みらいクリニックでは、足・足指本来の機能を取り戻すために、ゆびのば体操と矯正効果のある五本指ソックス「ゆびのばソックス」をおすすめしています。
ゆびのばソックスは、足指の矯正のために、みらいクリニックの今井一彰院長が開発したソックスです。
普通の五本指ソックスとは矯正力・サポート力が段違いです。
① 体を支える土台である足のアーチを3点で矯正・サポート
② 特許「至適圧構造」で足指をしっかり伸ばす
こんなお悩みをお持ちの方に
外反母趾・内反小趾・浮き指・寝指・屈み指・開張足・O脚・肩こり・首コリ・腰痛・ひざ痛・冷え・転倒予防
ゆびのばレギュラー
レギュラータイプは矯正力とはきやすさを兼ね備えています。
はき心地は柔らかなのにふくらはぎまでの着圧構造でしっかりと体を支えます。
五本指ソックス初心者にも最適です。店長イチオシ
ゆびのばショート
矯正圧と履きやすさのバランスをさらに最適に!
もちろん特許取得の最適圧構造により、しっかりと足指を伸ばします。外反母趾でお悩みの女性に。
ゆびのばアンクル
スポーツや長めのソックスはむくみが心配な方はアンクルタイプがぴったり。
短いからといって矯正力は落ちません。スポーツのパフォーマンスアップに。
ゆびのばロング
ひざ下までのロングタイプ。
ゆびのばレギュラーと同様の履きやすさとシリーズ最高の矯正力を誇っています。
今井院長も愛用!足元の安定感はNo.1
ゆびのばキッズ
お子さんの足はほとんどが軟骨だから容易に変形します。早めの矯正を。
かけっこが早くなりたい、縄跳びの回数を増やしたいキッズにも。
目次
- 1 指を伸ばしたければ履くものにも気をつけたい(新刊・「足指のばし」より)
- 2 【動画】開発者 今井院長 五本指のゆびのばソックスについて
- 3 五本指ソックスならどれでも同じと思っていませんか
- 4 ゆびのばソックスの特許について解説します
- 5 【動画】5本指ソックスと土踏まず(アーチ)の関係
- 6 【動画】足指のばし~医師が開発した5本指ソックス【ゆびのばソックス】
- 7 【動画】ゆびのばソックスをはいた上で気を付けること
- 8 【動画】ゆびのばソックスをはいているのに変化がない
- 9 【動画】ゆびのばソックスの履き方
- 10 ゆびのばソックス豆知識動画
- 11 5本指ソックスの良さってなに?医師に聞いた
- 12 関連ブログ記事
- 13 五本指ゆびのばソックスのお求めは「ゆびのば.com」オンラインショップで
指を伸ばしたければ履くものにも気をつけたい(新刊・「足指のばし」より)
「ゆびのば体操」で足指を毎日メンテナンスする一方で、そもそも足指を変形させないために、履くものにも気をつけましょう。
毎日履いている靴下やストッキングも、いわゆる5本の指をすっぽり包む「筒状」のものが、足を「棺桶型」にしていきます。
靴下は足指が1本ずつ分かれる、5本指で矯正力のあるものがオススメです。
私は患者さんにクリニックで開発した「ゆびのばソックス」を勧めています
下の写真は「棺桶型」になってしまった患者さんの足。
筒状のソックスを履いていたため、親指も小指も完全に内側に入っています。
右がゆびのばソックス着用の足です。どうですか? 小指までパッと広がっているでしょう?
着用のポイントは、指先までしっかり入れて履くことです。
生地が余っていると、足裏のアーチをつくる矯正力が弱まってしまいます。
足指の根元までピタッとすき間がないように、足指を入れて履きましょう。
ゆびのばソックスの特長
A:指袋の矯正
足指をまっすぐ矯正し、伸ばしていきます
B:アーチ部分の矯正
足指をしっかりと開き易くし、3点のアーチを持ち上げて整えます
C:締めつけ感について
ずれ落ちないように設計!矯正力により締めつけ感が強く感じますが、血流を妨げることはございません。
D:かかとのゴアライン
かかと部分のゴアライン(斜めの縫い目)をかかとの先にあわせてはくことにより、指の股までしっかり装着
【動画】開発者 今井院長 五本指のゆびのばソックスについて
五本指ソックスならどれでも同じと思っていませんか
最近は五本指ソックスを愛用する人も増えてきました。
カラフルなものもあれば、足裏に滑り止めのついたもの、右と左で構造が違うなど色々な五本指ソックスが売られています。
それらはただ単に指が5つに分かれているだけなんでしょうか?
