カテゴリー: 研修・講演アーカイブ

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    鼻と口は一緒に成長する

    食べることも学習と練習だ

    私が時間配分を間違ってしまって、30分で一度切れてしまいました。

    鹿児島大学小児歯科学分野教授・山崎要一先生のお話、第二部です。

    第一部はこちらです。

    鹿児島大学小児歯科では、かみ合わせの異常が気道の異常を引き起こしているかも知れないと言うことで、上あごの形を変えていくRMEという矯正治療を行っているとのことです。

    RMEとは、Rapid Maxillary Expandionの略で、急速に上あごを拡げていく(横方向に)治療のことです。

    子どもの歯並びだけじゃなくて、イビキやおねしょも改善することがあるそうですよ。

    不思議ですね。

    =================
    ところで私は鹿児島出身ですから、鹿児島大学というと共通一次(当時)を受けに行きましたよ。確か理学部のキャンパスだったかな。高校からみんなで並んで行進して笑。でもどうして二次試験は鹿児島大学の医学部に行かなかったというと「余りにも近かった」からです。
    当時私は、鹿児島市の桜ヶ丘団地6丁目に住んでいました(ローカルですいません)。ここ鹿児島大学附属病院(桜ヶ丘8丁目)とかな~~~り近いんです。見えるんです笑。こんな所につとめたら、夜間すぐに呼び出される可能性があります。ということで鹿児島大(鹿大といいますね)は受検しなかったのですね。
    ================

    私は、講演のときにいつも「健全な口に、健全な鼻が宿る」とお話するのですが、健全な口を作るにはやはり日常生活習慣なわけです。

    年令に応じた食生活をするというのは、学習であり、技術習得でもあるのですね。

    第一部で、上あごを拡げると鼻腔の容積まで広がるというお話を伺いました。

    山崎先生は「適切に」上あごを拡げるということと問題が起きたときのリカバリー(救済・回復)の手段をシッカリと持っておくことの大切さを強調しておられました。

    これが出来なければ、安易に手を着けてはいけない分野、治療だとも言えますね。

    歯科矯正をするといろんなことが体に起こるようですね。

    上あごを拡げすぎても問題が起こるとのこと。そりゃそうですよね。

    過ぎたるはなお及ばざるがごとし!

    それでは、続きの動画を早速ご覧ください。

    かみ合わせとおねしょなんて関係あるの??

    このビデオは○△V(まるさんかくぶい)プロジェクトの一環です。

    上あごの形が変わると、鼻の容積が変わるというお話が山崎先生の第一部でした。

    第二部では、日常生活で気をつけたいことをお話いただきました。

    上あごを広げておねしょ(夜尿症)が治る?!なんてお話も聞くことが出来ましたよ。

    泌尿器科の「おねしょ外来」に通っても治らなかったおねしょが、矯正装置をいれることによってピタッと止まるという不思議な現象。

    病気を多方面から診ることの大切さを知ることが出来ます。

    成長期の子どもで普段から気をつけたいこと

    最後に、子どもの口をキチンと作っていくための秘訣を伺いました。

    ○型上あごへのアプローチですね。

    • オーラルケア(口の中をきれいに保つこと)
    • 年令に応じた適切な所持を与えること
    • 個食(孤食)をさけること
    • 口腔感覚を養うこと

    1999年に口呼吸の弊害を知り、ずっと口呼吸問題の啓発に取り組んできましたが、舌位置と歯並びが関係しているなんて当時は知る由もありませんでした。

    きちんと呼吸できる鼻を作ることは、しっかりとした口を作ることにつながっているなんてことも。

    増田純一先生のお話しとまったく同じことを仰っていますね。やはり日常生活、基本です。

    小さいお子さんを育てているご家庭は、今すぐ子供さんの上あごチェックですよ!

    小児歯科と他科との連携について

    舌位置の変化がよくわかります

    私が山崎先生にお話をもっと伺いたいと思ったのは、この話を歯科分野だけにとどまらせておくのはともてもったいないと思ったからです。

    口呼吸の弊害を知り、口呼吸で困る子ども達を減らしていく方法があればどんどんお知らせしていかなきゃいけませんから。

    呼吸は、全身に関わること、人の一生に関わることです。

    呼吸が楽にできるかどうかは、人生の質を左右すると言っても過言ではありません。

    呼吸器を悪くした桂歌丸師匠が

    息が吸えないのは金が無いより苦しい

    とおっしゃったとか。

    痛み止めはあっても呼吸の苦しさを止める薬はありません。

    息が吸えない、吐けないというのは生死に直結するストレスです。

    鹿児島大学小児歯科は、大学病院内の麻酔科や耳鼻咽喉科との連携はもちろん、他院での連携も始まっているとのことです(特定の矯正法に偏らないために、特定の企業、医院との提携、研究は行っていないとのことです)。

    CTでの分析では、低位舌(舌の位置が低い、口呼吸の危険因子)の評価も一発で分かります。もちろんそのためだけにCTを撮るのはリスクがありますから推奨はしませんが。

    いびきの問題から子どもの食習慣まで幅広い話題のお話を伺うことが出来ました。

    お忙しい中を縫ってお越しいただいた山崎要一先生に心より感謝いたします。

    中でも心に残ったのは、「患者さんの人生を背負う覚悟」と仰っていたことです。

    小さい時に鼻呼吸出来る体になるかどうかは、その後の人生の質を左右しますね。

    きちんと噛める、飲み込める口も同じだと思います。

    その意味では、小児歯科というのはかなりの精神力が必要とされるでしょうね。

    鹿児島大学小児歯科学教室のますますのご発展を祈念しています。

    ※山崎要一教授の講演は、第五回日本病巣疾患研究会でも聞くことが出来ます。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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  • 保護中: 要PW:SPS2017 特設ページ1

    保護中: 要PW:SPS2017 特設ページ1

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    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
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    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • そのプレゼンの仕方間違ってますよ

    そのプレゼンの仕方間違ってますよ

    なぜ医師がプレゼンセミナーをするのか

    2016年にそれまで明かすことのなかった私の講演の秘密を暴露するというセミナーを始めました。

    そこそこの価格(2017年でお一人6万円)です。それでもすぐに定員に達します。

    これがセミナー参加者に渡す資料の表紙です。

    また呼ばれる講師になるために」というサブタイトルを付けています。

    無料で引き受けたり格安の講演料しかもらっていなければ、「ぜひ、また来て下さい」そう言われるでしょう。

    しかし、私は規定の講演料以外ではお引き受けいたしません(学校へはボランティアで行きます)、そんなことしていたらクリニックが潰れますから笑

    ですが、

    とか

    などと再度講演を依頼されることも度々です。

    なぜだと思いますか?

