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  • 名医のTHE太鼓判 足指リセットで全身の不調改善SP 足指のばし

    名医のTHE太鼓判 足指リセットで全身の不調改善SP 足指のばし

    1月28日19:00放送の「名医のTHE太鼓判 足指リセットで全身の不調改善SP 足指のばし」をご覧いただきありがとうございました。

    たくさんの方々から「見ましたよ=」と声をかけていただきました。

    紫吹淳さんやかとうかず子さんが実際に日常生活の中でゆびのば体操(足指のばし)をやってくださいました。

    スタジオで腰痛持ちという田山 涼成さんにゆびのば体操をやったところその場でふらつきが無くなったのですが、それを見ていた藤本 敏史(フジモン)さんが「ウソや~~~」と信じてくれなかったので、その場でやって差し上げると「ぜんぜん違う!!」とその効果を実感していただけました。

    放映の内容はフットコーディネーターで理学療法士の中元幸美先生がブログにわかりやすくまとめてくださったので、中元先生のブログをご覧下さい。

    名医のTHE太鼓判 足指リセットで全身の不調改善SP 足指のばし

    足指はやさしくのばす

    実際に動画で見ていただくとよく分かるのですが、足指のばしはぎゅっと力を入れる必要はありません。

    足指を90度近くまで曲げてしまうとかえって筋の緊張が高まってしまってバランスを崩してしまうことになりかねません。

    「えっこれくらいの力で」というくらいで構いませんから、優しく、ゆっくりと行うようにして下さい。

    現代生活は、靴や靴下、スリッパなどで足指をかがめやすい、変形させやすい生活になってしまっています。

    とくに小指は簡単に変形していきます。

    これが内反小趾。

    内反小趾の簡単チェック

    ほとんどの方に見られます。

    どうしてなるのかというと・・・

    女性の場合は、ストッキング。

    この写真を見て下さい。ぎゅーーーと小指が親指側に移動させられています。

    知らず知らずのうちに「内反小趾」になっているんですね。

    小趾にかかるものは内反小趾を助長する

    これらを改善するために「足指のばし」と足指を変形させない日常生活です。

    ぜひもっと知りたいという方書店、ネットでお求め下さい。

    「足腰が20歳若返る足指のばし~ゆびのば」

     


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    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
    みらいクリニックサイト
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  • 世界一受けたい授業のご視聴ありがとうございます

    世界一受けたい授業のご視聴ありがとうございます

    みなさん信じられますか?

    足の指を広げるストレッチをするだけで、79歳のおばあちゃんが男性を支えられるように!?

    こんなセリフで始まった10月27日放送の「世界一受けたい授業」。放送冒頭の写真でビックリした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    こちらの小野里きぬさん(79歳)。私がお目にかかったのは今年の7月でした。足指のばしの撮影モデルさんを募ったところ賛同していただきました。

    ゆびのば体操(足指のばし)をするとその場で私を担げるほどに変化しました。

    ちょっと考えられませんね。スタジオで出演者の有田さんが「CGみたいで嘘くさい」と言っていたのも良く分かります。

    私の担当は「保健体育」でした。

    腰痛や肩こりの原因は「足の指」

    アトピーや喘息などの原因も「口呼吸」が原因のことがあります。

    https://mirai-iryou.com/shinryo/allergy/atopicdermatitis/

    そう考えると、腰痛、膝痛、肩こり、猫背なども別の場所に原因があることも!

    それが足指なんですね。

    足指の変形としては外反母趾、内反小趾、かがみ指、開張足、扁平足などなどあります。

    足指の変形が間接的に体のその他の部位に大きな影響をおよぼすのです。

    だから「足指のばし」なんですね。

    足底筋膜炎やアキレス腱炎、成長痛などにも大きく関与しているのが足指の変形です。

    ぜひ書籍でチェック!!

    吉本実憂さんの体も変わった

    当日の放送は、私は京都の講演に出ておりましてリアルタイムで見ることが出来ませんでした。

    収録の日は、鼻の頭にでっかいニキビができてしまったのですが(緊張で笑)何とかメイクさんがごまかしてくれました。

    本番で吉本実憂さんの足指を優しくストレッチして(ゆびのば体操)、、、、さてどうなるか。

    できた~~~~

    この表情がびっくり度合いを物語っていますね。

    これで有田さんにも信じてもらえました。

    出演者の足指を見せてもらったのですが、皆さんご苦労しておられる(>_<)

    足は嘘をつけませんからね。

    生活習慣がそのまま出てしまいます。

    しかし、松本幸四郎さんのアーチは立派でした。

    さすがにいつもお稽古で動いておられるからでしょうね。

    歌舞伎役者がハードな仕事というのがすぐに分かりました。

    もっと詳しく知りたい方は、、、

    ぜひ書籍をお求め下さい。Kindle版も発売されています。

    またフットコーディネーターの中元幸美先生がブログで紹介して下さっていますからそちらも参考になさって下さい。

    世界一受けたい授業 足指ストレッチ、足についてわかりやすく解説 足が痛い、ひざ腰が痛い人必見!番組内容

    皆さんがいつまでも歩いて行けますように!

