自分の足をまじまじと見たことがありますか?
フレイル外来トレーナーの助供です!
高校生の時に、バク転や宙返りができたらモテるんじゃないかと、不純な理由でアクロバットを始め、10年たちました。
今でも毎日の日課として
- バク転を5回
- 逆立ち(倒立)で歩く・20秒キープ
を必ず行っています。そして鏡を見ながら「今日もばっちり」とどや顔で事を終えます。笑
ここで質問なんですが、
逆立ち(倒立)をしようとしてみてください。
この時、手はどんな形をしますか?
姉のこどもが遊びに来ていたので、同じ質問をしてみました♪
すると、両手が「パー」の形になりました!
あなたはどんな手の形になりましたか?
※腰痛のお話はもうしばらくお待ちください( ゚Д゚)
足指を自由に動かすことができますか?
それでは、足で「パー」をすることはできますか?
またIちゃんに協力してもらいました。
すると、きれいに足指を開くことができました。
実はIちゃん、5歳のときに、関節痛や40°の高熱が2週間近く続き、病院にいくと
- 川崎病
- 若年性特発性関節炎の疑い
と診断されました。
今では、薬を飲むことなくや痛みなく生活できています。
しかし、今年の3月の段階で、「足指パーできる?」と聞いてみると、開くことができなかったので、一緒に足指のグーパーや、ゆびのば体操を始めました。
すると1週間ほどで、上手にパーができるようになり、今日も「今でもできるよ♪」と笑顔で見せてくれました。
姉に聞くと、入院期間中は、ずっと手足の腫れや痛みがあったし、今でも時々、関節が痛むことはあるから、もしかしたら身体を動かすのがあまり好きじゃなくなったのかもしれない、とのことでした。ですが、足指が器用に動かせるようになったことが自信になり、今では、運動が好きになり、私がトレーニングをしていると、マネをしたり、一緒に運動するようにもなりました♪
担当先の教室で腰痛の相談を受けました
7月より福岡市西新にある、LIXIL高齢者の住生活相談センターにて、フレイル・足育教室を担当させていただいているのですが
初回時、85歳の男性より、腰痛があると相談を受けました。
と何十年の痛みがあり、悩んでおられたのですが、一緒に足指を見てみると、
- 外反母趾
- 屈み指
- 足指が開かない
- 足先の血色が悪い
といった足の状態がわかり、運動をオススメしたかったのですが、適度な運動は行っているのがわかったので、ゆびのば体操をお伝えしました。
すると、2回目の教室にもお越しくださっていて、腰痛が良くなりました!
と声をかけてくださいました。びっくりです!が本当に良かったです(^^♪そのあとも、
と言ってくださり、最後まで真剣に私の教室を受けてくださいました。足指も血色が改善され、隙間も開けなかったのに、少し開けるようになっていました。15分ほどかかる道のりを35度超えるなか来てくださり、本当にうれしく思います。
みらいクリニックでも、多くの腰痛の方が来院されるのですが、土台である足を原因としている方が多いです。
フレイルからの脱却には足指ぱーで!!
私たちのあしは、歩いている時は体重の約3倍、走っている時は体重の約5倍もの重力を受けており、これが私たちの身体に大きな影響を及ぼしているのです。ですから、子どもから大人になるにつれ、足が機能的に、しっかり安定して正しい歩行が促されると共に、骨格がしっかりと安定し、正しい筋肉がつき、運動能力が上がり、健康が維持できます。
フレイルは、虚弱状態、介護の一歩手前の状態のことをいいますが、対策をすることで、健康な状態に戻ることができる段階でもあります。
フレイル外来では、悩みをもつ患者様の多くの方が、あのときから、もっと○○しとけばよかった、と口を揃えて言われます。
しかし、そうしておけばよかった!という情報を伝えられていない現状があることが問題であると思います。
これからも多くの情報を私なりに発信していこうと思います。
今回は以上で終わります、ありがとうございました。
ご予約は、お電話でのみ受け付けています。フレイル外来は自費診療です。
必ずご予約の上ご来院ください。
9:30〜13:00 14:30〜18:30
《土曜日》
9:30〜13:00 14:30〜16:30
日曜・月曜・祝祭日は休診日です。
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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