    それは私がそのように講演を組み立てているからです。

    それをレクチャーするのがこの「スーパープレゼンテーションセミナー」です。

    ナゼ医師である私がプレゼンのセミナーをするのか、というと・・・

    医師になる前からスピーチ、講演を生業としようと決めていたからです。

    私のスピーカー人生は、医師人生より長いのです。この半世紀以上をかけて習得した技術、知識を他の方に伝えようと思ったのがスーパープレゼンテーションセミナー開催の切っ掛けです。

    色々な方の講演を聞く機会も多くなりますから、内容よりも「プレゼンの仕方」の方に目が向いてしまいます。

    「この人はもっとこうすれば良いのに」

    「これでは伝わらないなあ」

    「これは良い方法だ、勉強になった」

    などと考えながら講演を見てしまいます。イケない癖ですね。

    参加者の声をご紹介

    スーパープレゼンテーションセミナー略してSPSの参加者は、これまでに130名を超えます。

    ここで参加された方々の声をすこし紹介させて下さい(感想文をお寄せいただいた方々誠にありがとうございます)。

    スーパープレゼンテーションセミナー受講の感想  K.I.様(鍼灸整体師開業)

    これまで自分なりに本を読み、参加したセミナーの講師の話し方を参考にしたりアンケートの内容から反響のよかった部分を強めたりと工夫をしてきました。
    Facebookで今井先生のプレゼンセミナーが開かれると知り、テレビ出演や各地で引っ張りだこの先生がセミナーノウハウを公開するなんてすごいことだと思い、即決で参加を決めました。
    実際に参加してみて、充実の内容で、わかりやすい例やスライドでセミナー内容がどんどん頭の中に入ってきました。とくに、「つかみ」の部分は、日頃の現場でも役に立っています。(私は鍼灸整体師として開業しています)
     伝わる話し方は、セミナー講師だけでなく、様々なサービス業で応用できるでしょうからどんなお仕事をされている方でも非常に役立つ内容かと思います。迷っている方には是非参加してもらいたいですね。損はしませんよ。

    そしてもうお一方。

    2016年のスーパープレゼンテーションセミナー(SPS)を受講して T.H.様(歯科医師)
     私は昨年9月に大阪でSPSを受講しました。2016年11月に○○市の中学2年生(5クラス、160人)を体育館に集めて口腔衛生に関する講義をすることが、12月には大阪で歯科医療従事者向け(200人)に1時間弱喋ることが決まっていたため、その参考にしたいと考えたのです。
     しかしSPSは私の想像をはるかに超えるもので、参考にするどころではなく、目から鱗の連続! 政治家やタレントあるいは落語家の音声資料を参考にしながら、今井先生の軽妙な語り口とともにプレゼンテーションの肝をイチから学ぶことができました。(大げさに言うのではありませんが)、今まで生きてきた中で、最高の講義でした。
     多くの反省点はありますが、自分なりにSPSで学んだことを実践してみると、中学2年生にも伝わるプレゼンテーションができたことが、講義後アンケートから分かりました。また、歯科医療従事者への講演も好評だったため、今度は7月末に仙台で約1時間喋って欲しいと依頼されています
     昨年のSPSでプレゼンテーションの“肝”を知ることができたので、今年再受講ができるならば、プレゼンテーションの“肝腎要”である組み立て方を学びたいと思っています。よろしくお願い申し上げます。

    お二人の感想を読んでいかがですか?

    皆さん、何とかして人に伝えたい、自分の思いを理解してもらいたいと思っているのです。

    ところが伝わらない、理解してもらえない。

    それは伝える方法、理解してもらう方法を知らないだけなのです。

    ここで「内容が悪いんだ」と講演内容の方に目が向いてしまうことは間違ったやり方です。

    やり方がわかると、TH様のようにすぐに次の講演が決まるようになります。

    けっして内容を大幅に変えたわけではないのです.それまでの内容の「伝え方」を変えただけなのです。

    講演内容よりも大切なことがある

    良い講演と悪い講演を聞き比べるとすぐに理解できます

    講演なのに、講演内容より大切なことがある??

    そんなバカなと思われるでしょう。ところが実際そうなのです。

    それが分からないから内容さえ良ければ素晴らしい講演になるだろうと考えてしまいがちです。

    ところが内容が良いからと言って伝わるかどうかは別の話。

    素晴らしい内容の話でも伝わらなければ意味がないんですね。

    それを実際に行われた色々な人の講演を通して学んでいきます。音声やビデオ、PCソフトなどを駆使して説明します。

    あなたの講演、プレゼンのどこが悪いのかが分かれば、どうすれば良く出来るのかが分かります。

    おそらく講演の仕方、スピーチの仕方など本で勉強したことがあっても実際にこの様なセミナーを受けたことのある人は少ないでしょう。

    SPS2017は、これまでの内容に加えて、講演の組み立て方にまで踏み込む全5時間のセミナーです。

    すでに定員に達しましたので、未受講の方はぜひ次の機会にお申し込み下さい。

    もちろん2018年も行う予定です。

    SPS2017を初受講の方、ぜひ期待して下さい。そして再受講の方、さらに充実した内容をお届け出来ると思います。お楽しみに。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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  • 中学保健ニュースニあいうべ体操、口呼吸が載る