    足指をのばしていきたいですね(^^)

    さらに相談したい、自分の足指がどうなっているのかみてみてみたいという方は

    「足指のばし」のサイトをごらん下さい。全国で相談できる施設が掲載されています。

    みなみらいクリニックでセミナーを受けて、フットケア、シューズケアに精通しています。

    ゆびのばソックスの相談もできますよ。ぜひお気軽にお問い合わせください。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • 世界一受けたい授業(日テレ、10月27日)に出演。足指ストレッチで吉本実憂さんが72キロの男性(私、今井一彰)を支えられた!

    世界一受けたい授業(日テレ、10月27日)に出演。足指ストレッチで吉本実憂さんが72キロの男性(私、今井一彰)を支えられた!

    みらいクリニックの今井一彰です。10月27日(土)に日本テレビ系列で放送される「世界一受けたい授業」に出演をいたします。

    私の授業のテーマは「足指ストレッチ」です。新著「足腰が20歳若返る足指のばし」の内容を一部お伝えします。

    なんと体重72kgの私が華奢な吉本実憂さんに乗っかってきたんですよ。

    ディレクターさんが、「吉本実憂さんに乗ってもらいますから」と言われたのですが、最初はどんな方かしらず、ネットで検索してびっくり。

    とても若い女性じゃないですか!?「え~~無理~~」と最初はひるみましたが、これはやるしかありません。

    予告を見ていただけると分かると思いますが、無事に吉本実憂さんに乗ることができました(吉本さん、ファンの皆さますいませんでした、無理させちゃって)。

    番組ホームページの画像から私は直接、吉本実憂さんの足指を優しくストレッチ(足指のばし)しました。最初はふらついていた吉本さんでしたが、足指ストレッチによってまったく別の人かって言うくらいの力持ちになりましたよ。

    これは他の出演者の方もびっくり。有田哲平さんなんかは「トリックでしょ?」と疑っておられましたからね、最初。

    73歳の大槻さんもその場で私を持ち上げられるくらいになったんですから。

    足指の力ってすごいですね。私も吉本実憂さんに乗ることができてさらに確信を深めましたよ。

    吉本さんには、帰りのエレベータでも一緒になってびっくり。

    「先ほどはごめんなさいね」なんてお話ししました(^^ゞ

    ぜひ番組をごらん下さい。

    楽屋裏話

    収録当日は福岡から飛行機で汐留の日テレに向かったのですが、入り口が分からず困りました(^^ゞ

    楽屋へ通されてからリハーサルがあったのですが、リハーサルの前にディレクターさんから

    「すいませんが、お一人足を見て欲しい子がいるんですが」と相談を受けました。

    「もちろんですよ」といってスタジオで見せてもらいましたよ。

    20代の若い女性でしたが、外反母趾、内反小趾のいわゆる「棺桶型」の足をしていていました。

    ずっとコンプレックスだったと言われて、生まれつきだから仕方ないと思っていたと。

    「今回の授業は、私のためのものだ」と直感しディレクターさんにお願いして見てもらったと言っていました。

    「棺桶型」は遺伝要素もありますが、やはり「生活習慣病」として側面が大きいのです。

    靴のアドバイス、ゆびのば体操(足指ストレッチ)、ゆびのばソックスをプレゼント(^^)

    これが出演の先生達が抱えて登場する台本です。

    収録が終わって楽屋で一枚とりました。

    朝から夜遅くまで滞在。心地よい疲れです。

    楽屋戻ってから

    「先生、すいませ~~~ん」とディレクターと女性陣が。

    自分たちの足も見てもらいたい」「アドバイスが欲しい」と女性陣が相談に訪れました。

    もちろん、見て差し上げますよ。

    ということで、楽屋は即席フットケアコンサルト会場に。

    皆さん一様に悩んでいるんですね。

    足首の浮腫、扁平足、内反小趾、外反母趾、靴の不適合などなど。

    さらに、「どこでも解決できない」、はたまた「どこに相談していいのか分からない」という悩みばかり。

    全部の悩みを解決した時にはもう22時を回っていましたね。

    私のアドバイスを受けたい方はぜひ全国のフットコーディネーター、ゆびのばソックスアドバイザーへご相談下さい。

    ご希望の方は足指ストレッチサイトから検索して下さいね。

      

    「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)10月27日(土曜日)19:56からの放送です。ゼヒごらん下さい。

    日本シリーズ第一戦の方が気になるという人も、CMの合間でもいいので見て下さい。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
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    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • 健康でいたければ鼻呼吸にしなさい

    健康でいたければ鼻呼吸にしなさい

    週刊女性自身に口呼吸に関する記事が掲載されました。その第三弾です。

    Yaho!ニュースの元記事はこちら(リンクが切れている可能性があります)

    女性自身の記事はこちらから

    「健康でいたければ鼻呼吸にしなさい」という書籍を2015年に出版しました。アマゾンで確認したところ中古本しかなく、おそらくすでに増刷されていないものと思われますので、同出版社の文庫本を紹介します。あいうべ体操に関する文庫本はこれだけなので、これまでに3万部以上売れています。ありがとうございます。