それとも何か機能的に違いがあるのでしょうか ?
ソックスの違いをしろう
みらいクリニックでは、足・足指本来の機能を取り戻すために矯正効果のある五本指ソックス(ゆびのばソックス)をお勧めしています。あなたは五本指ソックスならどれも同じと思っていませんか?
ただ指が分かれているだけでは足りないと私たちは考えます。
矯正下着と同じようにある程度、変形した足指を調整することによって機能を発揮する機能性のある五本指ソックスをお勧めします。
ゆびのばソックスは、アーチの部分を支えることはもちろん、足指を包む足指袋に特殊構造(特許取得)により圧をかけてきちんと、足指を矯正するために作られた専用の五本指ソックスです 。
これから五本指ソックスは機能で選ぶ時代です 。
この普通の筒状のソックスの中で足指はどうなっているのでしょうか。
アーチの違い
足は三つのアーチで私たちの体を支えています。
- 内側アーチ(土踏まず)
- 外側アーチ(小趾と踵をつなぐ)
- 前方アーチ(母趾と小趾をつなぐ)
これらのアーチがしっかりと働いているから片足でも立てるのですね。
ゆびのばソックスは、このアーチを形作るための構造を備えています。
足の甲の部分がキュッとしまると、この三つのアーチ構造がよりしっかりとなり、足指が伸びて広がります。
まず矯正五本指ソックスにはアーチ部分がしっかりと圧がかかることが条件です。
指袋圧の違い
ゆびのばソックスは、姿勢を矯正できる五本指ソックスとしての条件をさらに追求するために、足指袋の圧に着目しました。
三つのアーチ構造によって脚の形を立体的に調整して、さらに足指の変形を直接矯正すると言うことです。
これには足指袋の構造を根本から見直す必要がありました。
足指袋圧が高い五本指ソックスは曲がった足指を直接矯正できるのです。
様々な五本指ソックスの足指袋圧を特殊な器械で測定してみるとほとんど差がなく、ゆびのばソックスのみが突出して高いことがわかりました。
矯正に必要な圧を独自の足指モデルで測定したところ充分に矯正力があることが分かります。
そこから矯正に最適な圧を導き出しゆびのばソックスの特徴としています。
だから曲がった足指が矯正されると言うことも分かります。
足指を矯正していつまでも歩こう
先ほどの筒状のソックスの中の足指の状態は、ぎゅっと靴下の形に添って足指が変形させられています。
これではきちんと満足に立つことも難しいかも知れません。
足指を伸ばして、広げることで接地面積が拡がり、立った姿勢、歩行に安定感が出ます。
矯正五本指ソックスであるゆびのばソックスをはくと足指が写真のようにピンと伸びて、広がります。
- 三つのアーチ構造
- 矯正に必要な足指袋圧
この二つの大きな特徴によって矯正力を維持しているのです。
セルフケアとしては、ゆびのば体操があります。ゆびのば体操の効果持続は15分程度です。毎日続けることが大切です。
ゆびのば体操の効果を持続させるためにも、ゆびのばソックス(ひろのばソックスの名称もあります)の着用をお勧めします。
ゆびのばソックスの特許について解説します
ゆびのば®ソックス(ひろのば®ソックス)は、その特殊な構造により足指を伸ばしていくことが特許として認められました。
今回は、どうして足指を伸ばすことが出来るのかという点について解説します。
1. 外反母趾より悪い屈んだ足指が体を壊していく
かがみ指という言葉を聞いたことがありますか。屈指症ともいいます。足指の変形ではほとんどの人が知っている外反母趾の陰に隠れてあまり知られていませんが、問題のある足指変形の一つです。
かがみ指は、現代人の多くに見られる足指の変形です。足指が本来の形のように広がらずに、屈んでしまうことによって
- 接地面積の減少
- アーチ構造の弱体化
- 屈んだ部位の血流悪化
が起こってしまいます。そして膝痛や腰痛といった体の別部位の症状の引き金となってしまうことがあります。
ではかがみ指とはどのような状態でしょうか。下の写真を見て下さい。足の冷え、むくみを悩んで相談に見えた方の写真です。
まっすぐ立った状態で黄色で囲んだ部分の足指が地面の方に突き刺さるように曲がっていることがわかります。これがかがみ指です。
こうなると爪の変形、足・足指の冷え、しびれといった症状が引き起こされるのは容易に想像できます。
