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寒くなると腰痛が増える…足元の変化にご用心

前項ででこんにちは!
足元から健康と運動を考えるトレーナー、石田力です。
皆さん、あしゆび伸びてますか?

秋から冬にかけて活躍する機会が増えるブーツ。
じつは夏のサンダルと同様に、腰痛や膝痛の原因となってしまうデメリットがあります。
「履く」「履かない」の二択であれば、履かない方が良いと考えています。
とは言うものの、オシャレも楽しみたい!という方も多いでしょう。

今日はブーツのデメリットを解消するためのセルフケアについて書いていきます。
腰痛や膝痛を回避したい方は、ぜひ最後までお付き合いください。

ブーツが足に与える影響

毎年恒例ですが、寒くなってくるこの時期から腰痛や膝痛のご相談が増えてきます。
以前もブログに書きましたが、1つはブーツの影響が考えられます。

一括りにブーツと書きましたが…
ワークブーツやミリタリーブーツのように紐で固定できるものは、足指への負担は小さいです。
逆にスニーカーであっても、紐がないスリッポンタイプであれば、足指への負担は大きくなります。

靴の中で足が固定されていなければ、靴の中で足がズレてしまいますよね?
そのままでは歩きにくくなってしまうので、無意識で足指をギューッと曲げて踏んばってしまいます。
その状態で繰り返し歩くことで、屈み指という変形が起こります。
屈み指になってしまうと足先にうまく体重をかけることができなくなり、かかと重心になってしまいます。
かかと重心になると、足底筋膜炎や足首の変形…さらに猫背や反り腰といった問題に繋がってしまうことも…。

靴はオシャレのための道具である反面、身体を守るための道具でもあります。
細いオシャレな靴を履かないといけない瞬間もあるとは思います。
ですが、それだけでは身体に負担が大きくかかってしまいます。

ゆるHIIT

靴のデメリットに打ち勝つために

前項で靴がいかにして身体を壊してしまうのか、何となくご理解いただけたと思います。
靴のデメリットに打ち勝つために、私が普段からやっているケアをご紹介します。

普段はサイズの合ったスニーカーで歩く

オシャレな靴を履くために一番大事にしたいことは、サイズの合っているスニーカーで歩くことです。
そうすることで、足指の筋肉を自然と鍛えることができます。
私はスニーカーが好きなので、革靴やブーツを履くことはありません。
ただ冠婚葬祭など、TPOに合わせて革靴を履くこともあります。
普段からサイズの合っているスニーカーで足指を鍛えているので、一日履いたくらいでは身体を痛めることはありません。
オシャレな靴を履くために、普段はしっかりとスニーカーで歩いてみてください。
※靴選びに関しては、下記のブログをチェックされてください。

【外反母趾予防】靴(スニーカー)は「縦幅」ではなく「横幅」で選ぶこと【ワイズ】

靴下にこだわる

身体を守るために、靴にこだわる!
それ自体は素晴らしいことですし、絶対に必要なことだと思います。
しかし、もっと安価で確実に足を守る方法があります。
それは、足指を理想的な位置に調えてくれる「ゆびのばソックス」を履くことです。

靴をこだわって選ぼうとすると、数万円~数十万円はかかります。
その靴が足にしっかりと合っていれば問題はないのですが…
痛みと姿勢の外来でも

患者さん
靴に何十万円もかけたけど足に合わなかった…

という声をいただくこともあります。
靴にこだわる前に、まずはゆびのばソックスを履いてみてはいかがでしょうか?
そもそも足指が本来の末広がりに戻っていないと、正しい靴のサイズはわかりませんし。
一般的な靴下と比べると、使っている糸の素材や本数の違いから高価に感じてしまうかもしれません。
ですが、靴で失敗するよりはるかに安上がりです。
なにより、足指を本来の末広がりに戻してくれますから、一度は試していただきたいです。

朝一の健康チェック

私が毎朝やっている足の健康度チェックはグーパーの30秒キープです。
足指のグーパーがシッカリとできないという方も少なくありません。
グッパッグッパ…と一瞬だけ動かすのではなく、30秒キープすることが大事です。
上の動画で私が実際にやっていますので、ぜひ一緒にチャレンジしてください^^

靴選びのご相談もお任せください

私たちの身体は小さなことで良くも悪くもなってしまいます。
たとえば…カバンの持ち方を変えただけで、腰痛が改善された方も経験しました。
身体を支える足に履く靴が身体に与える影響は、小さくないと私は日々感じています。

痛みと姿勢の外来では、靴選びのご相談も受け付けております。
夏場のサンダル、秋冬のブーツだけではありません。
運動中に履く靴などのご相談もお任せください。
足を痛めるような靴は履かないのが一番…とは思いますが、生きていくうえで運動やオシャレも大事ですからね。
人生100年時代。
せっかくなら思いっきり人生を楽しめるように、少しだけでも健康にも目を向けてみませんか?

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「痛みと姿勢の外来」を受診希望の方は、下記より簡単にご予約いただけます。

執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

今井 一彰
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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