カテゴリー: メディア掲載

  • IgA腎症と扁桃炎・上咽頭炎

    読売新聞の医療ルネサンス「のど・口から来る病」の第二回目は「扁桃摘出し関節痛解消」と言うものでした。

    うん??扁桃と関節痛と何の関係があるんだ??と思いますよね。

    この一見つながりがなさそうな症状・病気だからこそ「病巣疾患」の概念が理解しにくいのですね。

    ことわざで例えるならこうなります。

    風が吹けば桶屋が儲かる

    病巣疾患(病巣感染症)を一言で表すなら、これ以上のたとえは無いと思います。

    一見つながりがなさそうに見えるけれど、よくよくつながりを見ていくと原因と結果がつながっていたというもの。

    もちろんそのつながりは随分分かってきたとはいえ、まだまだ解明されていない部分もありますからこれからの研究が待たれます。

    のど・口から来る病(2)扁桃摘出し関節痛解消

    さて第2回目の話題になった反応性関節炎ですが、ことわざをもじるなら

    「風邪が吹けば関節が痛む」です。

    扁桃炎(風邪)になると炎症物質がたくさん体内へ放出されて関節痛が出たりします。

    風邪の時に、古傷が痛むなどの経験や、インフルエンザの時の関節痛を思い浮かべて下さい。

    あれが炎症物質が放出されている状態です。

    それが慢性扁桃炎(慢性炎症)となると絶えず炎症物質が出て、あちこちの関節が痛んでしまって、関節リウマチなどの病気ではないかと心配になってしまいます。

    この記事に出ている患者さんも、一時は歩けない程の関節痛だったものが扁桃摘出術により改善したというものでした。

    病巣疾患に対する医師を含む人々の理解を阻んでいるものの一つに「時間的経過」があります。

    つまり、扁桃摘出術と症状改善に時差(タイムラグ)があるのです。

    例えばクスリを飲むと、数時間後に効いてきました。そうなると「薬のお陰だ」と分かります。

    スネをぶつけました、すぐに同じ所が痛くなります。これも分かります。

    扁桃を摘出しました、3ヶ月後に症状が改善しました

    さて、では・・・どれが原因か分からないなあ、となってしまうのです。

    この記事に出てくるB子さんも扁桃摘出術後3ヶ月して通院が無くなったとあります。

    この治療における時間差が、疾病の繋がりに対する理解を阻んでいると私は考えています。

    ですから、原病巣治療をすると3~6月程度は二次病変(原病巣によって起こされていると思われる疾患)の変化に注意しておく必要があるのです。

    扁桃と歯周炎から腎臓病になる

    さて、医療ルネサンス3回目はJFIR(日本病巣疾患研究会)理事でもいらっしゃる永野千代子先生(仙台赤十字病院小児科)が登場しました。

    のど・口から来る病(3)扁桃と歯周炎から腎症

    永野千代子先生のJFIRでのお話しはいつも明確で、そして分かりやすく、高度な内容を私たちに伝えて下さいます。

    この記事に出てくるIgA腎症は、小学校で見つかることの多い病気です。

    学校検診の時に「尿潜血」を指摘されるのです。これは腎臓の糸球体が壊れているかも知れないというサインです。

    ただそれ以外に症状が出るわけでは無いので、そのまま放置されてしまうことがあることも確かです。

    IgA腎症に対する扁桃摘出術ステロイドパルス治療は、NPO日本病巣疾患研究会の理事長である堀田修先生が開発した治療です。

    これにより「不治の病」とされていたIgA腎症が「治る病気」になったのです。

    永野先生は、自分は仙台にいて堀田先生が近くにいるという「地の利」があったと謙遜されますが、この扁桃摘出術ステロイドパルス治療を小児に応用して好成績を収められています。

    今回は、慢性扁桃炎と歯周炎ですが、歯肉炎も原病巣として見過ごすことができません。

    またIgA腎症に先立って紫斑病(ヘノッホシェンライン紫斑病HSP)が起こることもあります。このHSPも病巣疾患で、永野先生は、深い虫歯を持っているお子さんに発症することがあるとも仰っています。

    IgA腎症には上咽頭も関与

    さらに記事中には、上咽頭炎にまで踏み込んだ記述もあります。

    扁桃摘出術ステロイドパルス治療を受けたにもかかわらず、腎障害が進んでしまう、尿潜血が続くということがあります。

    その時は、慢性上咽頭炎を疑うことが大切です。

    扁桃もしっかり取った、ステロイドパルス治療も行った、でもナゼ?

