お腹ポッコリしていませんか?
クリニックでパーソナルトレーニングを始めて、改めて思ったこと。
みなさん下腹部のポッコリをかなり気にしてるんです。
女性は、幾つになっても女性ということですね。
というニーズで始まったMさんのトレーニング。
昨日で7回目のトレーニングでしたが、膝の痛みはすっかり出なくなってきました。
そんなMさんから新しい目標が出てきました。
痛みが消えて満足ということではなく、より良い状態を求める。
すごくいい傾向ですね!
ポッコリお腹の撃退方法をお伝えしたところ、その日のうちに3.5cmお腹が縮みました(笑)
と喜んでいただけたので、ブログで紹介したいと思います。
姿勢とウエストの関係
まず、Mさんにお伝えしたのは姿勢とお腹の関係です。
きれいなウエストを作るには、きれいな姿勢が必要不可欠です。
ポッコリお腹が気になるという方のほとんどが、真っすぐ立てていません。
骨盤が前に倒れていたり、後ろに倒れていたり。
いわゆる、猫背や反り腰という状態になってます。
骨盤が正しい位置にいないと、姿勢を崩すだけではなく痛みに繋がってしまいます。
それだけではなく、お腹の筋肉の働きが弱くなってしまいます。
とくに腹横筋とういう、ガードルのような形をした筋肉が弱くなる傾向があります。
そうなると、お腹の中にある内臓が重力に負けて下の方に下がってきます。
その状態を内臓下垂と言います。
この内臓下垂こそ、ポッコリお腹の正体なんです。
ポッコリお腹を撃退したい方は、まず姿勢を意識してください。
でも自分ではまっすぐ立っている「つもり」なのに、真っ直ぐ立ててないと言われてもどうやって良くすれば良いか分かりませんよね。
大丈夫です!
姿勢チェック
それでは自分でも出来る姿勢チェックの方法をお伝えします。
一番簡単なのは、壁立ちですね。
踵を壁につけて、張り付くように立ってみましょう。
意識してほしいポイントは以下の通り。
- 踵を壁にくっつける。
- お尻を壁にくっつける。
- 両肩を壁にくっつける。
- 後頭部を壁にくっつける。
- 腰と壁の隙間は手のひら一枚分。
簡単そうでしょ?
でも、これができない人が多いです。
できたとしても、全身の筋肉がぎゅーっとリキんだ状態になってしまいます。
Mさんにも早速やっていただくと、腰と壁の間に大きなスペースが空いていました。
このチェック方法をリラックスした状態でできるようになると、お腹はぺったんこに近づきます。
ちなみにMさん、エクササイズ後にもう一度やってみると…
リラックスした状態で、きれいに張り付けました(^^♪
そして、なんとウエストは-3.5cm!!!
と今までで一番の笑顔を見せてくださいました。
ちょっとした意識って大切ですね。
呼吸を意識して姿勢改善
さぁ、現状がわかったところで、改善のためのエクササイズを。
Mさんにやっていただいたのは良い「呼吸」です。
呼吸なんて誰でもやっていますよね。
ただ、僕からすると正しく呼吸ができていないんです。
呼吸は無意識でもできるし、意識してコントロールすることもできます。
まずは意識して呼吸の質を上げてみましょう。
やることはすごく簡単です。
まず、大きく息を吸ってみましょう。
限界まで吸ってくださいね!
そして、リラックスして吐きます。
大きく息を吸うと、胸が広がってお腹が上に持ち上がりますよね?
わかりにくい方は、手をお腹において動きを確認してみてください。
大きく息を吸ってお腹がが持ち上がったら、その位置をキープして吐いてください。
これだけで、姿勢は良くなるし、お腹が縮みます。
もちろん、継続が一番大事!
細かいことをいうと、呼吸は鼻呼吸がいいし、この状態で歩いた方がより効果的です。
なかなか感覚がつかめないという方はパーソナルトレーニングを(^^♪
私があなたの問題点を指摘して、よりよい体作りを提案させていただきます。
そしてあなたの目標まで最短、最善の方法をご提案いたします(自費診療です)
持病をお持ちの方でもお気軽にご相談下さい。
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
クリニック案内
amazon著者ページ
今井院長facebook
今井院長Twitter
今井院長Instagram