    中学保健ニュースニあいうべ体操、口呼吸が載る

    体に悪影響をおよぼす口呼吸

    私が医学部に入った理由は、「特に行きたい学部がなかったから」という身も蓋もないもの。

    とりあえず難しいところに行っておこうと言うくらいの理由でした。

    「祖母が病気になって治せなかった自分が悔しくて・・・」

    とかいうのは全くありません。あれば何となく美談にもなるのですが、、、、(^^ゞ

    それが一転してひょんなことから「口呼吸の悪影響」を知り、これを広めることを生涯の仕事にしようと決めたのが20代の終わり。

    私の本当の医者人生の始まりと言ってもいいかもしれません。

    そこからずっとただひたすら口呼吸の弊害を声を大にして伝え続けてきました。

    今回その甲斐もあって全国の中学生の皆さんに口呼吸、鼻呼吸という言葉をお届けできるようになりました。

    大きなポスターです。

    少年写真新聞社とは

    なんと少年写真新聞社発行の中学保健ニュースに「あいうべ体操」「口呼吸」という言葉が載りました。

    保健ニュースって、保健室近くの廊下掲示してある、あのポスターです。

    学校によっては購読していないところがあるので、あなたの学校に掲示されるているかは不明ですが、全国のたくさんの学校に掲示してあります。

    少年写真新聞社ってちょっと変わった名前ですね。

    今回のポスターだけでなく、学校教材を作ったり、図書館に掲示されるような写真ニュースを提供したりという会社です。

    その他にも岡崎好秀先生の著書や・・・・

    北折一先生の本なども出しているんですよ。

    中学生でも口呼吸の弊害が、、、?

    ところで中学生でどうして口呼吸?

    て思いますよね。これが大きな問題を含んでいるんです。

    たとえばこんな新聞記事を見て下さい。

    軟食、歯並びに悪影響

    毎日新聞の記事抜粋 2017年

    軟食、つまり「かみ応えのない軟らかい食事」がなんと歯並びに影響を与えるというのです。

    しかも悪い方に。

    軟らかい食事が多くなると歯並びが悪くなってしまうんですね。

    日本大学松戸歯学部の葛西教授(歯科矯正学)によると歯列不正(デコボコの歯並び)の割合が増えていると言います。

    ※葛西教授には第四回日本病巣疾患研究会で講演をしていただきました。

    12歳から15歳の調査。まさに中学生ですね。

    これによると2005年には35%だったものが2011年には44%に増えています。

    たった6年で5%以上も増えているんですね。この急激な変化は恐いです。

    歯並びが悪くなると言うことは口呼吸にもなりやすいと言うこと。

    しっかり噛む、咀嚼して歯並びをよくして鼻呼吸推進ですね。

    坂祝中学でも講演しました

    さて中学生というと、2017年3月に岐阜県坂祝町の坂祝中学校1.2年生に向けてあいうべ体操の話をしました。

    坂祝中では、あいうべ体操を自主的に取り組んでくれるようになりました。

    幼保育園、小学校でのあいうべ体操導入は多いのですが、中学校は少ないんですね。

    生徒達が自発的に取り組んでくれるようになったことは素晴らしい!!

    あいうべ体操授業の様子1
    あいうべ体操授業の様子2 生徒達も自分の顔が「口呼吸顔」じゃないかチェック

    2017年夏頃にはこの少年写真新聞社から教材として「鼻呼吸・口呼吸」(タイトル未定)が出版される予定です

    こちらもぜひ楽しみにして下さいね。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
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  • ゆびのばセミナーin那覇(沖縄)

    ゆびのばセミナーin那覇(沖縄)

    ゆびのばセミナーのお知らせ

    初級編の様子です

    2017年前半のゆびのばセミナーですが、6月4日(日)の那覇セミナーを残して、定員に達しました。

    たくさんのご参加誠にありがとうございます。

    那覇セミナーに残席がありますので、ご希望の方は沖縄旅行ついでにいかがでしょうか(^^)

    お申し込みはこちらをご覧下さい。

    場所は、沖縄産業支援センター

    時間は、10:00~16:00

    参加資格は特に設けておりません。どなたでも受講出来ます。

    内容は、初級、応用編となっております。

    ゆびのばセミナーでお伝えすること

    今回は、初級編、応用編となっております。

    ゆびのばソックスアドバイザー講習も合わせて行います。

    フットケアに興味のある方の参加をお待ちしております。

    初級編 〜(約2時間)

    1)足指のチェック
    a)外反母指・内反小指・屈み指・寝指・浮き指
    ・上記の状態説明・測定方法・原因についての考察
    b)足指グーパー運動・足指じゃんけん・つま先立ち(つま先の動き)

    2)ゆびのば体操
    方法・力加減など

    3)バランステスト
    a)前後・左右のチェック
    b)筋力チェック
    c)前屈チェック
    d)足底圧チェック

    応用編 〜みらいクリニックフットケアセンター実践〜(約3時間)

    1)足指変形の原因
    靴の履き方・姿勢・歩き方・靴下・・・etc.
    ・それによる姿勢の変化(X脚、O脚などの症状)

    2)靴の知識
    ソールの硬さ・ヒールカウンター・幅・インソール・レースホールの数・靴紐

    3)シューレーシング
    骨から考える紐の役割・締める圧・通し方(上下)の違い・素材の違い

    4)他者へのゆびのば体操
    やり方・足指チェック方法・時間・ひねり(部位別の動きの確認)・圧迫

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
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  • 上あごの形で元気が決まる!?○△Vプロジェクト 増田純一先生

    上あごの形で元気が決まる!?○△Vプロジェクト 増田純一先生

    ○△Vプロジェクト始動

    私が勝手に名付けた「○△Vプロジェクト」(まるさんかくブイプロジェクト:鼻呼吸推進)

    この何とも不思議な名前は「上あごの形」を表しています。

    これが歯並びの悪さや虫歯などの口の中の問題だけではなく、口呼吸を引き起こし、アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、鼻炎、気管支喘息)や便秘、おねしょなど全身の問題を引き起こす可能性があるのです。