    その答えの一つは慢性上咽頭炎が続いていることです。

    慢性上咽頭炎治療はEAT(昔はBスポット治療と言っていました)と今では呼びます。

    このブログを参考にして下さい。

    上咽頭擦過治療(Bスポット治療)はEATへ

    https://mirai-iryou.com/shinryo/bspot/

    私も永野千代子先生や堀田修先生に福岡から患者さんを紹介することがあります。

    仙台は、日本の中でも腎臓病に関しては一番でしょう。すでに仙台のある宮城県では数年前から新規の人工透析患者さんが減っているのです。

    腎臓が悪くなり人工透析になってく最大の原因は糖尿病です。

    そして、その次に多いのがIgA腎症による腎臓病です。

    そのIgA腎症が「治る」と透析になる人が減るのです。

    これは人生を大きく左右させる出来事と言っても過言ではありません。

    まさにこれが上流医療、予防医療なんですね。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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  • 掌蹠膿疱症と扁桃炎

    掌蹠膿疱症と扁桃炎

    2018年7月、読売新聞医療ルネサンスで「のど・口から来る病」の特集が組まれました。

    最初が、掌蹠膿疱症と慢性扁桃炎についてでした。

    のど・口から来る病(1)扁桃に異常 手足に膿疱

    昔から掌蹠膿疱症と扁桃炎の関係は研究されてきましたが、なぜ今頃になってこの様に取りあげられるのでしょうか。

    ここに病巣感染症(病巣疾患)の再興という問題があると考えています。

    掌蹠膿疱症は病巣疾患と捉える

    病巣疾患というは、このブログでこれまでも発信してきました。

    簡単に言うと「慢性炎症を起こしている体の一部分があって、それらは症状としてあまり表に出てこないけれど、体の別の臓器に反応性、二次性の疾患を起こすもの」となります。

    例えば、この読売新聞医療ルネサンスの特集で言うと、二回目の「反応性関節炎」もそうなります。

    口腔内慢性炎症と扁桃炎、上咽頭炎が関与していることが多く、病気の元となる炎症部位を「原病巣げんびょうそう」といいます。

    この原病巣を治療することが、腎臓病や皮膚病、自己免疫病などの根本治療となるのです。

    掌蹠膿疱症は、この病巣疾患(病巣感染症)の代表的疾患で、扁桃摘出術により7割以上(報告によっては9割)の治療成績が得られるとされています。

    一方で掌蹠膿疱症は、ビオチン(ビタミンH)やミヤリサン(ミヤBM)、ビタミンCなどの内服を選択される場合もあります。

    それなりに効果を上げるときもあるのですが、原病巣の問題が解決されないと延々と内服する羽目になります。

    掌蹠膿疱症を治療する医師でも、この病巣疾患に関してはあまり関心が無かったり、「病巣疾患とはほとんど無関係」と言い切る医師もいます。

    これは残念なことです。

    タレントの奈美悦子さん(覚えている人少ないかな)が、掌蹠膿疱症性関節炎でとても苦しんでおられて、それをビオチン療法で治したということで当時とても話題になりました。

    そのことにより、掌蹠膿疱症イコールビオチン内服という図式が出来上がってしまいました。

    もしビオチンなどを摂取しても中々改善しないという人がいたら、「病巣疾患」の観点から治療を行ってみることもお勧めします。

    ビオチンが5g/日で症状の改善が得られないといって、一日に10g、20gと増やしてもそれほど大きな変化はありません。

    むしろ視点を変えて病巣疾患治療(たとえば口腔内清掃、根尖病巣検索、副鼻腔炎、扁桃炎、上咽頭炎検索)をした方が改善することがあります。

    また、掌蹠膿疱症は歯科金属アレルギーと結び付けられることもあるのですが、実は掌蹠膿疱症と歯科金属アレルギーの関係は、病巣疾患との関係と比較すると、かなり割合的に小さくなります。5~10%程度の関与とも報告されています。

    ですから、患者さん方には掌蹠膿疱症イコール歯科金属アレルギーとして口腔内の金属を全部外すということをファーストチョイスにしないように伝えています。

    原病巣治療をしても改善しなかったという結果が得られてからでも、歯科金属除去するのは遅くありません。

    「臭い玉」と呼ばれる白くて臭い米粒のようなものが扁桃に張り付いていたり、ぽろっと口の外に出てくることがあればそれは慢性扁桃炎を疑います。

    臭い玉は、取っても取ってもまた出てきます。

    その原因の根底に口呼吸があります。扁桃が腫れやすい、臭い玉があるという人はあいうべ体操で口呼吸を鼻呼吸に変えていくことが大切です。

    ただ、すでに炎症を起こしている扁桃をあいうべ体操だけで改善するのは難しく、やはり扁桃摘出術が推奨されます。

    「もともと体にあるものを取り去って良いの??」と不安になる方もいるのですが、それが病気の根っこになり、いろいろな症状や病気を引き起こしているとしたら、それを体内に残しておいた方がリスクが高くなります。

    例えば、指が腐ってしまって嫌な匂いを放つようになっても「もともとあるから」といって温存せずに、細菌などのさらなる侵入がある恐れを考えると泣く泣く切断するという選択枝になることは容易に想像できますね。

    慢性扁桃炎というのは、すでにそのような状態になっていると思ってもいいのです。

    それくらい体の中に原病巣を残しておくのは、私は悪いと考えています。

    医療ルネサンスこぼれ話

    ところで2014年にも同じような話題で「口から元気に」という特集が組まれました。

    私は、5回目分のうちの4回目で口呼吸を紹介しました。

    この時は「鼻で呼吸 アトピー改善」というタイトル。

    (読売新聞より)

    実は、この記事の取材先である相田歯科(荒川区)では、歯の治療によって掌蹠膿疱症やアトピー性皮膚炎が改善したという症例があったのですが、編集会議にて「エビデンスがあまりない」とのことで記事にはならなかったのです。

    これは私たちの努力・啓発不足ですね。

    ところが担当の藤田記者が、無くしてしまうには惜しい内容だとのことで、その後読売新聞ブログでその時の様子を紹介して下さいました。

    それが下の記事です。

    掌蹠膿疱症やリウマチ、改善のカギは口?

