「この子の足を守りたいんです」
不安そうにそう仰るお母さん。
私も8か月の子どもをもつ父親として、痛いほど気持ちがわかります。
ピーンっと伸びたまっすぐの足指で大きくなってほしいですよね。
(え?足指なんて気にしたことがないって方は下記のリンクへ)
靴もしっかり選んできたし、家では裸足で過ごしてきたのに…
足指の変形が気になるし、歩き方もバランスが悪いように感じるとのこと。
ゆびのばソックスを履いてみると、その場で足趾がピーンと伸びます。
「生まれた時のキレイな形に戻りました!スゴイ!」
と嬉しそうな顔を見るとこちらまで嬉しくなります。
知っていれば当たり前のこと。
でも、知らなければ?
知らずのうちに身体は壊れてしまいます。
あなたの子どもさんの足指、そして、あなた自身の足指はピーンと伸びてますか?
https://mirai-iryou.com/shinryo/itamitoshisei/
気がついたら曲がっている「内反小趾」
足の小指は、痛みもなく気がついた時には変形しています。
この小指の変形を「内反小趾」と言います。
内反小趾の怖いところは、変形していることに気がつかないという点です。
内反小趾から腰痛や膝痛になることもありますが、小趾そのものに痛みが出ることは少ないです。
そもそも、足をまじまじと見る機会なんてありませんよね?笑
私はクリニックに入るまで、そんなに意識したことがありませんでした。
「内反小趾」という言葉も知りませんでしたし^^;
私だけではなく多くの方がそうだと思います。
しかし、外来を受診される方の9割以上が「内反小趾」(初診時)になっています。
そのことに気がついている方は、全体の1割くらいですかね。
「知らなかった」
で済まないこともあります。
私は「済まなかった」側の人間なので…。
(大学時代に両膝の靱帯を損傷しました^^;)
ぜひ皆さんには、ご自分の足・身体を見つめなおす時間をつくって欲しいと願っています。
特に足の小指は、気がついた時には曲がっていますから。
そうなる前にセルフケアを!
もう曲がってる!
という方は、ゆびのば体操とゆびのばソックスを。
https://mirai-iryou.com/yubinoba/gohonyubisocks/
靴のサイズが合っているだけではダメ
靴は足を守るサポーターのような役割をしています。
サポーターは、カラダに密着していないと効果がありません。
たとえば、膝痛用のサポーターをイメージしてみてください。
キュッと締まって身体を支えてくれますよね?
そのサポーターのサイズが合っていないとしたら?
小さければ、ギューッと締まりすぎて血流が悪くなりそうですし、圧迫されて痛そうですよね。
大きければ、ブカブカで身体を支えることができません。
靴も同じなんです!
足にフィットしているからこそ意味があります。
これは、大人でも子どもでも同じです。
子どもさんの靴、しっかりとフィットしてますか?
サイズが合っているだけでは意味がありませんよ?
靴を選ぶことも大事ですが、靴ひもを締めることはそれ以上に大事です。
「ゆびのばソックス」で足指を矯正
靴下はどんなものを履いていますか?
子どもの場合、靴下を履かせること自体がリスクとなります。
詳しくは、下記の記事を読んでみてください。
とはいえ、すでに変形を起こしている場合は別です。
変形した状態では、身体を支えることも、踏ん張ることもできません。
靴のサイズを合わせて、靴ひもを締めたとしても、足指の変形があると高い効果はのぞめません。
2歳くらいの子どもさんでも、履き方を伝えれば自分で履いてくれます。
ちゃんと身体を守ってくれる道具を選んでください。
私はみらいクリニックで働く前に福岡市の施設で、子ども向けの体操教室を開催しました。
と親御さんから相談を受けることもありました。
今になって思うと運動音痴ではなくて、足指が使えていなかっただけかもしれません。
ゆびのば体操をするだけで、運動能力が向上するというデータも出ています。
運動のため、健康のため…
いろいろな理由があるとは思いますが、子どもの足趾を守ってあげてください。
ただ、子どもだけに「ゆびのば体操」や「ゆびのばソックス」をさせるのはお勧めしません。
子どもは親の背中をしっかりと見ています。
子どもが「セルフケアをすることは当たり前」と思えるような環境を作ってあげてください。
そのためにも、まずはこれを読んでくださっている「あなた」から始めててみませんか?
このゆびのばソックスを活用していただける”ゆびのばソックスアドバイザー(登録販売、代理店)”を随時募集しています。
全国でみらいクリニックと同じようなアドバイスが出来る施設、グループ、人が増えていき、いつまでも元気に歩ける人たちが増えていきますよう、これからも「足指のばし」の普及に取り組んでいきます!
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
クリニック案内
amazon著者ページ
今井院長facebook
今井院長Twitter
今井院長Instagram