    この○△vプロジェクトの発想を与えてくださった増田純一先生をご紹介しましょう。

    増田先生は、佐賀県武雄市にある「マスダ小児矯正歯科医院」の院長で、現役の歯科医師でいらっしゃいます。

    今回わざわざ増田先生にみらいクリニックまでお越しいただいてたくさんお話を聞く機会を得ることができました。

    それを皆様にも紹介したいと思います。

    「食卓の向こう側コミック版」を読んだことありますか

    西日本新聞社発行

    シリーズ合計100万部を突破したという西日本新聞社の「食卓の向こう側」シリーズ。

    どれも分厚い本ではないので気楽に読めるのですが、このシリーズの中でも漫画で解説してあるのが「食卓の向こう側コミック編」です。

    子どもたちの口の機能の衰えを心配している歯科医師として登場するのが今回の主役・増田純一先生(コミックの中では増本先生になっています)。

    虫歯の多かった小学校の虫歯の数を劇的に減らした実績のある方です。

    これがコミックの中に出てくる増本歯科クリニック

    ○△V(まる・さんかく・ブイ)プロジェクトとは?

    増田先生の健口歯科を読んで子どもたちの上あごの形が小学校1年生から6年生になるまで変化しないという事実を知りとても驚きました。

    それは前回のブログにもかきましたね。○△Vプロジェクト

    少しおさらいします。

    これが○型の上あご、理想的です

    この○型上あごが理想的(というよりきちんと成長すればこれになる)です。

    口をしっかりと使えているとこのようになります。

    小さな時期から、「かじる」「しゃぶる」「噛む」などが十分に出来ていたと思われます。

    △型、上あごがとんがっています

    △型になると歯と歯の隙間がなくなっていることがわかります。

    これくらいになると鼻炎やいびきといった症状が出てくる可能性があります。

    V型、歯並びの悪さが目立ちます

    V型(Δデルタ型と言ってもいいかも)、上あごが△型よりも角度が狭くなっていますね。

    こうなると虫歯が増える、鼻閉で落ち着きがない、口呼吸で喘息発作が起こるなどの疾患を注意する必要があります。

    これらの上あごの形は、ある程度”出生時”に決まっているのですが、それでも生まれてからの食事などによって大きく変わると思われます。

    ○△Vプロジェクトは、○型の子どもたちを増やそう。

    ○型の子供が増えたら、病気予防になる、病気にならない体つくりができると考えています。

    食事が変わればまずはじめに変わるのは「口」です。

    口が変われば体が変わってしまう…

    それをどうにかしていきたいのが○△Vプロジェクトです。

    増田先生インタビュー動画

    増田先生に実際に私がお話を聞く機会があったので、ご紹介します。

    約30分間の動画ですが、増田先生が子どもたちの口の写真を撮るようになったきっかけ、健全な口を作っていくための生活習慣、そして「あいうべ体操」の秘訣などをお話してくださいます。

    △、V型は、口呼吸になってしまっている危険性があります。

    ということは、アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、持続性鼻炎、副鼻腔炎)や慢性中耳炎、注意力散漫、情動不安などが症状として出てくることがありますし、カゼを引きやすい、いびきをかく、ぼーっとしている、眠そうにしているなどの日常生活にも支障があるかもしれません。

    第一線の臨床医として子どもたちの口の健康を見守ってきた増田先生のお話をじっくり聞いてみてくださいね。

    またモンゴル大学客員教授:岡崎好秀先生の本も参考になりますよ。

    貴重な機会を与えてくださり、快く撮影に応じてくださった増田純一先生に心から御礼申し上げます。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
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  • 病気になりやすい子どもは●●●で決まる

    病気になりやすい子どもは●●●で決まる

    お子さんの口の中見たことがありますか

     

    世の中にはいろんな病気がありますね。20年以上医者やっている私だっておそらく知っている病気の方が少ないでしょう。

    カゼや嘔吐下痢なんて言う身近(?)な病気から万百万人に一人というようなとても希な遺伝病まで、その気になって見回すと世の中は病気にあふれています。

    日常診療で見ることはかなり希なのですが、テレビなどで時々耳にする病気に「代理ミュンヒハウゼン症候群」という病気があります。

    例えば、子どもが病気になった時それを献身的に看病した母親が、周囲から「素敵なお母さん」とか「健気なママ」という評価をしてもらったことに気持ちよくなり、わざと子どもを病気にさせる(時にはとんでもない方法で)なんて話をマスコミで聞いたことないでしょうか。

    これは極端な例かも知れませんが、普通の親であればわが子が元気でいてくれるというのは何よりも宝です。

    よっぽどの理由がないと自分の子どもを積極的に病気にしたい親なんていません。

    でも、元気に育って欲しいと思いながらもそうでなくなってしまうこともあります。

    どうにかそれを事前にわかる手立てはないのでしょうか。

    それがあるんです。病気にかかりやすい子どもは体のある一部を見ると分かるのです。

    それが分かれば病気になりやすい子も早期に対処することが出来ます。

    お子さんの上あごの形を見たことがありますか

    小さい子を持つ保護者の方々、あるいは小さな子どもにふれあう機会の多い教育現場の方々にとっても体の弱い子、いろんな病気をもらう子って本当に可哀想ですね。

    おじいちゃん、おばあちゃんにとってもかわいい孫が病気で苦しんでいる姿というのは心痛むものです。

    ところがその病気のなりやすさの原因ってよく分かっていないことが多いのです。

    「体質」という言葉で分かったような、分からないような感じで捉えられていることもあります。

    例えば「喉が弱い体質」なんて表現もあります。本当でしょうか。

    そんな「体の弱い」「病気にかかりやすい」子供さんの原因の一つをあげてみたいと思います。

    小さなお子さんを育っている家庭では、歯磨きのときにお子さんの歯は良く見ていると思います。

    可愛い歯に虫歯を見つけるとショックですね。

    虫歯だけじゃなくて、歯みがきの時などの仕上げ磨きの時にお子さんの「上あごの形」を見て欲しいんです。

    虫歯、虫歯、虫歯はないかな

    と虫歯を探すことには熱心ですが、歯だけを見てアゴの形なんて気にしたことある人はほとんどいないと思います。

    子どもの(もちろんその子達が大人になるのですから、大人も)アゴの形は大きく分けて三つあります。

    それが○型、△型そしてV型です。

     

    さぁすぐにお子さんの上あごチェックです!

