人の印象は3秒で決まる
仕事でも、恋愛でも、第一印象って大事ですよね。
そんな第一印象ですが、実は約6割が視覚(見た目)で決まると言われています。
上のイラストを見てください。
パッと見で左は猫背で元気がなさそうだ。もしかしたら、膝や腰が悪いのかな?
というイメージを持ちませんか?
逆に右は背筋がしっかりと伸びていて、なんとなく元気そうに見えますよね。
顔が見えない状況でも、姿勢からイメージは決められてしまいます。
顔は生まれつきなので変えることができませんが、姿勢は変えることができます。
ということで、今日は「見た目で損をしないための靴選び」について書いてみます。
あなたのラクな姿勢は?
こんにちは、痛みと姿勢の外来主任の石田です。
私たちの第一印象は3秒で決まってしまうだけでなく、見た目が約6割といわれます。
顔の好みなどは人それぞれなので触れませんが、顔以外で重要なのは姿勢です。
第一印象という意味では、姿勢の方が大きなウエイトを占めています。
姿勢だけでいうと、15mくらいの距離でも認識できます。
面接や商談など、相手の前でだけ意識して背筋を伸ばすでは遅いんです!
とはいえ、ずーっと意識して背筋を伸ばしておくのはキツいですよね^^;
「うんうん」と頷いたあなた。
すでに姿勢が崩れているかもしれません。
本来であれば、私たちの身体は背筋が伸びている姿勢が一番ラクな姿勢なんです!
身体の骨を正しく積み上げていくと、背筋はまっすぐと伸びるように設計されています。
とはいえ、そんな人はほとんど見たことがありません^^;
私を含めてですが、それぞれに身体の癖がありますよね。
なので、まっすぐ立てているという方が圧倒的に少ないです。
基本的には、楽な姿勢=いつものあなたの姿勢と思っていただいて良いです。
その姿勢が、あなたの第一印象を決めています。
得をする必要はないですが、損はしたくないですよね?
相手に好印象を与える姿勢をつくるために必要な道具があります。
それはサイズの合った靴です!
靴で姿勢は変えられてしまう
私たちの姿勢は、なぜ崩れてしまうのでしょうか?
もちろん、絶対的な答えはありません。
ですが、ひとつの答えとして「靴」の影響があげられます。
っと言われることもありますが、靴の影響を甘く見てはいけません。
下の写真を見てください。
右と左で全く姿勢が違いますよね?
同じ日に撮影した写真とは思えないですよね。
何をしたかというと、正しいサイズの靴を履いてもらっただけです。
たったそれだけ。
私たちは間違ったサイズの靴を履くことで、姿勢を崩されてしまうんです。
「靴によって立ち姿勢や歩きが決められてしまう」と言っても過言ではありません。
猫背で歩くのと背筋が伸びた状態で歩くのでは、カラダにかかる負担は大きく変わります。
あなたはどちらの状態で歩きたいですか?
また、好印象を持つのは「猫背」と「まっすぐ」どちらの姿勢ですか?
姿勢を注意するなら靴をチェックすべし
痛みと姿勢の外来には、幼児~中学生くらいの子どもさんが受信されることもあります。
成長痛などのご相談も多いのですが、一番は姿勢の相談です。
でも、当の本人は気にしていないことが殆どです。
という会話を毎回しています^^;
自分の子どもの姿勢が気になるという気持ちはすごくわかります。
私も息子の姿勢や動き、全部が気になりますし。
でも、毎日ことあるごとに
と注意されてうんざりする子どもの気持ちもわかります(笑)
私も子どもの頃はよく注意されてましたからね^^;
靴で姿勢を崩されているのであれば、まず靴を正してみませんか?
- 通学で履いている靴
- 学校で履く靴
- 運動中に履く靴
- 普段履き
イロイロありますよね。
その靴によって姿勢が壊されているのであれば、靴を正すのが近道です。
姿勢は無意識で作られます。
わざとに猫背にしているわけではありません。
背筋をムリに伸ばすと、気道を圧迫して息苦しくなり、余計に姿勢を崩してしまうことも…。
注意したい気持ちをグッとこらえて、靴のサイズをチェックしてあげてください。
靴の選び方はこちら
身体を守るための靴としては、スニーカーをオススメしております。
スニーカーの選び方は、下記のリンクへ。
女性の場合、TPOに合わせてパンプスやヒールを履かないといけない時がありますよね。
制服として決まっていたり…。
パンプスやヒールの選び方については、下記のリンクへ。
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
クリニック案内
amazon著者ページ
今井院長facebook
今井院長Twitter
今井院長Instagram