2.と3.はメチャクチャ走りにくいです!
靴が脱げないように、足の指がギューって固まってしまいます。
小さな段差に引っ掛かりやすくなるし、なんなら、何もないところでも転びやすくなります。
靴は道具なので、履き方ひとつでカラダを痛めることになります。
靴のリスクを知ったうえで、もう一度はじめの質問に戻ってみましょう。
忙しい朝、あなたは子どもを保育園に登園させようと準備をしています。
靴を履く子どもになんと声をかけますか?
保育士さんは膝痛・腰痛が多い
痛みと姿勢の外来には、腰痛・膝痛でお悩みの保育士さんが多くいらっしゃいます。
治療をすすめていくと、皆さん共通のジレンマが出てきます。
靴ひもをしっかりと締めたいけど、そんな時間がない…
子どもが相手ですし、目が離せないですからね。
…しかたない。
本当にそうでしょうか?
上記のとおり、靴をパッパッと履くと転倒のリスクが増えます。
また、足指が使えない状態で動くことで腰痛・膝痛のリスクも増えてしまいます。
だからこそ、保育士さんの腰痛・膝痛が多いのでは?と考えています。
子どもを追いかけるには体力も必要です。
それだけでなく、痛みのないカラダも必要ではないでしょうか?
子どもを預かってくれる保育士さんがいるからこそ、僕は毎日安心してお仕事ができています。
そのためにも、保育士さんを守るためのリスクマネジメントが絶対に必要です。
たとえば、保育園のカリキュラムとして、靴の履き方を入れていただきたいな…と考えています。
そうすることで、保育士さんだけでなく、園児さんの転倒に対するリスクマネジメントに繋がりますよね?
プラスして、足指をしっかりと伸ばす「ゆびのば体操」を行うことで運動能力向上にも。
保育士さんも、今より元気になります!
まずは僕たち大人から
子どもと保育士さんのリスクマネジメントだけではなく、最後は親のリスクマネジメントについて。
子どもが急な発熱でお迎え要請
園庭で転んでケガをしました…etc.
たぶん…誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
仕事中にかかってくる保育園からの電話ほど怖いものはありません(笑)
全てを回避することはできませんが、可能性をすこしでも少なくすることができるのであれば?
やらないという選択はありませんよね?
僕も1人の親として「自分がやってみて良かったら息子にもやらせよう」と考えています。
だって、効果がわからないものをわが子に提供できます?
僕はできません。
なので!
まずはお父さんお母さんが、足育を始めてほしいなと思っています。
その姿をみた子どもは、教えなくてもマネを始めます。
わが子のふとした瞬間に出る言葉や仕草…
本当に僕と妻と同じなんですよ(笑)
そうやって、子どもだけじゃなくて、子どもの周りにいるお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、保育士さん…etc.
みんなで元気になっていけたら最高だと思いませんか?
ママは美脚に?ダイエット効果も?
リスクマネジメントとしての足育について書いてきましたが、最後にお得な情報を1つ。
足指がしっかりと伸びると、姿勢が変わります。
これは前回のブログにも書いてますよね。
そのきれいな姿勢でどんどん歩くと、ポッコリお腹無くなります!
太くなってしまった太もも、細くなります!
せっかくやるなら、お父さんとお母さんにもメリットが欲しいですよね。
ママは今よりもキレイになります。
足指が伸びると大人も、子どもも足が速くなります。
保護者リレーでカッコいいところを見せたいパパ!
足指のびてますか?
子どものリスクマネジメントを始めるなら、まずは僕たち大人から!
ぜひやってみてください^^
- 子どもの転倒癖が気になる…
- 足指が曲がっている…
- 姿勢が悪い気がする…
上記のようなご相談は、痛みと姿勢の外来にお任せください。
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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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