足はゆっくり壊れていく
「足腰が20歳若返る 足指のばし(かんき出版)」刊行に当たってスタッフの知識共有のためにみらいクリニック院内セミナーを開催しました。
タイトルは「足はゆっくり壊れていく」です。ちょっとコワイですかね。その模様を動画にしましたので、ぜひご覧下さい。
みらいクリニックでは膝、腰の痛み、外反母趾、魚の目、モートン病、足底筋膜炎などなど様々な足にまつわる病気の診療をしています。
そのほとんどが「慢性病」であって怪我やねんざ、骨折といった「急性病」ではありません。
整形外科的な急性病の治療は、RICE(安静、冷却、圧迫、挙上)が基本となります。
ところが慢性病はそうは行きません。外反母趾で母趾の付け根がいたいからと行ってシップ処置をしても、その場は良いかも知れませんが、結局は痛みがぶり返してしまいます。慢性病と急性病の治療は自ずと違うのです。
ですから、慢性的な足腰の問題には”整形内科”的発想が求められます。
痛みが出てからでは遅い
慢性病で体に痛みを生じるような状態というのは、かなり進んでしまっています。がん治療を考えてみても、命を脅かすような病気であっても最初から痛いとか症状があるわけではなく、しこりが触れる、痩せてくるという症状が出てくるのは進行してからなのです。
だから”早期発見”を強調されるんですね。
これはどの体の部位も同じです。外反母趾の痛みが出るのも、ちょっと違和感があるなとか予兆があることも多く、「急に痛みが出た」ということは少ないのです。
変形の進行が少しずつなので、その変化に気づくことができないのです。
その変化を事前に見つけようというのが、新しい足型分類です。
あなたの足指と比較しながら動画をご覧下さい。
きちんとした扇形になっていますか?それとも三角型?外反母趾と内反小趾が合わさった「棺桶型」?
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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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