自分の足の形しっていますか?
新年あけましておめでとうございます!本年も、ご覧いただいているみなさまが、健康に元気に年齢を重ねられるような、運動のご紹介や情報を多く発信できればと思っています。
寒い日が続いています。体調は崩されていないでしょうか?
話が変わりますが、世界保健機構(WHO)の定義では、高齢化率(総人口のうち65歳以上の高齢者が占める割合)が7%を超えた社会は「高齢化社会」、14%を超えた社会は「高齢社会」、21%を超えた社会は「超高齢社会」とされています。
日本は、1970年には7%を越え、1995年には、14%を越え高齢社会に、そして2007年には、21%をこえ、今では超高齢社会といわれています。
2065年には、高齢化率が38.4%になるのではと、予測されています。3人に1人が65歳以上ということです。
2065年・・・その時、私は74歳です。フレイル外来に来られる多くの方が、年齢関係なく、
とお伺いしてます。日常生活に支障のない健康寿命をのばし、いつまでも歩いていられる体でいたいです。
そのために私自身、今のうちから、しっかりとロコモ・フレイル対策をしていこうと思います!!
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。
靴にも様々な形がある
改めまして、本題に入ります。
靴には様々な形があり、自分に合っていない靴を履いていると足が痛んだり、
外反母趾や内反小趾などの変形を引き起こしてしまいます。
ご自身の足型に合った靴を履き、きちんとした靴の履きこなし方をすることで、外反母趾や内反小趾などの足指の変形を予防することができます。
特に、冠婚葬祭の時に履く靴やパンプス、ブーツなどで、足が痛むかたが多いのではないでしょうか。
こういった靴で、足が痛む方は、靴先の形に目を向けてみてはいかがでしょうか。
患者様の中では
と悲しまれていた方もいます。
私は、初詣に佐賀の祐徳稲荷神社に行ってきたのですが、到着して、歩き始めると、足先の指が痛くなり、
歩いていて、足先が痛くなったのは、陸上自衛隊に入隊していたとき以来の痛みでした。
そのときのブログはこちらです。
私自身、ゆびのばソックスに出会って、足指の痛みがなくなった経験があった為に、疑問が残りました。
その時に、考えついたのが、「靴先の形」です。
私が履いていた靴が、
少しオシャレして出かけたいと思って、その時の服装に合わせた靴が、上の写真のような靴。
ですが、私の足指の形と靴先の形が合っていなかったようです。
靴先の形は様々あり、
- ポインテッドトウ
- ラウンドトウ
- スクエアトウ
などがあります。
この靴先の形が自分の足にあっていることで、足の不調が出にくくなります。
また、次にこれからご紹介する、足指の先の形(足型)を合わせて覚えていると靴選びが進みやすくなると思います。
3つの足型
足は大きく分けて、3種類あります。ご自身の足指と見比べてみましょう♪
その3つとは、
・親指が一番長い「エジプト型」
・人差し指が一番長い「ギリシャ型」
・指の長さがあまり変わらない「スクエア型」
日本人に一番多いのは足の親指が一番長いエジプト型です。(70%)
次に多いのが、人差し指が一番長いギリシャ型。(25%)
一番少ないのが、足の指の長さにほぼ差がないスクエア型です。(5%)
フレイル外来の方々に、協力していただいて足の形を見させていただいたのですが、
やっぱりスクエアの形の足指をしている方はなかなかいらっしゃいませんでした。
以上の3つの足型がありました。この三つにキレイに分類できるわけでは無いのですが、自分の足型を知っておくのは靴選びにも大切です。
自分の足先の形に合った、靴先の形を選ぶと足の負担はぐっと減りますよ!(^^)!ぜひ靴選びの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
足型に合わせて靴も選ぼう
今回は足の形について書いてみました。フレイルは足腰の衰え(ロコモティブ症候群)から始まることもありますから、足に合った靴はとても大切。
靴選びの際は、ご自身の足型に合った靴を選ぶようにしてみましょう♪
しかし冠婚葬祭の時に履く靴やパンプス、ブーツ選びは本当に難しく思われている方が多いと思います。ですが
きちんとした靴の履きこなし方をすることで、外反母趾や内反小趾などの足指の変形を予防することができます。
私たちの体の土台は「足」です。
超高齢社会の日本で、いま問題になっている「フレイル」や「ロコモティブシンドローム」も
足についての危険性が、唱えられており、ますます「足」についての関心が高まっています。
今回の内容が、あなたにとってプラスになれば幸いです♪
最後に上野清香先生がお話しされるパンプスフットケアセミナーのお知らせをさせて下さい。
私も受講しましたが、女性ならではの視点満載のフットケアの情報にビックリ!3月に東京で開催されますから、ぜひ参加なさることをお勧めします。
自分の足型をしって自分に合った靴選びがとても分かりやすくなると思います。
今回は以上で終わります。ありがとうございました!
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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