    それから4年経って、この様な病巣疾患に関する特集が組まれるのは時の流れを感じさせます。

    JFIR(NPO日本病巣疾患研究会)は、病巣疾患(病巣感染症)や口呼吸問題、医科歯科連携について様々な分野で治療に当たっている医療者の集まりです。

    病巣疾患の考えがもっと広まって、救われる患者さん方が増えることを祈っています。

    古くて新しい考えが病巣疾患です。

    「治らない」「原因不明」と医師から告げられたときには、病巣感染症や病巣疾患のことを思いだして下さい。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • 最新の取材記事をお知らせします。

    最新の取材記事をお知らせします。

    3月2日発売の書籍であいうべ体操、ゆびのば体操が紹介されました。

    書店で見かけたらぜひ手に取ってみて下さいね。

    腸力アップでやせる! 若返る! 病気が治る! (トイレに貼ると便利! 特効快便術 ポスター付録)

    薬で出ない重症便秘が「足首回し」で解消

    おなかの中身が出来って残便感一掃

    という体験者の声にコメントをしています。

    あいうべ体操でも便秘解消です。足を揉んでも便秘解消。

    太らない、疲れない「呼吸」「姿勢」「歩く」の新常識 (日経ホームマガジン)

    あいうべ体操でほうれい線を消す!顎のラインをシャープにするという内容で取材を受けました。

    まさにこれからの健康のキーワードは、「呼吸」「姿勢」「歩く」ですね。

    すべてみらいクリニックで実践していることです。

    薬よりもまえにやることがある、出来ることがあります。

    取材のご依頼は、こちらからお願いします。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
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  • 中学校でもインフル激減、鼻呼吸、唾液がスゴイ

    中学校でもインフル激減、鼻呼吸、唾液がスゴイ

    2017-2018のシーズンは、全国各地でインフルエンザが猛威を振るいました。インフルエンザワクチンの供給が少ないということも原因かも知れませんが、とにかく今シーズンは「寒かった」ですね。北陸地方の豪雪被害も記憶に新しいところです。

    乾燥して冷たい空気はインフルエンザウイルスにとっては良い環境です。逆の湿潤な温かい環境はインフルエンザウイルスにとっては好ましくない状態。

    鼻呼吸だと、口呼吸よりも適度な湿度があり、より暖かくなった空気を体の中に取り入れるのですからインフル予防になるのはよく分かりますね。

    今回は、山口県宇部市の神原中学校でインフルが激減したという話です。中学校で、あいうべ体操を取り入れて下さっている所は少ないので、とても貴重な情報です。ありがとうございます。

    宇部の地元紙、宇部日報の記事を紹介します。

    中学校でインフルを減らす自主的な取り組み

    この神原中学校のある山口県宇部市と言えば、私の母校でもある山口大学医学部があるところです。神原中学校は、附属病院にも近い場所にあります。

    神原中学校であいうべ体操が取り入れられた切っ掛けは、虫歯の多かった歯科検診時に学校歯科医が「虫歯や歯槽膿漏、インフルエンザの予防に有効」とあいうべ体操の導入を進めてくださったのだそうです。

    今年度は、保健委員が中心となって実践を徹底して、

    • 舌の位置を整え、虫歯予防につながる
    • 口呼吸から鼻呼吸に変えてくれ、風邪を引きにくくなる
    • 脳血流アップで勉強が捗る

    との効能も謳ったそうです。

    素晴らしいな保健委員!!

    また委員たちは、書く学級で朝夕のあいうべ体操をリードし、加湿器の水掃除や毎週のフィルター掃除を担当したとのこと。

    その甲斐あって今年は、大幅にインフル罹患者が減るという結果に繋がったんですって。

    保健委員長の野村安香さんは

    風邪の抑制効果が現れてうれしい「インフルエンザの流行らない学校」としてでんとうになるようあいうべ体操を続けて欲しい

    とコメントしてくれています。

    すごいよ!野村委員長!!

    私が附属病院に勤めていたら、飛び出していってぎゅっと握手したい!!いやがられるだろけど・・・

    この記事で一番嬉しかったこと

    この記事が載っていると教えてくれたのは、宇部市で歯科医院を開業している松尾明先生(松尾歯科クリニック 宇部市寿町)です。

    ありがとうございます。

    記事を読んで一番嬉しかったのは、私の名前がどこにも出ていないことなんです。

    これはあいうべ体操がまさに独り立ちしていっている証拠です。

    鼻呼吸が体にいいと言うこと、そして口呼吸が身体に悪いと言うこと、さらにその改善方法が示されていること

    これが伝われば私はなにも言うことはありません。

    あいうべ体操はフリー、いつでもどこでもだれでも出来る。

    無料、タダです。

    症状が変わらなくて当たり前、症状が良くなれば儲けもの、だってタダですから。

    やらない理由がない。

    こうやって子どもたちも「口呼吸」「鼻呼吸」という言葉を知って欲しいなと思います。

    私が、学んだ山口大学医学部では「口呼吸問題」についてはまったく学ぶことがありませんでしたし、いまでもおそらく学生は学んでいないでしょう。

    体の使い方をタダしていく、当たり前の事ですが、医学教育にも取り入れていくようになるといいなとも思います。

    神原中学校の皆さん、あいうべ体操の実践本当にありがとうございます!!