    もちろんどれが良いかは分かりますよね。

    そうです○型が理想です。

    円を描くようなあごの形、そしてそれに並ぶ歯はとてもキレイです。

    これらの画像は、増田純一先生の本を参考にしています。

    健口歯科の第一弾は特にお勧めです。

    なんとDVD特典付きです。

    さて●●●に当てはまる言葉は何でしょうか。

    病気にかかりやすい子は「上あご」で決まる、が正解です。

     

     
    さて、あなたのお子さんはどのタイプだったでしょうか。

    なぜこれが問題になるかというと・・・

    小学生ではあごの形が変わらない

    ここに小学一年生の時の写真とその子が6年生になった時の写真を比較したものがあります。

    増田先生が校医をしている小学校では、全員歯科検診で毎年写真を撮るんですって。

    中には、卒業の記念に額に入れて飾る家庭もあるとか。

    さて、このスライド左から○△V型です。

    一年生の時に○の子は、六年生でも○。

    一年生の時に△の子は、六年生でも△。

    1年生にVの子は、六年生でもV。

    よく見てみると3年生くらいからその歯並びの違いがはっきりとしてくるようです。

    と言うことは、一年生の時に何もしなかったら△、Vの子どもはそのまま育って行ってしまうと言うことなんですね。

    これはちょっとアブナイ気もします。

    健口歯科(増田純一、グレードル)から(今井編集)

    △、Vは口呼吸の危険性が

    例えば上あごが三角やV の字になって虫歯や歯並びが悪くなったとしてもまあそれはそれとして治療すればいいじゃないか、あるいは大きな問題は起こらないのだからそのまま様子をみればないんじゃないかという風な考えの人もいるかもしれません。

    ただ私の意見は違います。
    虫歯であればそれほど治療は長くかからない、またしっかりと治るということが言えるかもしれませんが、上あごの形は子供の時に決まってしまえば大人になってから一生続いてしまうのです 。

    上あごが狭いとその上に乗っかっている鼻の容積が小さくなるので、すぐ口呼吸になってしまいます。
    これは研究でも確かめられています。
    上あごの形は鼻呼吸と直結しているのです 。

    ということは、△や v の子どもはは一生鼻呼吸がしにくい上あごという十字架を背負ってしまうことにもなりかねません。

     

    この子を見てください 。

    IgA 腎症という病気にかかっています。

    なかなか口を閉じることができませんし、アレルギー性鼻炎による鼻づまりもひどくかわいそうな状態です。

    上あごはどうかというと、まさに v の字をしています 。

    もし、彼がもっと小さい時に上あごの形を良くすることができていたのなら、この IgA 腎症には罹患しなかったのかもしれません。

    過去のことなので変えることができませんが、「もし」ということが起こるのであれば、私はこういうお子さんを一人でも少なくしていきたいと思っています 。

    だからもっと小さい時に△だ、Vだと言うことに注意が払える環境を作って行きたいのです。

    これが「○△Vプロジェクト」です。

    子ども達の元気、健康を守りたいと思っています。

    大人になるとどうなるのか

    この写真は、30代男性です。

    受診の一番の理由は、「鼻炎を治したい」と言うことでした。

    病歴を詳しく聞いていくと、ある腎臓病(メサンギウム増殖性糸球体腎炎)、アナフィラクトイド紫斑病といった普段はあまり耳にしない病気にかかっていることもわかりました。

    実は、この腎臓病や紫斑病は「病巣疾患」という言葉でつながる似たような病気とも言えます。

     

    鼻炎、腎臓病 紫斑病
     

    腎臓病は、腎臓の病気ですが、紫斑病は何の病気かというと血管の病気です。

    血管のもろさ(脆弱性:ぜいじゃくせい)により血液の成分が血管外に漏れ出してしまいます。

    それが湿疹のように見えます。

    湿疹のようですが、湿疹との違いは、手で皮膚の赤くなった部分を押してみても色が消えない(湿疹は瞬間的に赤身が消える)ことです。

    上あごを見てみるとVになっています。

    この方が、これまで鼻呼吸がきちんと出来ずにいろいろと大変な状態を経過してきたことがわかります。

    これくらいの大人になると上あごの形を変えようとすると、大がかりな手術が必要な時もあります。

    もし子どもの時に、、、、。

    と私は思ってしまうのです。

    大人になっても△、Vのあごの形は残ります。

    もちろん○型も。

    だからこそ小さい時に一生元気でいるために上あごをきちんと形作っていきたいものです。

    生まれた時からフレイル予防

     
    みらいクリニックには「フレイル外来」があります。

     
    フレイルというのは、虚弱、弱っている状態のことです。

    特に高齢者、介護の前段階として使われるのですが、△、Vの上あごは将来のフレイル予備軍といったら言い過ぎでしょうか。

    増田先生の本には、「フレイル予防は口にあり」とあります。

    もちろんそれだけでフレイルが予防できるわけではありませんが、少なくとも

    • きちっと噛めること
    • しっかり鼻呼吸できること

     
    この二つは元気な体を保つために押さえておきたいものです。

    それは生きる力そのものだからです。

    ○△Vプロジェクトは元気な体作り

    この○△Vプロジェクトを通して、子ども達をもっと元気に、病気にならない体作りに、そして大人達もよりよい将来の日本を作って行くことを目指したいと思います。

    まだまだ始まったばかりですし、どうなるか分かりません。

    もしかしたらプロジェクトが広がらないかも知れません笑

    それでも一人でも、二人でも子供さんの上あごのことを気にしてくれる人がいれば私はそれでいいです。

    どうすれば○型のあごになって行くのか、というはこれから紹介していきます。

    もちろん平行してあいうべ体操を続けることは大切ですよ(^^)