かがみ指によって引き起こされるという体の変化には様々なものがあります。
成長痛・外反母趾・内反小趾・変形性膝関節症・慢性腰痛症・足のむくみ(浮腫)・しびれ・O脚・猫背・足底筋膜炎・モートン病など
体の土台である足指が曲がっているのですから、体全体に影響をおよぼしてしまいます。
では、足が伸びた状態というのはどのようになっているでしょうか。同じ人の一ヶ月後の写真です。
足指がすらりと伸びていることがわかります。そして、両方の足首の辺りにあった靴下のむくみの跡も消えています。
足指が伸びると、ふくらはぎを効果的に使えるようになるためこの様なことが起こるのです。
私たち現代人の足は、靴や靴下、ストッキングによって絶えず圧迫されることにより知らず知らずのうちにかがみ指になっていることが多いのです。
この曲がった足指を伸ばしていくことこそが、体調改善の第一歩になります。
2. どうしてゆびのばソックスは足指が伸びるのだろう
ゆびのばソックスは、他の五本指ソックスと違って「なぜ足指が伸びるのだろう」この違いは、足指を包む部分の”圧力”の違いにありました。
五本指ソックスは、ただ5つに足指先が分かれていればどれも同じかというと、やはり作り、素材によって違いが出てきます。
着圧ソックスやストッキングは聞いたことがあるでしょう。ふくらはぎの太さに合わせてそこにかかる圧を変化させて、むくみにくくさせるソックスですね。
ゆびのばソックスの圧構造は、この着圧ソックスにも似た効果を足指におよぼします。
これは足指と足指袋の模式図です。屈んだ足指はソックスの中ではそのままの足指の形になっています。
ご自分の手を見つめて下さい。何も力を入れない状態ではどうなっているでしょうか。
すこし指は丸まっています。これは私たちの先祖が木登り生活だったため木の枝を「握る」ことに長けていた名残です。
指を曲げる「屈筋」と指を伸ばす「伸筋」だと、屈筋の方が強いので、手をだらりとして力を入れなければ指が曲がります。
ピンと手を広げた状態を保ち続けると疲れてくるのもこのせいです。すこし丸まった状態が「普通」なのです。
これは足も同じです。伸ばすよりも曲げる、かがめる筋肉の方が強いために、屈み指が生まれやすくなります。
これが足の接地面積を狭めて、アーチ構造を崩してしまいます。さらには足指先の血流を悪くしてしまいます。
そこでこの足指袋の構造を特殊化して直接足指が伸びるような圧がかかれば良いのではないかと考えました。
従来の五本指ソックスではただの袋状の構造ですから、圧がかかりません。そのため曲がった足指はそのままです。
ゆびのばソックスは、足指袋の圧力によって真っ直ぐな足指の状態を維持します。
では、通常の五本指ソックスとゆびのばソックスではどれくらいの違いがあるのでしょうか。
私たちは特殊な方法で、足指袋の圧を測定することに成功しました。すると、ゆびのばソックスは通常の五本指ソックスと比べると桁違いに足指袋圧が高いことがわかったのです。
様々な製品をチェックしましたが、足指袋圧が5.0gf/cm2を超える商品は見つけることが出来ませんでした。
一方ゆびのばソックスは19.5gf/cm2という圧がありました。これが足指を伸ばす秘訣だったのです。
12.0gf/cm2より低い圧では屈んだ足指を伸ばすことが出来ないことを足指モデルで判明していましたから、従来の五本指ソックスでは足指を伸ばすことが出来ないことは明白です。
では足指を伸ばすためにどんどん圧を強くすれば良いのではないかと思います。
ところが足指は機械ではなく人体ですから、絶えず血流があります。あまりに高い圧は血流障害を引き起こしてしまう可能性があります。
末梢血管は、小さな赤血球よりもさらに小さいと言われます。体の隅々に酸素を運ぶ赤血球は、その形を変えて細胞体よりも小さな血管へと入り込んでいきます。この末梢血管がかがみ指によって潰れてしまうと赤血球が入っていけず酸素を送り込むことが出来ません。
この血流障害が、むくみや痛み、しびれといった足指の症状を引き起こす可能性があります。正座を長くした後にしびれや痛みが出ることがあります。これは、神経に血液が行かなくなったために起こる症状だと言われます。足指も同じです。
さらに、冷えや爪水虫といった病気にも繋がるかも知れません。
そこで「足指を伸ばし、しかも血流を悪くしない最大の圧はいくらだろう」という疑問が沸いてきます。