     

    私が口呼吸の害について知ったのは2000年よりすこし前くらいです。その時は本当に衝撃でした。

    呼吸の経路の違いだけで病気になるならないが違うなんて、、、

    この衝撃は今でも続いています。本当に呼吸の間違いは怖いのです。当時私は漢方医療を習得途上であり「東洋医学は全身を診ている」とうぬぼれていました。

    東洋医学でも全身を診ることはできません。それは思い込みです。「見ている」という過信が思わぬ事故を招きます。

    人間の知識は完璧ではありませんし、物事の見方はどうしても一方的になりがちです。それを自覚するかどうかが大切です。

    現に、東洋医学でも「口呼吸の弊害」について書いてある書物はないのです。呼吸方法への言及はありますが、鼻呼吸の大切さを説いているものはありません。

    頭寒足熱が基本

    東洋医学では鼻呼吸の大切さはあまり認識されていない、とはいっても頭寒足熱ずかんそくねつという言葉は鼻呼吸の大切さを唱えていると言えるかも知れません。

    外気温を鼻から吸い込み、熱に弱い脳に当てて脳を冷やし、奪った脳の熱によって肺へは温められた空気を入れる。

    ところが口呼吸では、口の中が冷えるだけで脳は冷えません。これでは頭熱になってしまいます。

    さて、2018年の夏はとても暑かったですね。40℃を超える地域もありました。

    まさに風呂に入っている状態です。この様な体温より高い気温の場合はどうなるのでしょうか。

    体温より高い空気を脳に当てると、さらに脳が温まってしまう、これでは危ないです。

    そうなんです、こんな時には口呼吸になってしまいます

    口呼吸になる条件として暑すぎたり、寒すぎたりする気温が挙げられます。

    例えばサウナに入ったと思って下さい。サウナの中で、ずっと鼻呼吸でいることはとても困難ですね。

    鼻が熱い!口から呼吸をすると、唾液が蒸散することによって(サウナですからわずかでしょうが)体温が冷える方向に向かうと思います。

    これが暑いときに口呼吸になってしまう一つの理由かと思います。

    だから2018の夏は、口呼吸の人が増えたんじゃないかなあと危惧してます。

    この様な生活習慣が口呼吸を蔓延させる原因になっているかも知れません。

    さて記事から抜粋すると。

    「鼻は、鼻腔の入口に生えている鼻毛で空気中の大きな異物やゴミをキャッチ。その奥の線毛組織でより細かい異物も排出します。鼻呼吸は空気中のゴミや細菌、ウイルス、花粉などの異物の侵入を防ぐフィルターの役割を果たすと同時に、冷たい空気を温めてから肺に送っているので、体も冷やさないんです。いっぽう、口はフィルターや免疫の機能がありません。そのうえ、口呼吸で口内の粘膜が乾燥すると、免疫力が低下します。当然、病原体や有害物質の侵入を許し、感染症や炎症のもとになる=つまり、口呼吸は万病のもとなんです」

    口呼吸は、扁桃炎、上咽頭炎など喉や鼻の疾患のみならず、口の中の炎症を悪化させます。例えば歯肉炎や歯周炎です。

    それが次の病気を引き起こす(病巣疾患)んですね。

    健康の第一歩は、口を閉じることすなわち鼻呼吸ですよ。

    https://mirai-iryou.com/aiube/

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

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  • 口呼吸を鼻呼吸に矯正する顔の体操と口テープ(マウステーピング)のやり方

    口呼吸を鼻呼吸に矯正する顔の体操と口テープ(マウステーピング)のやり方

    週刊女性自身に口呼吸・マウステープ(口とじテープ)に関する記事が掲載されました。

    寝る時の口閉じテープはいまは色々なところで知られることとなりました。私の診療もマウステープしでは成り立ちません。

    2021年発行「世界一簡単な驚きの健康法マウステーピング(幻冬舎)」好評発売中

    パックン表紙

    就寝中は唾液の分泌が極端に減ってしまうために口の中が乾きがちです。ぽかんと口を開けて寝ていたらそれこそ口の中が細菌であふれることになります。

    起きた時の口臭も寝ている時の口ポカンと関係しています。

    人生のうち三分の一は寝ています。睡眠不足は高血圧、ウツ、認知症などいろんな病気の元凶です。

    以前も睡眠に関してこんな記事を書きました。

    脳を鍛えるなら、舌を鍛えなさい1

    今回の記事は私が監修しましたので、記事の内容を紹介しつつ説明したいと思います。

    ヤフーニュースの元記事はこちら(リンクが切れている場合もあります)

    画像ページはヤフーニュースから

    女性自身の記事はこちらから。

    口呼吸を鼻呼吸に矯正する顔の体操とマウステープのやり方

    寝ている時に口がポカンと開いている人は少なくありませんね。

    例えばこんな状態です。起きている時は口を閉じるように注意できていても寝ている時には無意識ですし、筋緊張も低下しますから口が開きやすくなります。

    また加齢によって口周りの筋肉も弱ってしまいますから余計に開きやすくなってしまいます。

    せっかく起きている時に頑張って口を閉じても(そもそも頑張って口を閉じる状態はあまり良い状態ではないのですが)、寝ている時に口を開けてしまっては元も子もありません。