    次回は、この本の著者増田純一先生のお話を紹介します。

    ※この記事を見てそれじゃあすぐに歯の矯正をしなきゃ、という風に思わないで下さい。
    歯科矯正も大切ですが、よく噛む、飲み込む、噛る、歌うなんて普段の動作の大切さが基礎となります。
    日常生活を変えていくことをまず目指すようにして下さい。
    そのためには増田先生のお話を参考にして下さい。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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  • 日光歯科医師会で息育・足育

    日光歯科医師会で息育・足育

    二つのソクイクで元気生活

    会場の鬼怒川パークホテル

    2017年4月16日(日)鬼怒川パークホテルにて「ふたつのソクイクで元気生活」というタイトルで5時間のセミナーをさせていただきました。

    普通講演会というと、2時間程度なのですが、5時間ともなると時間もたっぷりあり十分にお伝えすることが出来るのがありがたいです。

    日光歯科医師会の鈴木郁男先生のご尽力のお陰です。

    当日は70名を超える参加者に集まっていただき、「この会始まって以来の集まりです」と喜んでいただけました。

    そう言っていただけるとホッとします(^^)

    以前講演に呼んでいただいた「栃木県女性歯科医師の会」の先生方にもお運びいただきましたし、歯科医師会の集まりなのに養護教諭の先生方がたくさん集まっていただけたことが驚きでした。

    あいうべ体操と口呼吸について

    鬼怒川周辺はちょうど桜が満開でした。

    あいうべ体操は、舌位置をただして体に有害な口呼吸を鼻呼吸へと改善していく口の体操です。

    しっかりと舌筋、咀嚼筋、表情筋を動かし、それらの筋肉を鍛えることにより元気になっていこうというもの。

    とくに学校関係者の方々へは、インフルエンザ予防としての認知が広まってきました。

    最近の話題なども交えながらたっぷりと二時間お話しをさせていただきました。

    息育とは、

    口腔筋を鍛え舌を正常な位置に保持し正しい鼻呼吸で生活することにより健康な日常を過ごせるようにする

    ことです。大人も子どもも口呼吸状態が増えています。

    軟らか食など色々な理由が考えられますが、あいうべ体操で舌を鍛えてきちんと閉じることの出来る口を作ることは健康生活のために必須だと考えます。

    ゆびのば体操と姿勢について

    お互いにゆびのば体操後の体の変化を実感

    午後からは足育です。

    特に「ゆびのば体操」についてです。

    口は開いている、姿勢も悪いなんて子ども達がたくさんいます。

    転倒して鼻や歯をケガする子どもの年齢も上昇しています(つまり小学校高学年にもふえてきているということ)。

    それを正していこうというのがゆびのば体操です。

    なんと今回は「ゆびのばソックス」を参加者お一人ずつにお配りして、ゆびのば体操とゆびのばソックスの合わせ技を実感していただきました。

    最前列で参加なさっていた男性歯科医師にゆびのば体操をすると

    えっ、これでいいんですか

    と言うくらいの力でもきちんと体のバランスがとれるようになります。

    そしてさらにゆびのばソックスをはくと、、、、

    楽々私を持ち上げることが出来るほどになります。

    筋肉を鍛えることも大切ですが、筋肉をどのように使うのかも同じように大切なのですね。

    会場の風景

    休み時間には、息育、足育についてたくさんの質問が出ました。

    歯科医師会主催のセミナーにもかかわらず養護教諭の先生方も参加され、熱心に聞いて下さいました。

    外反母趾の形が戻った!

    外に大きく向いていた母趾がまっすぐに

    ゆびのば体操をして、ゆびのばソックスをはいて、「どれどれ皆さん足に変化があるかなあ」と会場をうろうろしているとある男性歯科医師が

    と驚いて嬉しそうに仰いました。

    確かに、裸足の状態であれば外反母趾だったのですが、ゆびのば体操・ソックスでそれもわからないほどに改善しています。

    写真を取らせていただきました(写真は懇親会場でのもの)。

    いつもは口の中をじっくり見ている歯医者さん達も、自分の体を支えてくれている足指の変形に気がつき、体の土台を変えていくことの大切さを実感していただけたようでした。

    どのような講演・セミナーの形でもご要望にお応えします

    毎週のように各地で講演、セミナーをさせていただいております。

    本当にありがとうございます。

    今回の日光歯科医師会様の様に、時間を長くとって色々な話題で講演をすることも出来ます。

    せっかく訪問させていただくのですから、色々な話題を提供させていただけると本当にありがたいです。

    お気軽にご用命下さい。

    日光歯科医師会の会員の先生方、お運び下さった皆様本当に有り難うございました。

    長丁場の聴講お疲れ様でした!

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • 「隠れ口呼吸」に注意して

    「隠れ口呼吸」に注意して

    口呼吸を疑う3つの理由

    最近「口呼吸」って言葉を最近よく耳にしませんか?

    私は医師として口呼吸問題に1999年から取り組み15年以上が過ぎました。

    日々口呼吸によって引き起こされた病気の治療をしながら実感することは、ほとんどの人は自分が口呼吸であるということを自覚していないことです 。

    皆さん口をそろえて「自分は鼻呼吸をしている」というのです。

    ところがこれが大きな間違いなんです。
    実は自分が口呼吸人間なのかはな呼吸人間なのかは自分ではよくわからないという風に思った方がいいのですね 。

    これからその理由を3つあげます。

    「もしかして私、口呼吸だったかも」 と思う人が出てくるかも知れません。

    全ての人は口呼吸である

    人間以外の哺乳類は口で息をすることが簡単ではありません

    出来なくは無いのですが、かなりのストレスを生じさせます。
    そりゃそうですよね、ずっと鼻が詰まった状態で無理矢理口で息をさせられるのですから。

    でも私たちヒトは簡単に口呼吸が出来てしまいます。ナゼなのでしょうか。
    これは人体の構造上仕方のないことなのです。

    私たちは「しゃべる」というとても稀な能力を身につけることでこれまで困難な生活環境を生き延びてきました(現代社会がこれだけ発達したのも、しゃべる能力のお陰かも知れません)。