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
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  • わかさ3月号(2018年) のど薬療法

    わかさ3月号(2018年) のど薬療法

    わかさ3月号(2018年)にEAT(Bスポット治療)掲載

    わかさ3月号に日本病巣疾患研究会会員でもいらっしゃる大野耳鼻咽喉科の大野芳裕先生が「難治性めまいの77%、耳鳴の63%が改善、耳管開放症まで好転したのど薬療法」とのタイトルで記事に登場しています。

    この本には北西剛先生や坪田聡先生など病巣疾患研究会ゆかりの先生も他の記事で登場しています。

    これは病巣疾患研究会の考えが広まってきている証拠ですね(^^ゞ

    わかさ 3月号表紙

    紙面はこの様になっており、Bスポット治療(EAT)を行う医療機関としてみらいクリニックも掲載されています。

    こちらがその記事です。

    ただみらいクリニックは耳鼻咽喉科ではないので耳管開放症の症例はほとんど受診がありません。そのため改善例はあまり経験がないため耳管開放症には私はお役に立てない可能性があります。念のため付け加えております。

    慢性上咽頭炎で悩んでいる方が早く元気になりますように。

    あるいは、自分がまだ慢性上咽頭炎だと分からない、気づけない方にもよりよい情報が届きますように。

    書店で見かけたら手にとって下さい。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

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  • インフル予防には鼻呼吸 読売新聞朝刊に掲載

    インフル予防には鼻呼吸 読売新聞朝刊に掲載

    インフルがかなりの勢いで拡がっているようです

    インフル対策大丈夫ですか?

    インフルと言えば先日の記事でも挙げましたが、「手洗い、うがい、マスク」と3点セットがすぐに思い浮かぶ人が多いと思います。

    高齢者100人の施設でインフルが連続二年ゼロのビックリ

    でも私はこう考えるんです、これまで何十年もやってきたこと、啓発したことなのに、インフルの蔓延を防げていないのはどうしてだろうと。

    ここで人が採る手段は二つに分かれます。

    • もっと行動を徹底する
    • 別の行動を取り入れる

    この二つです。もっと行動を徹底する方を選択するならば、手洗い場やうがい場を増設したり、いろんな所に消毒用のスプレーをおいたり、マスクをいろんな所に置いてすぐに着けることが出来るようにしたりするという処置が考えられますね。

    そのために啓発するポスターなどを掲示することもあるでしょう。

    こんなポスターをぺたぺた貼って啓発しよう

    そうなると「うがい達成率グラフ」とか「手洗い回数グラフ」などを作成するというアイデアも出てくるかも知れません。

    私が採りたい手段は「別の行動を取り入れる」です。

    インフル予防には、唾液が大切というのはよく知られていますが、うがいは唾液を洗い流してしまいます。そして、せっかく暖かくなっている口の中に冬の冷たい水を入れて、口の中を一瞬にして冷やしてしまいます。

    これでは白血球の働きが弱ってしまいます。温水でうがいをするならまだしも、学校現場では冷たい水でうがいするところばかりです。

    もったいないなあといつも思っていました。

    そこで「あいうべ体操」です!

    またそこかよ、いつものオチだなと思うでしょうが、やっぱりきちっと口を閉じて、鼻呼吸をすることが一番の予防になります。

    いつでもどこでも誰でも出来て、しかも無料、1クラスでも学校全体でも一斉に出来ます。

    構内放送を使って学校中であいうべ体操を一緒にやっているところもあります。

    この動画のように一斉にみんなでやることが出来ますよ。

    北崎小学校の取り組み(福岡市西区)

    こちらの記事は、2018/1/18の読売新聞朝刊に載ったものです。インフルが九州沖縄でも猛威を振るっているという情報の中で、福岡市西区の北崎小学校(養護教諭・塚元依子先生)の取り組みを紹介してもらいました。

    塚元先生は、子ども達が元気に登校できるようにいろんな取り組みをしています。

    読売新聞朝刊より(2018年1月18日)

    あいうべ体操を始めた子ども達の感想は

    風邪を引きにくくなり、保健室に行く回数が減った。体操を続けているお陰だと思う」(小5)

    というものが載っていました。子どもがこんなに実感してくれるなんて嬉しいですね。

    私の仕事もそうですが、保健室の養護の先生達も「暇なのが一番」なんですね。

    病気の予防が医者の使命だとしたら、出来るだけ自分たちが暇な社会を作っていくことが大切です。

    ここは、医療機関の存続に関わってくること(みんなが健康だと病院にかからないですから、収入が減りますね)なので、医療機関としてはみんなが元気な社会というのは本音では「困る社会」なのです。