    もちろんあいうべ体操も

    口が開いてしまうのは、まずは筋力低下が原因、さいきんはフレイル(虚弱状態、介護一歩手前の状態)という言葉で表現されます。

    口まわりの筋力の衰えはオーラルフレイルと言われます。オーラルというのは「口の」という英語です。

    それを改善していくのが、口呼吸を鼻呼吸に変えていくあいうべ体操です

    【鼻呼吸を実現する「あいうべ体操」】

    • 「あ」なるべく口の形が円に近づくようにする
    • 「い」前歯が見え、頬の筋肉が両耳に寄るまで横に開く
    • 「う」くちびるをとがらせて、前に突き出す
    • 「べ」あごの先端まで伸ばすイメージで舌を出す

    まずはお風呂や洗面台の鏡の前で口の形を確かめながら、正しく行う。慣れてくれば、トイレの中や、テレビを見ながらなど、鏡のない状態でも正しく行うことができる。1日合計30回を目標に。

    毎日のあいうべ体操で、口周りの筋肉、嚥下の筋肉、舌筋を動かしてオーラルフレイルを予防したいものです。

    道具も使わずいつでもどこでも出来ますから、早速いまからチャレンジです。

    まずは2週間、ぜひ取り組んでみて下さい。

    マウステープは応急処置?

    まれに「マウステープは本質的な改善ではないからやるべきでない」とか「マウステープで閉じるようではだめだ」という意見を言われます。

    私としては、そういうことも含めてやっぱりマウステープは大事だと思っています。

    それにはいくつかの理由があります。

    あいうべ体操でオーラルフレイルを脱却できるようになるといびきが減ったり、起床時のノドのイガイガがなくなったりします。

    それまでの間はマウステープで応急処置は必要です。応急処置は必要です。

    また飲酒や睡眠薬などで通常より筋肉の緊張具合が下がってしまった場合は、寝ている時に口が開いてしまう場合があります。そんなときはマウステープです。

    お酒を飲むといびきをかくなんて人はこのパターンです。

    そして寝具や寝る姿勢によって口が半開きになってしまう人がいます。

    ホッペに掛け布団が被さってきたり、横向き寝やうつぶせ寝をして枕や敷き布団(時には枕にしている腕、机に伏している時など)で口が半開きになってしまいます。それを防ぐためにもマウステープです。

    どんなときでもしっかりとしまっていることが理想ですが、寝ている時のことは自分では分かりません。毎日ビデオで確認するという人なら別でしょうが、そんなことは現実的ではありませんね。

    マウステープは以下の理由で口を閉じていたとしてもやった方がいいです。

    • 睡眠薬や飲酒、極度の疲れで筋力がいつもより下がっている時などは口が開きやすい
    • うつぶせ寝や横向き寝るのクセがあったり、寝具が分厚い人、マクラが高い人
    • 起きた時に口が渇いている人はまだまだ口を開けて寝ています

    マウステープは口呼吸を防止するための応急処置ではありません。

    毎日元気に過ごしたければあいうべ体操と共に習慣にしたいものですね。

    2021年発行「世界一簡単な驚きの健康法マウステーピング(幻冬舎)」好評発売中

    パックン表紙

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  • ゆほびか2018年9月号 最高の快眠術

    ゆほびか2018年9月号 最高の快眠術

    眠る、睡眠負債という言葉が脚光を浴びています。良い睡眠ができないことが体を徐々に蝕んでいくことから名付けられた言葉です。

    うまく表現していますね。

    睡眠負債を無くすため、気持ちよく寝たければ舌を鍛えなさい!

    そう私は断言します。舌を鍛えるのは、セルフケアで今すぐ実践できることです。

    そうあいうべ体操。これまであいうべ体操でいびきが治ったケースをたくさん経験してきました。

    今回は、あいうべ体操とセットと言ってもいい睡眠時の口テープのお話しです。

    「ゆほびか」2018年9月号で睡眠時の「口テープ」についてコメントを寄せています。

    よろしければ紙面をご覧下さい。

    人生は睡眠で作られる

    私は生活の中でなにはともあれ睡眠、寝ることを一番に考えています。

    就寝時間を確実に確保することから生活パターンを考えます。

    ですから、翌日が診療日の場合は外食することはまずありませんし、睡眠時間が削られる懇親会なども極力断るようにしています。

    睡眠不足のまま仕事をするのは、「酩酊状態(酔っ払い状態)で仕事をするようなもの」なんです。

    あなたの主治医がそのような状態で診療をしているとしたらどうでしょうか??