    この「しゃべること」がまさに口呼吸なのです。

    そう考えるだけでも日常で「口呼吸」しない人はほぼいなくなっちゃいますね。

    その1 喋る、歌う

    思わぬ生活習慣が口呼吸に繋がることも

    しゃべったり歌ったりということを考えてみましょう。


    手旗信号を使ったり、筆談をしている、手話をしているという人でない限り会話は口で行っているはずです 。


    私たちはコミュニケーションのほとんどを会話(おしゃべり)で行っています。


    もちろん今ではメールや SNSやラインといった文字(メール)でも行っているという人も多いでしょう。

    そういう人でも1日のうちに全くしゃべらないということはまず無いでしょう。
    しゃべるということは口から息を吐いているわけです。


    そして息継ぎの時に鼻から呼吸をするのではなくて口から息をすることがほとんどです。
    まさにしゃべっている最中は口呼吸の状態だと言えるのです 。

    これは歌を歌ったりあるいは吹奏楽など口呼吸を強制するような動作の時にも気を付けなければならないことです。
    また激しいスポーツでも口呼吸になってしまいます。

    しゃべるな、歌うなといっているんではありませんよ。これらはとても大切なことです。

    長時間しゃべり続ける、歌い続けることに「口呼吸のリスク」があることを知って欲しいと思います。

      その2 寝る

    寝ている時に口を開けていると・・・

    次に「寝る」という項目をあげてみました。

    寝ている時の姿というものは自分では全くわからないものです。

    いびきをかいていたり、あるいは枕によだれがついていたり、朝起きた時に喉がヒリヒリする乾くなどといったことがある方は口呼吸をしている可能性があります 。

    睡眠中は唾液の分泌量が極端に減ってしまいます。

    ですから少し口が開いているだけでも口腔内が乾燥して口呼吸の影響を受けやすくなってしまいます 。これも無意識の口呼吸と言えるでしょう。

    特に睡眠時無呼吸症候群

    寝ているときに呼吸が止まる、弱くなる、これだけでもかなりの身体的にストレスになるにもかかわらず、口を開けていると「口の中カラカラ」です。

    寝ているときは唾液の分泌が極端に減りますから、口の中がすぐに乾燥してしまいます。

     その3 習慣性の口呼吸

    子どものポカン口、これが一番の問題です

    3番目の口呼吸の問題は習慣性です。

    実はこの習慣性ということが一番問題です。

    鼻が詰まっている時に口呼吸になってしまうのは仕方のないことです。

    ところが鼻が詰まっていないのに口をぽかんと開けて口で息をする人がいます。これが習慣性の口呼吸

    この習慣性の口呼吸が長い期間続くと、歯並びが悪くなったり虫歯が増えたり歯周病がひどくなったり様々な体の変化が起こってしまいます 。

    いつもお口がポカンと開いている人は習慣性の口呼吸です

    これをはっきりと自覚することがとても大切です 。

     口呼吸改善にあいうべ体操

    この口呼吸を改善するために大切なのが、舌の筋力です。

    舌筋は、横紋筋といって自分で動かすことによって鍛えられますから、使わないと衰えてしまいます。

    年をとると舌筋力が衰えてしまいます。

    鼻呼吸の人は、舌が上あごにぴたりとくっついています。

    口を閉じていても舌の先が、歯の裏に当たっている人は「隠れ口呼吸」なんですね。

    その隠れ口呼吸を改善していくのが、あいうべ体操です。

    舌筋を鍛えて、正しい舌位置にしていきます。

    あいうべ体操のやりかた

    そのような観点から口呼吸の問題を考えていくと、私が日常で診療してる時に、ほぼ8割の患者さんは口呼吸だということがわかります。

    ではこの体にとって悪い口呼吸をどうやって改善していけばいいのでしょうか。

    まず口を閉じるとことですね。

    ところが唇の筋肉(口輪筋)は皮筋と言って薄い筋肉なので、これだけで口がしっかり閉じられようになることは難しいです。

    そのために大きな舌筋を鍛えることが大切です。

    そこでオススメしたいのが「あいうべ体操」です。

    これを1日に30回、食後に10回ずつゆっくりと大きく口を動かして最後ベロを上と下に突き出します 。

    あいうべ体操を3週間続けると、舌筋の力が付き、舌の位置が上がり楽に鼻で呼吸ができるようになります

    https://mirai-iryou.com/aiube/

    インフル激減!?

    八代小学校(宮崎県)

    ではこのあいべ体操を続けると体にどんなにいいことがあるのでしょうか。

    ここに宮崎日日新聞の記事があります。
    宮崎県の八代小学校での記事です。
    全校生徒で「あいうべ体操」に取り組んだ所インフルエンザの感染が激減したというのです。
    口呼吸から鼻呼吸に変えることによってインフルエンザが予防できるのですね。

    口呼吸してるかも、と思ったらぜひ「あいうべ体操」で鼻呼吸になるように意識して下さい。
    口呼吸に関しては、私がNPO法人日本病巣疾患研究会で総説を書いておりますのでそちらも参考になさって下さい。

    口呼吸総説ページに異動します。

    インフルにかからない身体つくりが出来るかも知れませんよ。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
    みらいクリニック院長 
    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
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  • 高齢者100人の施設でインフルが連続二年ゼロのビックリ

