福岡市立福浜小学校は「あいうべ体操」でインフルエンザの罹患がなんとなんと0名になったそうです。
そんな元気な福浜小学校の生徒たちに向けて、
「知らないと損する鼻の3つのおしごと」
という講演をさせていただきました。申し遅れました「痛みと姿勢の外来」主任の石田です。
足育(フットケア、ゆびのば体操)や息育(あいうべ体操、鼻呼吸)の講演を今井院長の代わりに学校でよく行っています。
今回は、福岡市にあります。福浜小学校で子ども達に出張授業を行ってきましたので、その様子をお伝えいたします!
日常生活で使用する「ハサミ」や「スマホ」などの道具には、それぞれ使い方があります。
正しい使い方をすれば私たちの生活を楽にしてくれるのですが、間違えた使い方をしてしまうと余計に不便になったり、場合によってはケガをしてしまったり…
私たちのカラダも同じことが言えます。
元気なカラダを作るには「鼻呼吸」
この記事を読んでくださっている、あなた!
口、開いていませんか?
あ~、い~、う~、べ~…やってますか?
鼻呼吸で元気なカラダを手に入れましょう!
鼻の3つのおしごと
鼻の3つのおしごとと言えば…
1.匂いをかぐ
2.息をする
3.病気を退治する
上記の3つは、どれも生きていくうえでは必須の能力です。
「2.息をする」ですが、鼻だけではなくて口でも息をすることができますよね?
なぜ、鼻で呼吸をするべきなのかを、生徒たちと一緒に考えていきます。
そうだね、みーんな正解!
口でも息はできるよね!
じゃぁ、今日から口で息をして、鼻で給食を食べてみよう(笑)
いやだよね!
鼻でご飯食べたくないのと同じで、口で息をしないほうが良いんだよ!!!
じゃぁ、今から口で息をしないほうが良い理由をみんなに伝えるね!
ということで、「3.鼻は病気を退治する」に繋げていきます。
が、ここで予想外に展開となりました…
いきなり正解が出てきてビックリしました!
養護教諭の先生の活動が、生徒たちにしっかり伝わっているんですね!
すごいぞ、福浜小学校!と驚きを隠せませんでした。
口が自然としまる「あいうべ体操」
福浜小学校では上記の通り、養護教諭の先生のご尽力によって、この2年ほどインフルエンザの罹患が0になったそうです。
講演中って、参加者の皆さんの顔がよーく見えるんです。
「鼻呼吸」の話を真剣なまなざしで聞いてくださっていることが伝わります。
そして同時に、「ポカーン」と空いている口が目に飛び込んでくる事もしばしば(笑)
しかし、福浜小学校は違いました!
みんなシッカリと口を閉じていたんです。
1年生から6年生まで見渡しても、「ポカン口」が一人もいない。
これは本当にすごいことだと思います。
養護教諭の先生だけでなく、学校全体で「あいうべ体操」取り組まれている成果ですね。
すごいぞ、福浜小学校!
時代は治療から予防へ
そんな福浜小学校の廊下で、面白いものを見つけました!
「あいうべカレンダー」
一日10回体操を行うとシールがもらえるシステムだそうです。
ですが、みんな10回と言わず、50~60回くらいやってくれているようです!
シールがいくつあっても足りませんね^^;(笑)
「あいうべ体操でみんなの変わったこと」
という質問には、生徒たちから下記のような回答が寄せられていました。
・風邪をひきにくくなった
・口も閉じられる
・鼻で息がしやすくなった
・眠いのがすっきりする
・のどの痛みがなくなった
・声が出しやすくなった
・ウンチがよく出るようになった
・アトピー・副鼻腔炎がなおってきた…etc.
講演後も生徒たちが質問に来てくれたり、先生方からもさまざまな質問をいただきました。
病気になってから治してもらうのではなく、病気にならないカラダになることが大事。
そのために、いつでもどこでもできる「あいうべ体操」
やらない理由が見つかりませんね!
私も福浜小学校の生徒たちを見習って一日60回頑張ります!
講演のご依頼はこちら
今回の福浜小学校で行った「息育」講演だけではなく、「足育」講演も各地でおこなっております。
また今井院長推薦のもと、KBCサワダデース・FBSめんたいワイドなどの番組にも出演させていただいた経験もございます。
「息育」「足育」についての講演は、下記のリンクより受付をおこなっております。
ご希望の方は、リンク内のお申し込みフォームよりお願いいたします。
これまでの実績…
・警察互助会(東京都)
・公共施設(久留米市など)
・小学校(福岡市・大野城市など)
・保育園(福岡県内多数)
・歯科医院(名古屋・三重など)
執筆・監修 内科医 今井一彰プロフィール
みらいクリニック院長
内科医・東洋医学会漢方専門医
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック開業
加圧トレーニングスペシャルインストラクター
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