    「昨日遅くまで飲んじゃったよ」とか「付き合いで午前様だったよ」なんて状態で診療しているとしたら・・・

    もちろん当直勤務や患者さんの急変で睡眠が取れないこともあるでしょう。私も病院勤務の時はそのようなことが度々でした。

    急病などは、医師がコントロールできませんが、酒席、付き合いなどはコントロールすることができます。

    体調が良い状態で診療を提供したい、だからこそ一刻も早く寝たい、布団に入ります。

    当然付き合いは悪くなりますが、プロとして仕事を提供するのですからむしろ当たり前だと思っています(体力が持たないというのもありますが笑)

    でも付き合いも大事・・・

    とはいっても仕事、付き合いで断ることができないビジネスパーソンもたくさんいらっしゃると思います。自分の都合だけではどうにもならないと。

    その点では睡眠を第一に考えられる私の立場はとても恵まれています。

    もともとがロングスリーパーなので短時間睡眠、夜更かしと言うことができません。23時以降に就寝するのは一年間の内に数えるくらいしかありません。

    女性の患者さん方にお話を伺うと、23時前に寝ている人が少ないことが多いです。

    女性は入浴にも時間がかかりますし、仕事の後の家事などがあると「そんな早い時間に寝ることは不可能」という結論になります。

    仕事で疲れてかえってきて、少し遅い夕食を済ますと気がつけばうたた寝、それから入浴、明日の準備などをすると24時を回っているという日常を送っている女性は多いと思います。現代生活は、楽になったのか大変になったのか分かりませんね。

    全自動洗濯機、ルンバ、食材宅配、衣類クリーニング宅配など本当に便利になりましたが、生活にゆとりが生まれた、空き時間が増えたと実感できませんよね。

    短時間で入眠できる方法、少しでもグッスリ眠れるグッズや生活習慣などを知っていると人生がより豊かになりますよ。

    おでこ冷やし?

    さて、ゆほびか誌に「気持ちよく眠れて不調が消える一分間おでこ冷やし」という記事が載っていました。

    ヒトの脳はオーバーヒートしやすいですから、冷やすことは大切ですね。

    これは積極的に脳を冷やそうというセルフケアのようです。興味深いですね。

    頭寒足熱と言うくらいに、頭は冷やして、足先など末梢は温めておくのが健康に良いのですね。

    鼻呼吸は脳を冷やす

    実は、脳を冷やす一番の方法はそうです「鼻呼吸」鼻呼吸は脳を冷やすのですね。

    論文もあるのですが、今回は割愛。

    脳のオーバーヒートを防ぐためにもまずは鼻呼吸ですよ。

    今回の「おでこ冷やし」ですが、面白い研究があります。

    Gallupらによるものですが、おでこにホットパックとコールドパックを当てるとどうなるのかという研究です。

    脳を温めるとあくびが増える

    おでこをわざとホットパックで温めるとどうなるか。

    そうです、あくびが増えるのです。

    あくびというのはすると「やる気が無い」「だらけている」と思われがちですが、あくびは脳を冷やす行為。

    「起きてなきゃいけない」という真面目な人が行うものなのです。

    やる気が無い人はそもそもあくびをせずそのまま眠り込んでしまうはずです笑

    おでこにコールドパックを貼った方はあくびが抑制されました。

    脳が冷えるとあくびも出ずに脳が明晰な状態を保てますね。

    難しい作業をするときなどはコールドパックをしながらだと良いかもしれませんよ

    ただやはり冷たいものが良いですから、ただペタリと貼るタイプではこの効果は得られないでしょう。

    ある程度冷たくなければダメです。この論文でも4℃のコールドパックを使っています。

    寝ているときも鼻呼吸で脳を休めよう

    鼻呼吸は脳を効率よく冷やしていきます。

    口呼吸だと脳が冷えずに「あくびが増えます」(上記論文より)。

    あくびばかりしている人は、口呼吸の可能性がありますよ。

    寝ているときも口テープを貼って鼻呼吸を心がけて下さい。

    風邪も引かないし喉も渇かない。

    いいこと尽くめです。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

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  • 誰でも出来るドクターの健康習慣(書籍)

    誰でも出来るドクターの健康習慣(書籍)

    みらいクリニックへの問い合わせで多いのがあいうべ体操」をメディアで紹介したいのだが許可をもらえるだろうかというものです。

    もちろんOKです。断る理由もありませんし、口呼吸の弊害で苦しんでいる人が一人でも減るならとても喜ばしいことです。

    ※みらいクリニックとの繋がりを強調したり、宣伝などに使われそうなときはお断りをしています。

    それにあいうべ体操を活用していただけるのは、本当にありがたいことです。元気な人が増えると言うことですから。

    最近は、あいうべ体操に加えてゆびのば体操も増えてきました。こちらももちろんOKです。

    そんな問い合わせのなかで、奈良県にあるオオタ歯科院長の太田啓介先生から「書籍に載せたいのだが画像などを使って良いだろうか」という問い合わせがありました。

    もちろんOKをしました。

    ドクターの健康習慣

    その書籍が出版になったようで、私の所へも送られてきました。コンパクトな書籍ですが、「6名の名医が語る!ドクターの健康習慣」とあります。

    その道の医師、歯科医師が自分がどのような健康法を行っているのかを紹介するという主旨のものです。

    医者が病気をしたときなどには「医者の不養生」などと揶揄されますが、それも昔。

    いまは、自分の健康は自分で守る、という意識が高まっていますから、昔のように酒タバコをどんどん飲むという医者も少なくなりました。

    やはり誰でも「健康第一」ですからね。

    さてこの書籍の中の健康法。

    見出しだけでも拾っていきましょう。

    1. 大股歩きと一日3杯のコーヒー
    2. 「好きこそものの上手なれ」マインド!
    3. 海苔、杜仲茶、それに「ご機嫌」モード
    4. 骨が丈夫になるフラメンコステップ!
    5. 一ヶ月に一本のエクストラバージンオリーブオイル
    6. 「あいうべ体操」1日30セット