    でも21世紀になりずいぶん経ち、時代が平成から次のよに変わろうとしてるのですから、次の医療のようなものが出現しても良いと思います。

    教育は最大のワクチン

    次の記事も塚元依子先生関連。塚元先生は、本当に優しくて子ども達のことを一番に考えてくれている先生なんですよ。

    子ども達が自分たちの力で自分たちの健康を培っていくことを教えたい、伝えたい。

    インフルワクチンは、インフルエンザしかもその年に流行ると思われるものだけにしか効果がないけれど、健康教育は一生の宝、いろんな病気に効くでしょう。

    西日本新聞朝刊より

    子どもの時に身につけた習慣は大人なっても続くものです。

    それが「教育は最大のワクチン」の意味。

    鼻呼吸教育は元気な子どもをはぐくんでいくためにとても大切です。

    塚元先生にこの子と記者とのやりとりを教えてくれました。実は取材を受けた五年生の子ども、一年生の頃は毎日のように来ていたんですって。

    今では、保健委員として、あいうべ体操を歌って踊って呼びかける側にたってリードしてくれてるそうです。

    これが「ワクチン」なんだよな!
     
     
    ※もちろん「おたふくかぜ」や「はしか」の予防接種も大切ですよ。
     

    https://mirai-iryou.com/aiube/

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

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    side by side~Stop mouth breathing, AIUBE exercize

    Efforts at Myanmar ~ Health guidance focusing on mouth

    Dr. Nachi Satoko, who is working on medical activities in Myanmar, was televised at NHK World. I will also introduce it on this blog.

    Nachi’s activities are called the Myanmar family clinic and garden .I write in English this time.

    ミャンマーでの医療活動に取り組んでいる名知仁子なちさとこ先生のことがNHKワールドで放映されました。このブログでもご紹介します。

    名知先生の活動はミャンマーファミリークリニックと菜園の会といいます。

    今回は、英語で書きます。

    Dr. Satoko Nachi

    Side by Side

    Creating Healthy Villages Together: Myanmar
    Broadcast on November 8, 2017
    Myanmar has seen its economy boom in recent years, but that boom has yet to reach the 70% of the population in rural villages, who suffer poor sanitation and high child mortality. Enter Japanese doctor Satoko Nachi, whose non-profit visits villages to improve living conditions. The small team teaches tooth brushing, handwashing, trash disposal, the importance of clean water and even organic farming. Follow Nachi and her team as they support locals in taking responsibility for their own health.

    https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/sidebyside/2037037/

    This program was introduced like this on the NHK site.Unfortunately, there is no longer anymore.

    I was able to see luckily:)

    I will introduce Dr. Nachi’s activities in Myanmar with images.

    This is a picture that was posted on the site. Dr. NACHI is doing health classroom.
    A small girl living in the village is pronouncing “I”.
    Dr. Nachi pronouncing “A” with a big mouth.
    All the villagers put out a tongue. They say “BE.”
    “They wash their hands. They Know how to maintain their health.” Dr Nachi said.
    They know about hygeine.
    Dr. Nachi said “The eventual goal is for us to disband.
    We can do it on our own.

    l show you some preventative measures focusing on the mouth. Residents gather at the temple for a lecture.

    AIUBE exercise(Oropharyngeal exercises).

    Dr. Nachi teaches mouth exercises(AIUBE exercise) these exercises build up muscle and saliva which in turn leads to less oral bacteria and fewer colds.
    The group also teaches how to properly brush teeth. bold brushes are exchanged for new ones.

    Dr.Nachi chooses as the strong words to encourage the woman to take responsibility for her health and that of her family.
    Gun gou sues(their village) Community Health promoters to continue their work.

    They hope to spread the teachings to other villages.

    Dr. Nachi who set up her nonprofit to give back to Myanmar and work side-by-side with locals is seeing her efforts bear fruit.

    The eventual goal is for us to disband.

    For poeple to say”We know about hygiene.”

    “We wash hands,we know how to maintain our health.”

    “We can do it on our own.”


    I am pleased to introduce wonderful activities.

    Another thing, please let me introduce the activities of pediatric dentists in Myanmar.

    He is Toshihide Matsumoto(dentist live in Fukuoka Pref.).

    He dropped his dental clinic and started volunteering in Myanmar.

    It is a kind heart dentist.

    He also teaches washing hands, gargling and brushing teeth.

    In addition to that, he is also instructing mouth exercises(AIUBE exercise).

    This is his article introduced in a Japanese newspaper.

    9/9/2016 Nishinihon Newspaper

    Myanmar children are doing mouth exercises(AIUBE exercise).
    Air is equally given to us humans on the planet.
    We breath the air from nostril, I believe that more people will be cheerful by becoming nasal breathing.
    This mouth exercises(AIUBE exercise) is an exercise that anyone can do for free.

    Let’s do AIUBE exercise for your health life!

