
痛みの外来について(予約制)
初めに
痛み・疼痛は、意識の焦点を自分自身の身体に合わせてしまって、他のことに集中できなくなってしまいます。それだけで不安や心配があふれてきます。痛みの原因というものは、心と体が複雑に絡み合っていて、それらを整理しながら診療に当たることが大切です。
例えば、腰痛の代表としてあげられる腰椎椎間板ヘルニア、脊椎辷症などですが、それらの””形の異常”が痛みを引き起こしていることは余りありません。”動きの異常”、”質の異常”が痛みの原因になっていることがほとんどです。それを優先的に治療した方が、痛みの治療としては理にかなっています。
当院のリウマチ外来の特徴
痛みの外来と言っても、ペインクリニックとは違います。薬、注射や牽引治療などのいわゆるリハビリなどは行いません。 まず身体の問題からのアプローチですが、AKA-博田法(関節運動学的アプローチはかたほう)を中心に痛みの治療を行います。
AKA-博田法では、仙腸関節を主体に治療していきます。当院を受診される方のほとんどが慢性仙腸関節炎による痛みを抱えています。これは、上にも書いたように、レントゲンやMRIでは診断することの出来ない質的問題です。また動かすことによって情報が得られますから、画像診断より触診が大切です。
心の面からのアプローチは、免疫アップの項目にて説明いたします。
対象疾患(関節リウマチ、膠原病一般)
変形性膝関節症、変形性股関節症、変形性頚椎症などの変形性疾患
急性腰痛症(ぎっくり腰)
外反母趾、開帳足などの痛み
肩こり、頭痛、片頭痛などの慢性的な痛み
腰部脊柱管狭窄症
診察・治療方針
当院の方針として、痛み止めやしびれ止めなどの薬剤は極力使いません。急場を凌ぐには良い薬ですが、直接的に問題を解決してくれるものではありません。
また毎日リハビリに通ったりと言うこともありません。腰痛に牽引治療は効果がないどころか、かえって悪化する場合がありますし、ホットパックなどの温める治療であれば家庭でも出来ます。マッサージなどの効果がはっきりしないものも推奨しません。
例えば、歩き方を少し意識して変えるだけでも、身体の動きが代わり、痛みが変化していきます。身体を正しく使っていくことを目標に治療をしていきます。
受診間隔など
お住まいの地域などを勘案して決定しますが2〜4週間ずつです。遠方の場合は、さらに長くなる場合があります。約半分の方は半年以内に治療を終了させることが出来ます。その間の治療回数としては、10~12回です。AKA-博田法は、2週間以上の間隔を開けて受診してください。それ以下の間隔ですと、かえって悪化する場合があります。