    とあります。

    そして紙面はさらに、腎臓病や、風邪、糖尿病などの疾患に対してのセルフケアと続きます。

    良いと言われる健康法を全て実践することは無理ですが、一つでも「継続する」ことが大切だと思います。

    魔法のようなものは無くて、やはりどんなものでも続けることですね。

    外来でも「もし魔法や奇跡があるとすれば、日々の積み重ねしかありません」とお伝えしています。

    だから食べものや運動でも良いし、例えば歌を歌う、おしゃべり、加持祈祷でもいいんです。

    たとえ悪いことだったとしても、「信じて」続けることは心の免疫力を高めます。

    自分に無理なく続けられる健康法を探している人は手にとっても良い本だと思います。

    ただ、それぞれのドクターが推奨する健康法を行うと、相反する考えや行動になってしまうこともあるのがこの様なオムニバス形式書籍のむずかしいところです。

    ご自分にあっていて継続できそうな方法を採用するのが良いでしょうね。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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  • これからは病巣疾患の時代

    これからは病巣疾患の時代

    読売新聞医療ルネサンスの「のど、口から来る病」シリーズの最後である6回目は、旭川医科大学教授の原渕保明先生でした。

    最後に大御所が登場といった感じです。原渕先生は、日本における病巣関連研究の第一人者でもあります。

    のど・口から来る病(6)Q&A 扁桃摘出 効果期待できる

    そして、原渕教授には、日本病巣疾患研究会設立当時から顧問の立場でご意見を賜っております。

    第4回総会・学術集会では「扁桃病巣疾患:その成因、病態、臨床像」と題して特別講演をお願いいたしました。

    病巣感染症から病巣疾患へ

    さて新聞記事の一部をここに載せてみます。

    「扁桃へんとう 炎や歯周炎などによって腎臓や骨・関節、皮膚の病気が引き起こされるもので、『病巣疾患』と呼ばれています」

    ――発症の仕組みを教えてください。

    「口の中には常に様々な細菌(常在菌)が存在し、外部の病原菌の侵入を防ぐ役割を担っています。この常在菌に本来、外敵を排除する免疫反応は働かないのですが、免疫反応が出てしまう人がいます。その結果、臓器を傷つける抗体やリンパ球などが放出され、血流にのって腎臓や骨・関節、皮膚などを傷めます」(読売新聞2018年7月10日朝刊より)

    病巣疾患は、以前は病巣感染症と呼ばれていました。

    私も学生時代にはこの言葉で習いました。

    ところがいろいろ研究が進んで行くにつれ、「感染症」だけではなく「常在菌」に対する以上免疫や、ウイルス、汚染物質などの慢性炎症からもこれらの病態が引き起こされることが分かってきました。

    この病巣感染症という言葉が世の中に広まっていった1900年代初頭は、ウイルスは見つかっていませんでした。

    顕微鏡やレントゲンの発明などで医療が呪術的だったものから、近代的なものにドンドン移り変わっていった時代でもあります。

    消毒法の発見により外科手術成績も大幅に改善しました。

    そして、目には見えないけれど顕微鏡で見える小さな小さな生物が、人体に大きな影響をおよぼしていると考えられるようになりました。

    そうして「病巣感染症」という言葉が誕生しました。

    ところがペニシリンに代表される「抗生物質」の発見により「感染症は制圧できる」という楽観的考えが広まり、病巣感染症も廃れていきました。

    いまとなってはこの考えは間違っていると誰もが知っているのですが、当時ペニシリンの投与により劇的な症状改善により命が助かった人が達がいたことを考えると「夢の薬」の登場は「感染症は人類の叡智により過去のものとなるだろう」と人々が思っても仕方がありません。

    これらの書籍を読むとよく分かりますね。

    その後、ペニシリン耐性菌や多剤耐性微生物などの登場やウイルスやマイコプラズマの発見などにより「感染症」の病態も様変わりしました。

    さらに、「感染症によって引き起こされる」と考えられていた免疫異常が、常在菌(そこに住み着いているが感染は引き起こしていない)によっても引き起こされることなどが分かってきたことにより「病巣感染症」という用語が実際の病態に合わなくなってきました。