    高齢者100人の施設でインフルが連続二年ゼロのビックリ

    北海道芦別市にある高齢者施設

    高齢化率44%の町芦別市にあるすごい高齢者施設があります。

    日本全体の高齢化率(65歳以上人口)は26.0%(平成26年)なので、その高さが分かるでしょう。

    高齢化率日本一は、芦別市のお隣の夕張市で48%だそうです。

    北海道でもこの辺りには石炭層(石狩炭田という日本一の炭田)が広がっており、そこから産出される石炭は近代日本の発展に大きな役割を果たしました。

    石炭需要が減っていくと同時に人口も徐々に減っていくという構造ですね。

    芦別市も炭田開発とともに歴史を作ってきました。

    何と芦別市とみらいクリニックのある福岡市は意外な関係があるんです。

    石炭需要の減少により人口減少も起こってきました。

    そこで観光を目玉にしようと目に付けたのが、博多祇園山笠。

    芦別市内を博多の山笠と同じように「オイッサオイッサ」

    「おっしょい」「おっしょい」と声をかけながら山車が走るそうです。

    その時の格好も博多と全く同じ。芦別健夏山笠というそうですよ。

    芦別健夏山笠

    そしてその芦別にある施設が慈恵園様です。

    入所者が106名、「あいうべ体操」を始めて4年程だそうです。

    なんと2年連続インフルエンザゼロ!!

    100名を超える高齢者、中には100歳を超える方もいるのに、インフルエンザ罹患者がゼロとはスゴイ話です。

    このような高齢者施設だとインフルが蔓延するとすぐに死者が出たりしますから、インフルを予防する、カゼを引かないようにするというのは施設の評判にも関わりますから大切ですね。

    この慈恵園にこの度講師として招かれたので訪問しました。

    来賓として芦別市長さんもいらっしゃっていましたよ。

    インフルで寝込むと大変

    これは平成22年から始まっている講演会のようです。

    これまでの錚々たる講演者の方々に混じって渡したお話しできるとは光栄なことです。

    時は2018年3月19日(日)、福岡では桜はマダかいなと心待ちにしている季節ですが、それは北海道まだまだ北海道では寒いですね。

    気温はインフルエンザ罹患者と同じ摂氏ゼロ℃でした。

    訪問してわかったことがあります。そこで私なりにどうして慈恵園でインフルゼロなのかを考察してみました。

    インフルゼロにする三つの理由

    なぜ慈恵園ではインフルエンザ罹患者がゼロなのでしょうか。

    高齢者施設ですから、一人や二人の方が発症してもおかしくありません。

    ところがその数がゼロというのですからスゴいことです。

    私なりにその理由を考えてみました。

    床暖房

    住まいが床暖房の方はその気持ちよさがよくわかるでしょう。

    床暖房は麻薬 笑

    健康のためには昔から頭寒足熱といいますから、冷えやすい足を温めるのは理に適っています。

    慈恵園に着いてまず気が付いたのは足元が床暖房でとても暖かいということです。

    北海道は外の寒さと部屋の中の暖かさの温度差がとても大きいのです。

    頻繁に屋外と室内を出入りする人はその寒暖差で体力を奪われることがあるかもしれません。

    でも外に出ることのない高齢者の方々はその寒暖差を免れることができます。

    部屋の中にいたからいいかというとこれも問題があります。

    脳卒中の危険性が高まるのは浴室やトイレなどです。

    暖かい部屋の中から冷たい浴室冷たいトイレに入った血圧が上がって脳卒中を引き起こすヒートショックと呼ばれる現象です。

    ヒートテックではありません。

    ヒートショックです。

    どこでも床暖房がしてあり、施設内が一定の温度に保たれていることもインフル蔓延を防いでいることに一役買っているでしょう。

    室内の加湿に気を配っている

    そして次に挙げられるのが室内の加湿でしょう。

    加湿も大切

    ボネコの大きな加湿器が室内の色々な場所に置いてありました。

    インフルエンザウイルスは湿度が高いことになってその増殖が抑えられますからこれもとても理にかなってます。

    部屋の中はからりとしていますからある程度湿度を保つことがとても大切です。

    もちろんそれなりの湿度を保つにはそれだけでは足りないと思いますがある一定の効果はあげているのだと思われます。

    部屋の中の温度が上がっていても湿度が低ければそれはそれで鼻口が乾燥しやすくなりインフルエンザが蔓延してしまう一つのきっかけになってしまうことでしょう 。

    そしてなんと言ってもあいうべ体操

    慈恵園では、口呼吸を鼻呼吸に改善するあいうべ体操をもう4年ほど実践してくださっています。

    あいうべ体操

    お金もかからず、いつでもどこでも出来るからです。

    高齢者になると

    口の中が乾く。

    唾液の量が減って食事を飲み込む時にむせてしまう。

    硬いものが食べられない。

    なんてことが起こります。

    90歳以上ともなると死亡原因として肺炎が圧倒的に増えてきます。

    その肺炎の中でもほとんどを占めるのが誤嚥性肺炎です。

    誤嚥つまり食事を飲み込む時に、食道ではなくて、気管の方に内容物が入っていって閉まって肺炎を引き起こすのです。

    それだけではなくて、水分や唾、口腔内の食べかすなども食事時だけでは無く、寝ている時、横になっている時に、徐々に機関誌の方に入り込んでいってしまっています。

    これが誤嚥性肺炎の元になります。

    だから飲み込み関係ある筋肉、口周りの筋肉がきちんと働くことが大切なんですね。

    唾液が出ると入れ歯も安定します。

    たくさんの良い面がありますから、慈恵園ではあいうべ体操を皆さんで活用してくださっています。

    あいうべ体操は、小学校や保育園、幼稚園だけじゃ無く、高齢者施設のインフルエンザも減少させるのですね。

    これもひとえに慈恵園の施設長をはじめスタッフの皆さんの取り組みの成果です。

    心よりエールを送りたいです!!

    慈恵園のインフルエンザが少ないのは、インフルエンザ予防の基本をシッカリと行っている、ということにつきますね。

    当たり前の事を当たり前にすることの大切さを教えていただきました。ありがとうございます。

    執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール

    今井 一彰
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    内科医・東洋医学会漢方専門医
    1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
    2006年 みらいクリニック開業 現在に至る
    あいうべ体操・ゆびのば体操などセルフケアの大切さを伝えている。テレビ、新聞、ラジオなどのメディア出演も多い。
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