    Thanks:)

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • 就寝時の口テープは快眠のマストアイテム 日経ヘルス2018年1月号

    就寝時の口テープは快眠のマストアイテム 日経ヘルス2018年1月号

    スッキリ目覚めるためにはとにかくまず夜間の口呼吸防止のために就寝時の口テープを

    日経ヘルスより 2018.01表紙

    ※口テープは、鼻道障害(ポリープや鼻中隔弯曲症、アデノイドなど)がある場合はそれらの治療を行ってください
    高度な鼻閉、鼻づまりがある場合にはしないようにして下さい。

    日経ヘルス2018.1月号に掲載

    健康のために口にテープを貼って寝るという人がずいぶん増えてきました。

    就寝時の口テープに関して私への取材があり、日経ヘルス2018年1月号に掲載されましたので、口テープの歴史などについて今回は書いてみたいと思います。

    記事中にはこの様な形で紹介されています。

    講演会でも「口テープしている人」と聞いてみると、1~2割の方が手を挙げていただけるようになりました。素晴らしいことです。

    当初は、数百人いても挙手ゼロなんてこともありましたからね。口呼吸防止の口テープは着実に広まっています。

    またネルネルやルシーダといった商品だけだったのが、大手製薬メーカーも商品化するようになったというのはその市場規模が大きくなってきている証拠です。

    これからどんどん広がって行くと思いますが、イラストやさんのイラストに口テープをしているイラストが掲載されるようになったら本物でしょうね(^^)

    芸能人の方々も口テープやっている方がたくさんいますね。生島ヒロシさんなんかはラジオでも盛んに仰っていますし、平原綾香さんとか筧利夫さんなんかもやっているとテレビで仰っていたそうですよ。

    さて、患者さん方に口テープを勧めると、初めは

    • つらそう
    • 怖そう
    • 死にそう

    と思っていた方でも、実際にやってみると

    • 思ったより外れなかった
    • 寝起きがスッキリした
    • 口が渇かないので朝の準備が素早く出来る

    という感想に変わることが大部分です。中には

    と悔やむ人も。

    小さな口テープが体におよぼす効果は大変大きなものがあるんですね。

    口テープの原型とは

    寝るときに口にテープを貼るのってはいつ頃から始まったんでしょうか。マウステーピング(mouth taping)とか口テープ、口閉じテープ、イビキ防止テープ、口呼吸防止テープなどいろいろな名称がありますが、特に寝ているときに開きがちな口を閉じさせておくための道具のことです。

    それが分かる興味深い書物があります。スカウティングフォアボーイズ、ボーイスカウトの教科書です。

    scouting for boys

    これはなかなか優れた本で、青少年に対して心身の鍛練など事細かに書いてあります。

    その中の「鼻の章」にこの様な記述があるんです。

    鼻の章
    敵を発見するためには匂いをかぎ分けらればならない。
    それ以上に、病菌が入るのを防ぐ、喉が渇かない、いびきを掻くのを防げる。いつも口を閉じて、鼻で呼吸することを練習したまえ。
    ネイティブアメリカンは、夜、アゴを縛って、鼻からでなければ呼吸をさせないようにさえするという

    ネイティブアメリカンは、夜あごを縛って鼻呼吸をさせるという記述が出てきます。

    これはジョージ・カトリンの本にもそのような記述が出てきます。あごを縛るとはどんなことをするんでしょうね。

    クロスロード(JICAボランティア向け実践ガイド)

    それが分かるのがジョージ・カトリンの本から引っ張ってきた「チンバンド」です。chin(あご)を縛るわけですね。彼は画家なのでいろんな絵を残してくれていますから当時の風景をイメージしやすいです。

    これが口呼吸対策グッズとしては走りだと思います。当時は「テープ」が無かったのでこうやって色々なもので顎を縛り付けるしかなかったんですね。

    チンバンド Chin band 顎を寝ているときに縛る

    それくらいネイティブアメリカンは鼻呼吸をすること、つまり口を閉じておくことの大切さを知っていたのですね。

    それに気がついたカトリンの功績はとても大きい!!

    Shut your mouth and Save your life!

    これもカトリンの言葉。この言葉を最初に知ったのは上のscouting for boysでした。

    その時の衝撃とうれしさを今でも覚えています。

    テープ登場

    閑話休題。

    ではテープを貼ると言うことが登場したのはいつ頃なんでしょうか。

    アメリカの3M社がセロハンテープを発明したのが1930年です(wiki調べ)。

    と言うことは、それ以前には口テープは存在しなかったはずです。テープを口に貼るようになったのは1940年代になってからだと私は推測しています。

    というのも1953年にアメリカ歯科医師会(JADA)が口呼吸(mouth breathing)の特集を二回組んだんですね。その中にmouth tapingが出てくるんです。

    子ども達の夜間の口呼吸を止めるために「bandage」や「adhisive taping」をするとあります。adhisiveというのは粘着性のあるという意味。

    ただ、「懲罰的(punititive)に見える」と書いてもあります。口にテープを貼るというものの本当の意味を理解しないと「虐待」と捉えかねませんね。

    ここは注意すべき所です。

    1953年アメリカ歯科医師会雑誌 口呼吸の特集

    これらの資料は札幌の百海先生から提供していただいたものです。ありがとうございますm(__)m

    お肌をキレイにしたかったら口テープ

    日経ヘルスの当該ページには

    マステでもOK ぐっすり眠れる「口閉じテープ」【日経ヘルス18年1月号】
    2017年12月2日
    呼吸が変わって深く眠れ、ほうれい線も薄く

    試し読みはこちら

    とあります。マステとはマスキングテープのこと。最近はオシャレなものがたくさんありますからね。

    私も、福井県立恐竜博物館のマスキングテープを使ってFBの投稿をしたことがあります笑

    黒色のマステはビシッと閉まりますね(^^ゞ このブラックのマスキングテープですが、白色で恐竜がプリントされており格好良いんですよ!