    それにより「病巣疾患」「病巣関連疾患」と呼ばれるようになりました。

    ですから、この新聞記事でも「病巣疾患」と表現されていますし、日本病巣疾患研究会の名称もそれに倣っています。

    体の小さな慢性炎症が、遠隔の臓器に二次性の病気を引き起こす

    という考えは、原因と結果が離れているために俄には信じられませんし、受け入れられません。

    近年そのメカニズムが詳しく証明されてきていますから、これまで「原因不明」といわれていた病気が「治るもの」となってくる時代も近いですね。

    病巣疾患や慢性上咽頭炎のことをさらに知りたい方は、上の書籍を参考になさって下さい。

    また日本病巣疾患研究会では、学術総会の際に新聞記事に載られた原渕保明先生、永野千代子先生、田中亜矢樹先生、西田亙先生方の講演DVDも販売しております。ぜひこの機会に日本病巣疾患研究会へご入会下さい。

    2018年8月25日午前中は市民公開講座(無料)

    歯科医師の鈴木公子先生が「口の中から見えてくるもの」と題してお話しされます。

    こちらは会員でなくてもご参加になれます。ぜひお運び下さい。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • 千葉保険医協会のリーフレット

    千葉保険医協会のリーフレット

    口呼吸を鼻呼吸に戻していくあいうべ体操をいろいろなところで活用していただいております。

    本当にありがとうございます。

    「口呼吸」という言葉を知ったときの衝撃、いまでも覚えています。

    今回は、千葉県保険医協会で「知っていますかこんなこと(4)」で「鼻呼吸 VS 口呼吸」というタイトルでリーフレットを作っていただきました。

    口呼吸にも利点がある?

    このリーフレット、大きさは縦の長さはA4サイズなんですが、横幅がちょっと広い変形タイプです。2

    タイトルは「鼻呼吸 VS 口呼吸」です。

    いろいろな意味で鼻呼吸の方が利点が大きいのですが、今回は口呼吸の利点について考えてみましょう。

    人は鼻呼吸で生活することが当たり前なのですが、時として口呼吸になってしまいます。

    • 会話する・歌唱する
    • 管楽器を演奏する
    • 激しい運動
    • 高熱時
    • 風邪や鼻炎などの鼻閉時

    が上げられます。鼻に異物が混入したり、鼻が先天的に通っていなかったりしても口呼吸になりますね。

    会話は口呼吸なのですが、これができるようになるのは生後1年くらいしてからですね。

    それまでの赤ちゃんは基本的に鼻呼吸です。

    と言うことは、鼻が詰まってしまったら窒息してしまって命の危険に曝されます。

    ヒトの乳児は、受胎して32週くらいには口呼吸ができる準備ができているようですから、鼻が詰まっても何とか口でその呼吸を補うことができます。

    突然の鼻閉や何かの物体による鼻の圧迫にも対処できると言うことですね。

    これは「生き延びる」という観点からはとても大切です。

    生命活動にとって一番大切な酸素の取り込みを数種類持っているというのは心強い。

    両生類などは生長して肺呼吸になっても、皮膚呼吸ができたり腸呼吸ができたりするため酸素不足に対応できます。

    恒温動物は莫大な酸素を消費するためにわずかな時間でも呼吸が止まれば死が待っています。

    ですから、私たちが口呼吸できるというのはいざという時に役に立つとも言えますね。

    裏面にはあいうべカードがデカデカと

    千葉県保険医協会のリーフレットですが、裏面にはあいうべカードが大きく印刷されています。

    嬉しいですね~~~

    あいうべカードはすでに全国に130万枚ほど配布しています

    日本人全員1億枚配るのが私の目標です!

    千葉県保険医協会の皆さま方ありがとうございました。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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  • 慢性上咽頭炎と頭痛の関係

    慢性上咽頭炎と頭痛の関係

    読売新聞医療ルネサンスの「のど・口から来る病」の4回目は慢性上咽頭炎と頭痛の関係についてでした。

    登場したのは大阪の田中耳鼻咽喉科クリニックの田中亜矢樹先生、NPO日本病巣疾患研究会の理事でもあり、EAT(上咽頭擦過治療、Bスポット治療)における日本のトップリーダーといっても過言ではありません。

    私も難症例に関しては田中先生にいろいろと指示を仰いでいます。

    のど・口から来る病(4)上咽頭の炎症 頭痛の原因

    のどから来る頭痛?

    これまでブログでも書き続けてきた慢性上咽頭炎の様々な症状ですが、今回の新聞記事では頭痛との関連でした。

    頭痛に悩んでいる人々は科なりの人数に上ると言われ、その経済的損失も多大なものになります。

    ところが「たかが頭痛で仕事を休むなんて・・・」と言われてしまうのも頭痛もちの人の可哀想なところ。

    怪我などは一目見て分かりますから優しい言葉をかけてもらえますが、体の外に現れない症状や病気はその辛さが見えにくいために周囲から心配されません。

    頭痛や後鼻漏、胃痛などたくさんありますね。

    一般的に慢性的な頭痛の病名として上げられるのは、片頭痛、筋緊張性型頭痛、それらの混合型、慢性副鼻腔炎、群発頭痛、気象によるものなどがありますね。

    そしてまず心配するのが脳内の問題です。脳の中はどうなっているのか全く外からではわかりませんから、頭痛が続く場合はCTやMRIで脳の中を1度しっかり見てもらいたいと思うのが人情です。

