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靴をあなたの足にシンデレラフィットさせる方法をお伝えします【外反母趾】【膝痛・腰痛】【猫背・反り腰】

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足腰膝の痛みの外来では、靴のご相談をよくいただきます。
色々な靴を試しても、なぜかしっくりこない…
オーダーメイドの靴やインソールも試したけど、やっぱりダメだった。
という患者さんが多くいらっしゃます。
その原因は非常に簡単。

  • 靴のサイズが合っていない
  • 靴ひもを締めていない

多くの場合、上記の2つが原因です。
靴と足に10年間向き合ってきた私が、靴をあなたの足にシンデレラフィットさせる方法をご紹介します。

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靴のご相談は「足腰膝の痛みの外来」へ
受診希望の方は、下記より簡単にご予約いただけます。

最重要は靴のサイズ選び

こんにちは!
足指から健康と運動を考えるトレーナーの石田力です。
皆さん、あしゆび伸びてますか?

これまでも何度も取り上げてきましたが、靴の選びで最重要なのはサイズ選びです。
どんなに高級な靴であろうと、サイズが間違っていれば足にフィットするはずがありません。
これは靴だけでなくて、下着や洋服などでも同じことが言えますよね?
スタイルの乱れを防ぐために補正下着を使う。
それ自体は悪いことでは無いですし、一定の効果はあると思います。
ですが、サイズを間違えてしまえば逆効果になりますよね?
洋服もしかり。
どんなに高級でおしゃれな洋服であっても、サイズ感が合っていなければ…なーんかダサく感じてしまいます。
靴、下着、洋服は、あくまで道具です。
道具だからこそ、使い方や選び方を間違えてしまえば効果を得ることはできません。

ということで、サイズの選び方をお伝えします。
靴のサイズ選びというと、足の実寸(裸足で立った状態で計測)に+1~1.5cmしたサイズが一般的ですよね?
靴屋さんでもそうやって案内されることが多いと思います。
しかし、これが間違いの元凶であると私は考えています。
外来にお越しになられる方の9割以上の方が、上記のサイズでは足に合わないのです。
なぜかというと、私たちの足は本来末広がりの形をしています。

でも、市販されている靴の形はどうでしょう?
つま先にかけて細く尖っているものが多いですよね。
そもそも、足に合わせて作られていないのです。
あまり知られていませんが、靴の弊害は100年以上前から問題視されています。

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靴をあなたの足にシンデレラフィットさせるためには、縦幅ではなく、横幅に合わせて靴を選んでみてください。
下図の様に、中敷きに足を乗せて確認していただく事をオススメします。
足指がしっかりと中敷きに乗っているのでサイズは合っているように見えますよね?
しかし、足指を末広がりに調えてみると…

小指がはみ出てしまいました。
この中敷きからはみ出てしまった小指は、長時間靴を履くことによって変形させられてしまいます。
つまり、内反小趾になってしまうということです。
そして、これが一度は耳にしたことがあると思いますが「履いていると靴が馴染んできますよ!」の正体なんです。
靴が足に馴染んでいるのではなく、足が靴に壊されているということです。
そうならないためにも、靴のサイズは縦幅ではなく横幅に合わせて選んでみてください。

実際に私が履いている靴はこんな感じです。
シッカリと足指が中敷きに載っていますよね?
私の足は実寸が26.4cmですが、この靴は29.0cmです。
前にスペースがあるとブカブカで歩きにくいのでは?と思いますよね。
次項では、解決策をお伝えします。

余談ですが…
みなさんは「グリム童話」をご存じでしょうか?
ほんらいの物語はキラキラ明るい側面だけでなく、ちょっと怖いような側面もあります。
シンデレラも物語自体はハッピーエンドなのですが、意地悪な姉たちの結末をご存じですか?
サイズが合わないガラスの靴を履くために、自分の足を削るのです。
もちろん、すぐにバレてしまうのですが…。
子どもながらにとても恐ろしく感じたのですが、私たちが普段履いている靴でも同じようなことが起こっていると感じています。
ご自身の足指を犠牲にして靴を履くのではなく、あなたの足に合わせた靴を選んでいただきたいです。

靴ひもは飾りじゃない

足の形に合わせて靴を選ぶと、どうしてもオーバーサイズになってしまいます。
とても足にフィットした状態とは言えません。
なので、私たちみらいクリニックでは、靴ひもをシッカリと締めることでこの問題を解決していきます。
冒頭の動画でも説明していますが、伸びにくい綿100%の平ひもをオススメします。

一般的に靴に最初からついている靴ひもは化繊でできています。
ポリエステルでできているものが一般的なのですが、安価で大量生産できるメリットもありますが、伸びやすいというデメリットもあります。
靴と足をフィットさせるために、靴ひもはギュッと締める必要があります。
しかし、ポリエステルでできている靴ひもは1週間ほどですぐに伸びてしまいフィット感が無くなってしまいます。
綿100%の靴ひもは、伸びにくいというメリットがあります。
そして、(使い方にもよりますが)3ヶ月はフィット感を維持することができます。

靴をあなたの足にシンデレラフィットさせるためには、まずは靴のサイズ選びが重要です。
そして、綿の平紐でしっかりと固定してみてください。
これまで感じたことがない快適な足元を手にすることができるはずです。

治療の最後のひと押しは靴だ

動画内で院長の今井も申しておりますが…

  • 外反母趾・内反小趾のような足指の変形
  • 膝痛・腰痛などの慢性痛
  • 猫背・反り腰のような姿勢の問題

これらを根本的に改善していくために、靴の見直しは必須であると考えています。
靴はあなたの足を守ることも壊すこともできる道具です。
いつまでも元気に自分の足で歩くために、あなたはどのような靴で歩きたいですか?
靴でお悩みの方は、足腰膝の痛みの外来へご相談ください。
受診希望の方は、下記より簡単にご予約いただけます。

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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