    福井県立恐竜博物館へ訪問した際はぜひ見て下さいね。私の背後には恐竜カレンダーも貼ってありますね。

    ただ私の写真では面白くもないので、記事中のモデルさんの写真を。

    日経ヘルスより 2018.01

    睡眠時の口呼吸を防止できると・・・

    • イビキや無呼吸が減る
    • 安眠できる
    • カゼを引きにくくなる
    • 歯周病が悪化しにくくなる
    • 口角が上がりほうれい線が薄くなる

    こりゃ良いことだらけじゃないですか!!しなきゃ損です。

    お肌がしっとりしてきたなんて声も多く聞かれますよ。

    テープ幅の違いがあるか

    最後にテープ幅の違いについて書いて終わりにしましょう。

    例えばサージカルテープには12mm幅のものと24mm幅のものがあります。

    マステも多くは12mm以下の幅ですね。テープを貼るのがコワイ方はこれで良いでしょう。

    ただ、どちらがより効果的かというと断然24mm幅です。

    12mmでも良いのですが、どうしても息を吐くときに唇の脇から空気が抜け出てしまうことがあります。

    24mmだとそれがかなり少なくなるので、吸うときも吐くときも鼻呼吸になります。

    テープ幅の違い

    ただ24mmは幅が広すぎてコワイという方は、無理をしないようにして下さいね。

    12mmを二本貼っても取れてしまうと言う方は、24mm一本の方が取れにくいと思います。これまでの経験上。

    お試し下さい。

    口呼吸改善のためには口テープはあいうべ体操とセットですよ!口テープだけではダメですからね、ぜひ舌力をつけるようにして下さい。

    2017年7月発売の最新刊「口呼吸を止めて万病を治す~口テープ特典付き」発売中

    これは私が2017年7月に出した本です。口テープの特典付き。こちらは息育、あいうべ体操についてです。 ゆびのば体操や姿勢についても解説しています。 フルカラーでとても分かりやすく見やすく仕上がりました。 こちらもどうぞよろしくお願いします。

    このムックに付録としてついているのは「マウスリープ」(ヨシダ製)です。香りチップ付きなので、よりリラックスした状態で眠ることが出来ますよ。

    口に貼る専用のテープというのはよく考えてありますから、さらにきちっと口を閉じることが出来ると思います。

    https://mirai-iryou.com/aiube/

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
    みらいクリニックサイト
    amazon著者ページ
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  • 高血圧を自力で治す最強事典

    高血圧を自力で治す最強事典

    気になる高血圧を自分で何とかしたい

    高血圧、この文字を見ると「ドキッ」とする人は少なくないと思います。

    テレビの番組欄を見ても毎日のように「高血圧」「血圧」という文字を見ることが出来ます。

    高血圧に悩む人が多い証拠ですね。

    この度マキノ出版から

    マキノビタミン文庫より「高血圧を自力で治す最強事典」が出版されました。

    今回は、あいうべ体操は「インフルエンザ予防だけじゃない」ということも書きたいと思います。

    こちらが表紙

    あいうべ体操も紹介されています。

    さて本の内容は?

    これまでもマキノ出版からは[高血圧関連」の本がたくさん出版されています。

    この本も手軽な健康法とその実体験レポート、医師による補足説明という形になっています。

    マキノ出版のサイトにはこの様な説明がありました。

    ==============

    脳卒中や心筋梗塞、さらには、
    糖尿病や動脈硬化、腎障害も引き起こす「高血圧」。

    「降圧剤を一生飲まなければいけないのか」
    「これからずっと減塩料理が続くのか」など、
    国民病ともいえる高血圧に関する悩みは尽きません。

    そこで、
    「薬や減塩に頼らず血圧を下げたい!」
    といった声にお応えして、
    各界で活躍する名医・名治療家に
    高血圧を自力で治すセルフケアを教えてもらいました。

    ・高血圧も肥満も解消する「インターバル速歩」
    ・「シイタケ大根スープ」で200ミリが120ミリに
    ・その場で10ミリ下がる「耳の下もみ」
    ・「二の腕を温める」だけで断薬に成功
    ・著効で気持ちいい「首のホットタオル」
    ・「高カカオ含有チョコ」は降圧剤並みの効果
    ・160ミリが130ミリに降下した「麦踏み体操」

    など、日々の生活で
    手軽に続けられる手法だけを厳選した一冊です。

    5分で20ミリ、3日で80ミリ下がった
    驚きの事例も多数収載しています。

    本書のセルフケアを活用して、
    突然死を防ぎ、寿命を延ばしましょう!