    そこで脳内に特に問題病変が無ければ「いわゆる頭痛」と診断されます。

    そして痛み止めの頓服やトリプタン系薬剤(ゾーミッグやイミグラン、マクサルトなど)、エルゴタミン製剤(クリアミンなど)が処方されます。

    閃輝暗点や嘔気、鼻汁などのいわゆる古典的片頭痛の症状があれば片頭痛も分かりやすいのですが、ただずきずきと痛む、頭の片側だけが痛むと言った場合でもトリプタン系薬剤が処方されることも多々あります。

    ※日本初のトリプタン系薬剤であるイミグランが発売されたのが2001年でした。当時私は大学病院の総合診療部に勤務していましたが、片頭痛で悩んでいる患者さんの頭痛がす~~~っと取れていく様子を見て「すごい薬だ!」とビックリしたのを今でも覚えています。

    ところがこのトリプタン系薬剤を飲んでも「改善したのかどうかわからない」という頭痛もあります(飲み方の問題などもありますね)。

    そんなときどうするか・・・ガマンするというのが悩んでいる人の大部分です。

    「頭痛のタネ」という言葉があります。頭痛を引き起こす面倒な事物ですね。

    そうなると頭痛の原因というのは脳以外にもたくさんの原因があることに思い至ります。ストレス反応としての頭痛、アレルギー反応としての頭痛、調節障害としての頭痛などなど原因が目白押しです。

    その中に「のどからくる頭痛」があるんですね。その他にも「目(緑内障など)からくる頭痛」「膠原病(側頭動脈炎など)からくる頭痛」など頭痛というありふれた症状でもたくさんの原因があります。

    上咽頭を擦ってなぜ頭痛が改善するのか

    EAT(上咽頭擦過治療、Bスポット治療)を続けて、上咽頭の状態が改善するとトリプタン系薬剤や鎮痛剤などが不要になるケースに多く出会います。

    これにはいろいろな機序が考えられます。

    • 慢性炎症による免疫異常による
    • 炎症の関連痛・波及として起こる
    • 脳内リンパ流の鬱滞

    大きく分けてこの三つになります。

    一番目は、新聞記事にもあるように何らかの問題で炎症が慢性化し慢性扁桃炎のように免疫異常を引き起こしてしまうもの。上咽頭部分の粘膜組織は、中下咽頭と違っています。おなじ「咽頭」と名前が付いていても粘膜表面は見た目(内視鏡)にも、顕微鏡的にも違いがあります。

    上咽頭部の粘膜細胞は、抗原提示能をもっていることも分かっています(この辺りは難しいので省きます)。

    二番目の炎症の関連痛としてですが、慢性上咽頭炎の見分け方に、胸鎖乳突筋の圧痛というものがあります。特に胸鎖乳突筋が頭部に付着する乳様突起の所に痛みが出ます。ここが以前ブログで紹介した完骨、翳風 というツボです。

    上咽頭炎を治すツボはこの二つだ 完骨と翳風

    この部分の圧痛は、おそらく上咽頭炎の関連痛としてのものです。これが僧帽筋や咬筋に及べば頭痛となることがあります。

    そして三番目はリンパ流の鬱滞。

    嗅神経のある嗅部から脳脊髄液が流れ出して咽頭部を伝わって排出されていることが分かっています。

    この流出路にある上咽頭が炎症を起こして浮腫、腫脹の状態となり、脳脊髄液、リンパ流の流れが悪くなり脳の老廃物排出能が低下してしまうことが考えられます(だから舌を動かす運動はとてもいいんですね、慢性上咽頭炎には「あいうべ体操」は欠かせません)。

    これらのことから慢性上咽頭炎による頭痛が引き起こされるものと考えられます。

    EATにより頭痛が改善した、薬剤の投与が無くなったという経験のある医師がほとんどでしょう。

    この記事が慢性頭痛、原因不明の頭痛で悩む人たちの希望になりますように。

    日本病巣疾患研究会の目指すところ

    第3回の永野千代子先生、そして第4回の田中亜矢樹先生は日本病巣疾患研究会の理事をしていています。

    日本病巣疾患研究会は、病巣疾患(病巣感染症)の観点から、医科と歯科、薬科の垣根を越えた交流を行っています。

    色々な全身の病気が口腔内病変で起こりますし、顎関節症や歯痛、舌痛と言った口腔内病変が慢性上咽頭炎などによって生じます。

    病変そこだけを見ていても見えてこないものを見ていこうという取り組みをしているのが日本病巣疾患研究会です。

    堀田修理事長の「木も見て森も見る医療」の理念というのはこのことなんですね。

    第6回日本病巣疾患研究会総会は2018年8月25・26日に東京で行われます。

    25日の午前中は会員の鈴木公子先生(歯科医)による市民公開講座が予定されています。

    参加費は無料ですからぜひお運び下さい。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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