これが19.5gf/cm2だったのです。ゆびのばソックス(初期モデル)は、このギリギリの圧(19.0)を示していました。
この12.0~19.5gf/cm2の圧を私たちは「至適圧」と命名しました。
現在では13~15gf/cm2の間になるように設計しています。よりはきやすく、長時間装用しても違和感がないようにと考えました。
これの特殊な技術をOPZ構造と名付けました。Optimal Pressurized structure(至適圧構造)です。
この圧の調整こそが、ゆびのばソックスが特許を取ることが出来た理由なのです。
ゆびのばソックスは、安全にそして快適に足指を伸ばすことが出来る唯一の五本指ソックスといえます。
実際に足指を伸ばし接地面積が広がることにより、運動能力の向上、体の柔軟性の向上が認められます。
このOPZ(至適圧)構造の実現のためには、メーカー工場との頻回の折衝、多大なサンプル品作成などが必要となりました。
私たちの屈んだ足指を伸ばしたいという思いが詰まったのがこの「ゆびのばソックス(ひろのばソックス)」なのです。
ゆびのばソックスの唯一、独自の「足指を伸ばす」構造をぜひ体験して下さい。
足指が伸びれば、接地面積が拡がり、足のアーチが確固たるものになります。
だからこそいつまでも歩ける体を維持できると私たちは思っています。
足指を伸ばせば人生変わる、そう信じて日々取り組んでいます。
3. 隠れかがみ指にも注意
立った状態でかがみ指がないから大丈夫と思っている人も、隠れかがみ指に注意して下さい。
隠れかがみ指は立っている状態では分からずに、動いているときに出てくるものです。
この写真は歩いているときのビデオを切り取ったものです。
ご本人の左足を拡大してみると屈んでいることが分かります。黄色く囲んだ部分です。
反対の右足は、歩行時にもかがみ指はなく、すらりとした足のまま歩けるのですが、左足だけが屈むのです。
これは無意識のうちに行われます。
このかがみ指状態で5000歩も10000万歩も歩くとしたら、右側と違って左の足には無理がかかりますね。
ですから、足指を矯正して伸ばすことが大切なのです。
それともう一つ、裸足だから何にも圧迫されていないから良いのではなくて、裸足の状態でもすでに足指の変形が起こっている場合は、伸ばし続ける必要があります。
そのためにゆびのば®ソックス(ひろのば®ソックス)をぜひご活用下さい。
【動画】5本指ソックスと土踏まず(アーチ)の関係
【動画】足指のばし~医師が開発した5本指ソックス【ゆびのばソックス】
【動画】ゆびのばソックスをはいた上で気を付けること
【動画】ゆびのばソックスをはいているのに変化がない
【動画】ゆびのばソックスの履き方
ゆびのばソックス豆知識動画
5本指ソックスの良さってなに?医師に聞いた
ゆびのばソックスの開発者でもあるみらいクリニック今井院長が、教えてgoo!に「五本指ソックスの良さってなに?医師に聞いた」にコメントを寄せました(5/14付け記事)。
リンパ浮腫や下肢静脈瘤などに対する弾性ストッキングや包帯の使用方法をアドバイスする専門家はいますが、医師で五本指ソックスの専門家はそんなにいないということで、私に白羽の矢が。
靴も大切なんですが、靴を履く前にすでに靴下やストッキングで足指が変形してしまっていることが多いため、適切な靴下選びをすると靴のサイズが変わることがあります。
これは靴屋さんもあまり知らない事実です。裸足とストッキングだと5mm程度は余裕で変化します。
これは冷え取り健康法などで靴下を重ねばきしたときにも言えます。靴下を重ねばきすると、靴のサイズは大きくなりますが、それにあわせて大きくする人は少なく、かえって足指を曲げてしまってさらに冷えるという悪循環に陥っている人を外来でも見ます。
今回は、5本指ソックスの利点と欠点を専門家の立場から教えて欲しいと言うことでした。
記事中にかけなかったことを補足しながらここで紹介します。
記事中の五本指ソックスの写真も、こんな感じのを使って欲しかったなあと思います。
あのちょっとダレた感じの五本指ソックスはいただけませんね(個人の感想です)。
1.指が五つに分かれていれば良いわけではない
5本指ソックスは、五つの足指がそれぞれはいるように作られているのですが、製法にも材質にも違いがあります。
