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飾りじゃない!靴紐はキュッと締めるべし。

靴ひも締めてますかー?

普段、どんな靴を履いていますか?

あなたは普段、どんな靴を履いていますか?

スリッポン、ひも靴、パンプス、ヒール…などなど。

私はもっぱらスニーカーです。

講演会やセミナーなど、スーツの時でもスニーカーです(笑)

動きやすいからという理由もありますが、一番は自分のカラダを守るためです。

度々ブログにも書いていますが、私は膝と腰をケガしてから痛みと付き合ってきました。

いや…、痛みをケガのせいにしていたのかもしれません。

今では痛みを感じることは少なくなっています。

そんな私が好きだった靴は「脱ぎ履きしやすい靴」です(笑)

お仕事中はトレーニングシューズですし、パッと履きかえれることを第一に考えていました。

だって、めんどくさいから。

それが、痛みの原因とは考えもしなかったですし、知る由もなかったですから。

だからこそ、皆さんにお伝えしたいことがあります。

飾りじゃないのよ、靴ひもは。

シッカリと締めることで、守れるものがあります。

靴えらびも大事ですが、まずは靴ひもを締めてみましょう。

どんな靴ひもが良いの?

靴ひもといってもイロイロなものがあります。

素材やカタチの違いなどですね。

まず素材ですが、伸びにくいものが良いと考えています。

伸びやすい素材であれば、歩くたびに足が、靴の中で遊んでしまいます。

それが、足指の変形、姿勢の崩れに繋がります。

私の場合は痛みまで^^;

 

クリニックでお勧めしている靴ひもは、綿でできている平紐です。

クリニックでは靴ひもの締め直しも行っております。

なぜ平紐が良いのか…

今井院長に理由を聞いてみました(^^♪

石田
平紐が良い理由を教えてください!
いまかず
平紐はカラダに面で当たるから、ストレスが少ないよね。
石田
確かに!丸紐だと食い込む感じがしますね^^;

 

いまかず

そうそう!

例えば、パンツの紐が丸紐だったらどうかな?

常に食い込んですごくストレスを感じるよね。

 

石田

なるほど!

確かに、丸紐だと辛そうですね(笑)

あなたの靴についている靴ひもはどんな紐ですか?

 

 

 

プロバスケ選手のこだわり

靴ひもというと、僕の尊敬している田臥勇太選手。

なんと、シューズの靴ひもを締めるのに15分以上かけるそうです。

不器用だから…ではなくて、ケガをした経験から、

靴ひもの結び方一つにも意識を向けるようになったそうです。

カラダの感覚が鋭いであろう、プロの選手も大事にしている靴ひも。

あなたはどんなふうに締めていますか?

小さな差が大きな差に

僕が靴ひもでビックリしたのは、きちんと締めると靴の重さが消えることです。

足と靴が一体化しているような感覚…。

カラダも安定するし、靴ひもを締め直すだけで新しい靴を履いているような感覚になります。

「軽い靴が最良の靴」だから手に持って軽く感じるのが良い靴。

これは大きな間違いです。

体をしっかり支えるためには、ある程度靴は頑丈でないといけません。

ふにゃふにゃの靴底ではいくら軽量であっても体を支え続けるには不向きです。

 

そして、靴ひもを交換するだけで歩きかたや姿勢が変わることも少なくありません。

靴が重くても、靴ひも結び一つでその感覚はがらりと変わってしまうんですね。

「靴が重い・・・」と言っている人の靴ひもは大抵緩いです。靴が重いのではなくて、紐が緩いから靴を重く感じてしまうんですね。

これが屈指に繋がり、足腰の問題を引き起こします。

 

ということで、みらクリの美人受付に協力してもらいました(笑)

信じられないことに、約一年間ほど靴ひもを変えていなかったTさん

最近、歩きかたが気になるなぁと思っていたんです^^;

before → afterをご覧ください。

私がビデオ編集をしていると院長がのぞきに来ました笑

「さっきの歩行の様子?」

「そうです」

「どれどれ、結構姿勢曲がってるねえ

「そうなんすよ、撮影した時はそんな気に似ならなかったけど、こうやってみるとかなり曲がってますよね」

「この若さでこの歩き方だったら将来かなり恐いね、俺も気がつかなかった」

私たちも普段から彼女の歩く姿を見ていましたが、これほど曲がっていたとは気がつきませんでした。

目が慣れていたからかも知れません。

「こっちが靴ひものを新しくした後です」

「お~やっぱりスムーズになるね」

「そうですね、姿勢が改善しますね、見た目にもわかります」

「左手の振りも出てきたね」

「やっぱり靴ひも大事ですね」

というやりとりがありました。

彼女にも見てもらったんですが、自分の歩き方にビックリしていましたよ。

悪い姿勢で歩こうなんて思っていないのですから、衝撃ですよね。

20代の彼女でもこれくらい変わるのですから、毎日靴ひもをきちっと締めることの大切さを理解していただけたでしょうか。

すぐに綿素材の平紐なんて変えられないって言う方もいらっしゃると思います。そんな方でも普段よりきちっと結ぶと歩く姿勢も、体への負担も変わりますよ。

違いがわかりますか?

アタマの揺れ方、足の運びに違いが出てますよね。

 

いかがでしょうか、靴ひもだけで、このような違いが出てきます。

毎日履く靴であればなおさら…。

上の動画のような小さな差を無視するのか。

小さな差が、大きな差につながると思って行動するのか。

あなたはどうしますか?

痛みと姿勢の外来(旧フットケアセンター)では、このような沓野は着方、選び方の指導も行っています。

「靴屋さんで良いからと勧められたんですよ」と仰って持参して下さる靴でも、サイズが合っていなかったり、その方の症状、病気に対しては「どうかなあ」と判断に困ることも度々です。

15分以上歩いて足腰に痛みが出るような場合は、靴の間違いを一度疑って見て下さいね。

ゆびのば体操セミナーお知らせ

靴や靴ひもについて専門的に学びたい方のために、ゆびのばセミナー(上記の内容は応用編)を全国で開催しています。

2018年の開催予定は下記から。

基礎編では、ゆびのば体操や足指の変形について、応用編では靴のことや他人に施術するゆびのば体操。

上級編は、姿勢や歩き方。そしてインソールセミナーはそれらの集大成。

2018年は青森県八戸市からスタートです。ぜひお気軽にご参加ください。

これまでも多職種の方々が参加なさっています。足のこと、靴のことを全く知らないという方でも大丈夫。私もそうでしたから(#^.^#)

今井院長の直接指導もあります。

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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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