変形性膝関節症は手術しかない?
変形膝関節症は「あしゆび」を調えることで改善することができます。
先日「痛みと姿勢の外来(フットケアセンター)」お越し下さったSさん。
2017年9月19日に久留米市のシニアカレッジ様からお招きいただいた「えーるピア久留米」での私の講演を聞いて
と思われたそうで、久留米からご来院くださいました。
お膝の痛みが気になりだしたのは、ここ一年ほど。
痛みがでたり、引いたりしていたので
と思っていたら、どんどん痛みが取れなくなってきたとのこと。
これはマズイ!と思い、かけ込んだ整形外科では「変形性膝関節症」の診断、そしてその場では
としか言ってもらえなかったそうで…
まさに、痛みと姿勢の外来を受診したのは藁をもすがる思いだったようです。
シニアカレッジでの「あいうべ体操で息育」「ゆびのば体操で足育」の講演を聞いたときに、「これだ」と思って下さったそうです。
そして
と、胸の内をあかしてくださいました。
泥船にならないように、Sさんの最後の藁になれるように、私もシッカリジックリと足指を広げて向き合わせていただきました(笑)
不安定な土台が不安定な膝を作る
まず、やるべきことはSさんの痛みの原因を探ることからです。これが「痛みと姿勢の外来」の大きな特徴です。
痛いところから見るのではなく、痛みを起こす原因を探る。
ということで、Sさんに膝の痛みが出始める前に、何かカラダの変化を感じることはなかったか聞いてみると
更にさかのぼって聞いてみると
とこのことでした。ここにヒントがありそうですね。
靴が小さく感じたというSさんですが、小さく感じるのは浮腫みのせいだろうと、特に気にも留めていなかったそうです。
そして、その靴にそのまま慣れてしまったと・・・
そんなSさんの足指を見てると
親指は両足とも外反母趾。
小指も両足とも内反小趾。
屈み趾、寝指もありますね…
小さいと思った靴によって、足指が変形させられていたのです!
逆立ちをする時の手のカタチを、思い浮かべてみてください。
手の指はどうなっていますか?
シッカリと広げてパーになっていますよね!
足も同じように指が伸びて、広がっていないと安定しません。
土台が不安定になると、バランスを補うためにカラダに力みが出てしまいます。
その力みが積み重なって、気づかないうちに痛みに変わっていきます。
土台を作るために小股歩き
痛みの原因となる足指の変形や姿勢に対する説明を終えたところで、Sさんの足指を伸ばしてみました。
まずは「ゆびのば体操」
なんとこれだけでも膝の痛みが激減したようです。
さらに、矯正用5本指靴下である「ゆびのばソックス」を履いていただきました。
着用後、膝の痛みが気にならなくなったそうです(本人談)
るんるんになり、その場で痛みなく歩ける状態がとても嬉しかったようで
と言われていたので
とお伝えしておきました。
大股歩きと小股のどちらが良いのか?とご質問をいただきますが、
みらいクリニックでは体を守るためには、小股歩きをして足指を使うことを勧めております。
小股歩きをすることで、足指の筋肉を正しく使うことができます。
手術!手術!と言われていたSさんのお膝。
足指を伸ばすことで痛みから解放されました。
とよく言われますが、足指を少し伸ばすだけで、カラダは大きく変わります。
どうです?
足指、伸ばしたくなってきたでしょ?笑
足指を伸ばすために
足指を伸ばすために、まずは「ゆびのば体操」を(^^♪
いつでも、どこでも、誰でも行うことができます。
詳しいやり方は下記のリンクへ↓
https://mirai-iryou.com/yubinoba/
そして、今井院長が開発した「ゆびのばソックス」を使うとさらに効果的です。
靴下だけでそんなに変わるの?と言われますが…
そうなんです!
靴下だけで大きく変わるんです(^^♪
具体的な違いは下記のリンクにて説明しています↓
https://yubinoba.com/lp?name=opz
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執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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