用途によって使い分けることが大切です。
例えば指袋の所と靴下本体は別に編み上げて、二つを縫い合わせる方法だったり、足指先から全部一体型の設計をして(靴下にも設計図があるんですよ)トータルで編み込んでいく方法だったりもあります。
ゆびのばソックスは、もちろんつなぎ合わせずトータルで編み込んでいきます。こちらの方が時間もコストもかかります。
最近では、ゴアライン(踵のライン)が無いものの方が少なくなりましたが、まだまだ軍足と呼ばれるような、ただ5股に分かれているだけのものも存在します。
100均などで安価で販売されているものはどうしても大量生産をしないといけないため5股に分かれているだけのものが多いですね。
素材も綿やシルクといった天然素材もあれば、化繊もあります。コストも違ってきますね。
ですから、一口に5本指ソックスといっても違いが無数に存在します。お空のお星様のようには多くありませんが。
水虫だとか、足が臭くて、、、なんて場合は5股に変われているだけのものでも充分なこともあります。
2.足底の滑り止めのゴムでかがみ指になる可能性が
私も色々な方からアドバイスをいただくことがあります。
その中でも多いのが「ソックスの底に滑り止めのゴムを付けたらどうですか」というもの。
もちろん”専門家”笑、としてこれまでもいろいろ試してみているんですよ。
ところがこの滑り止めのゴム素材ですが、二つの点でお勧めしません。
一つは、滑り止めがあることで「滑りにくくなり」(当たり前ですが)、それがストッパーになってしまってかがみ指を作ってしまうんです。
足指が屈んでしまっているかがみ指は、リラックスした立位状態でも見られることがあります。
動作時や靴を履いたりしているときだけではないんです。
下の写真の方も、”普通に”断っているだけなんですが2.3趾は極端に屈んでいますね。
これが安静時かがみ指です。足先のしびれや痛みといった症状が出ることがあります。腰痛にも繋がります。
滑り止めのゴムは、踵だけのほうがよいでしょうね。
そしてもう一つの理由。
それは、滑る素材を使用するから滑り止めを使わないといけなくなるんですね。
なのでゆるゆるしたはき心地のものや化繊ではどうしても滑りやすくなってしまいます。
同じシルク素材でも生糸のようなツルツルしたものとザラザラしたものがありますね。どちらが足下にあると滑りやすいかというとツルツルシルクの方ですね。
ツルツルシルクをソックスに使うと滑りやすくなってしまいます。ですから、滑りにくい素材の選択が大切になってきます。お休みの時にはツルツルシルクが肌触りも良くて気持ちいいですね。
歩くときや普段ばきには綿やざっくりシルク(絹紬糸)がいいんですね。これだとわざわざ滑り止めを付ける必要がありません。
そしてしっかりと足指が伸びるときちっと止まれるようになります。
滑り止めのゴムがついている五本指ソックスをはくときには上記の点に注意して下さい。
3.浮腫みにくいものは足首にシワが寄らないかチェック
靴下をはいているのに冷える、浮腫むという人もいますね。だから重ねてしまう。
そうすると足指がさらに屈んでしまって血流が悪くなり冷えもひどくなってしまうこともあります。
ソックスの重ねばきはあまりお勧めしません。寒くても手袋の重ねばきなんてすることはありませんよね。
指が動かせなくなってしまっていろんな動作がしにくくなります。これは足も同じです。
また浮腫んでしまう原因の一つに足首部分のシワがあります。
足首のところが足の形に添ってピタッとフィットしているかどうかをチェックしましょう。
下の写真のように立った状態でもスネから足の甲にかけてシワにならないものがより浮腫みにくいと言えるでしょう。
立った状態で下の写真のようにシワが寄っていると、これがそのまま皮膚の形になってしまってむくみや時として皮膚のびらん(上皮が擦れてしまう)に繋がります。
さらに下の写真のように立位ではなく、だらんと力が抜けた状態でもシワが寄っているものもあります。
あなたの今はいているソックスはどうなっていますか?
今回は、教えてgoo!の記事にちょっと補足して、五本指ソックスについて書いてみました。
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