冷え性は冬だけと思っていませんか?
冷え性って寒い時期のものってイメージがありませんか?
僕は冷えとは無縁の人生なので、勝手にそう思ってました(笑)
ですが、夏の方がカラダは冷えていることが多いんです。
これには色々な原因が絡んできます。
ざっくりと原因をあげてみると、
1.人間は恒温動物です
恒温動物は体温を一定に保つため、夏場はカラダを冷やそうとします。
逆に、寒い時期には代謝をあげて熱を生み出そうとします。
この作用によって、私たちは体温を一定に保つことができています。
この逆を「変温動物」と言います。
2.冷たい食べ物が多くなりがち
3.クーラーガンガン
という感じでしょうか。
(人間のカラダを含め)自然って本当に良くできているなぁっといつも感心します。
ただ、それと同じくらい科学も進歩してます。
人間の生存本能、自然の恵みだけでも十分だと思うんですけどね。
今はそれにプラスして、科学の力にも頼っている状態です。
クーラーを使うな!ということではありませんからね^^;
夏はカラダを冷やす要素が増えるので注意が必要ということです!
冷えは、浮腫みにも繋がってしまいますし。
夏の間にしっかりとケアして、冬に備えましょう!
というわけで、「簡単なケア」と「気を付けたいこと」を書いていきます。
脚やせにも期待ができますので、女子は必見ですよ!笑
冷え性チェック
「冷え性」と一括りにして言ってますが、実は症状は様々あります。
カラダの中心から冷える、末端が冷える、内臓が冷えるなど…。
まずは、あなたの冷え度をチェックしてみましょう!
- お腹を触ると冷たい
- 足がむくむ
- お仕事が長時間のデスクワーク
- 冷たいものを良く食べる
- 顔がほてる
- 肩、首こりがある
- 一日のトイレの回数が8回以下
- 運動不足
上記のチェックリストに3つ当てはまれば要注意です。
特に1.に当てはまる方は、夏バテにもご用心^^;
日々のケアとちょっとしたことに気を付けて、冷え対策を!
カラダを冷やさないために気を付けたいこと
クーラー対策
夏になると、どこに行ってもクーラーが効いています。
寒いくらいのところもありますよね^^;
この効きすぎたクーラーに気をつけましょう!
カラダを冷やしすぎないように、なにか羽織るものを持っておくこと。
UVカットの衣服だと紫外線対策にもなります。
面倒くさくても持っておきたいですね。
あと、腹巻きもオススメです。
お腹を冷やさないように心がけましょう!
食べもの
夏場は食べものも注意が必要ですね。
基本的に夏野菜などは、カラダを冷やす作用があります。
また、暑いから冷たいものを多く摂取してしまいがちです。
と言われたことがありますが、コーヒーはカラダを冷やしてしまいます。
基本的に、暑い地域、時期に採れるものはカラダを冷やす効果があると言われます。
クリニックでオススメしているのは下記に書いてある「乾姜(かんきょう)」ですね。
紅茶も体を温めてくれる作用がありますし、相乗効果です(^^♪
むくみ予防
カラダを冷やさないために、むくみ予防も重要なことです。
人間のカラダは60%以上が水分です。
運動不足が続くと、重力に負けて下半身に水分が溜まってしまいます。
このような状態を、東洋医学では「水毒」と言います。
予防のためには、下肢の筋肉をしっかりと使うことが大切です。
一日5分で良いので、小股歩きをやってみましょう!
足趾で地面を押す感覚がつかめると思います。
下肢の筋肉をしっかりと使うためには、足指をしっかりと使う必要があります。
足指を動かすことで、ミルキングアクションを起こして、血流を促すことができます。
足指を動かすために、ゆびのば体操、ゆびのばソックスをオススメしております。
下記のリンクに詳しい説明があります。
踵をあげて、冷え予防!
夏冷えのケアと予防法を動画にてアップしてます!
足指を動かすために、ゆびのば体操。
ふくらはぎの筋肉の動きを出すために、アキレス腱のマッサージ。
これだけでも冷え対策にはなりますが、やはり運動を入れたいですね(^^)
今回、ご紹介している運動は「かかとあげ」です。
ふくらはぎの筋肉のトレーニングとして有名ですね。
動画内でお伝えしている3パターンを行うことで、しっかりと動かすことができます。
継続して行うことで、脚痩せ効果、痩せ体質に期待が持てます(^^♪
普段の生活を気をつけつつ、ケアをしっかりとやってみてください!
冷えに困っている方は、ケアも運動もできる範囲で頑張ってみてください。
継続はチカラなりですよ~。
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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