    ===================

    とあります。やはりキーワードは、セルフケアですね。

    これから医師も処方するだけじゃ無くて、セルフケアを伝える必要があります。

    それも

    • 膝の痛い人に痩せなさい
    • 風邪予防にうがいをしましょう

    などといった役に立つか分からないような、あるいは具体性を欠くセルフケアのアドバイスでは満足する患者さんは減っていくでしょう。

    ところで、上のマキノ出版のサイト説明文を読んでみてください。

    あいうべ体操が見当たりませんね~~~。私も本を読みすすめて

    と不思議に思っていたら・・・

    ありました、ほぼ終わり近くに(^^)

    口呼吸が鼻呼吸に一変し190ミリが130ミリへ大降下

    このタイトルであいうべ体操がほぼ巻末に載っておりましたよ。ご紹介ありがとうございます。

    睡眠中に口呼吸が血圧を上昇させる

    とも書いてありますね。

    あいうべ体操の項目

    そうなんです。睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群だと血圧が高くなったり、血中の炎症反応(CRP)が上がることが分かっています。

    ですから寝ている時の環境を改善することは、血圧コントロールにとても大切なのです。

    だからこその「あいうべ体操」ですね。

    書籍のお求めはこちらから。

    これまでのマキノ出版の本

    私があいうべ体操の本を出版させていただいたのは2008年です。今から(2017)もう9年前なんですね。みらいクリニックを開院して二年目でした。

    それがこの「免疫を高めて病気を治す、顔の体操あいうべ」(マキノビタミン文庫)です。

    いま診療でやっていることもこのときにやっていたこととそれほど大きな違いがあるわけではありません。

    この本の中には、潰瘍性大腸炎のゲリ、血便が1週間で劇的に改善した!なんてケースが紹介されています。

    この方は、今でも時々受診されるのですが、病気がひどくなったというわけではなく、状況報告という感じです。

    ずっと元気なまま過ごしておられます。

    そして、フルカラー、あいうべカード、あいうべ漫画、あいうべカレンダーという豪華付録がついているのがこのムック本です。

    あいうべ体操は、口呼吸を鼻呼吸に変えていく顔の体操です。

    いつでも、どこでも、今すぐにでも出来ます。そして無料です。地球の酸素も無料(^^)

    無意識で行っている呼吸を見直してみると、もっと元気な体になって行くと思いますよ。

    LET’Sあいうべです!!!

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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  • 「林修の今でしょ!講座」であいうべ体操紹介

    林修の今でしょ!講座 健康の為に知りたい冬の特別講座3本立て!

    「林修の今でしょ!講座」(2017年11月21日放送)であいうべ体操が「インフルエンザの予防法」として紹介されました。

    実は、今でしょ講座で紹介していただくのはこれが二回目。一回目は、元SMAPの草薙さんが出演されたときでした。

    二回目の紹介、ありがとうございます。

    名医がやっている口呼吸改善体操とは!?

    林修先生が、口の乾燥はカゼに大敵、口呼吸は口を乾燥させるから悪いと仰います。

    そこで口の乾燥を防ぐ、鼻呼吸に促す体操は・・・

    迷医登場!笑

    放送を見た実父から

    「お前も老けたなあ」と言われました。言われなくても、自分でもそう思います笑

    あいうべ体操は、舌の位置を変えて口呼吸を鼻呼吸にしていく体操です。

    太宰府西小のみんなが出演

    今回は、あいうべ体操を導入して

    • インフルエンザの感染者が減った
    • 学級閉鎖が無くなった

    福岡県太宰府市にある太宰府西小のみんなが出演。

    校長先生、養護の先生にもお世話になりました。

    インフル減少は、佐世保市広田小の取り組みも紹介しておきます。

    マンモス小学校のインフルエンザ推移

    全国の小学校や幼稚園、保育園で子ども達の欠席日数が減ったと報告があります。

    嬉しいことです。子どもの学力を伸ばすために一番大切なこと。

    それは学校に休まず登校できる体です。そのための鼻呼吸、あいうべ体操。

    伊集院光さま一所懸命のべ~ありがとうございます。

    大体お約束でタレントさん方にしていただくのですが、やる前の皆さんの嫌そうな顔笑

    そりゃそうですよね。公衆の面前では出来ませんよね。

    そういう中でもやってくださった皆様方ありがとうございます。

    あいうべ体操で顔の温度が上がる!

    番組内でも紹介があったとおり、鼻の温度でカゼを引く引かないが決まってしまいます。

    もちろん鼻の温度が高い方がカゼを引きにくくなります。

    これはあいうべ体操を1分間(約10回)やった直後のサーモグラフィー。

    1時間後には、こんなに温度が上がるんですね。顔中真っ赤になっています。

    だいたい3-4℃上がるようです。

    あいうべ体操は、無料、やらなきゃ損。

    やっても失うものはありません。LET’Sあいうべですぞ。

    こちらのサイトも参考になりますよ。

    とにかく鼻を温めるんだ!寒い冬の風邪予防には鼻を温めるのが効果的(米研究)

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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